AirOne(ProjectA、マルスケ)v4.5リリース
AirOne(ProjectA、マルスケ)v4.5出ました。
リリースノート - http://www.ariel-networks.com/downloads/releasenote/project_a_v4.html
個人的に素晴らしいと思うのが、中山さんが実装してくれた次の機能です。
- 作成・編集画面のウィンドウサイズに合わせて、内容欄のサイズも変更されるようになりました(文字修飾を使用しない時のみ有効)。
この説明では分かりづらいですが、HTMLの<textarea>が縦に伸びると言えば、分かる人には分かると思います。ウィンドウサイズを広げた時、<textarea>は横には広がっていましたが、縦には広がりませんでした。今回、縦にも広がるようになったので、画面の広い人には朗報です。
- ディスク使用量を減らしました。
これに関する小話です。AirOneはデータの履歴を差分と(過去のデータそのままの)キャッシュの形で持っています(当然、暗号化された状態です)。これらのファイル名に、(履歴上の)更新ユーザIDを使っています。特に問題があるとは感じていなかったのですが、サポートの中で、AirOneのファイルがウィルスとして誤検出されやすいという報告があがってきました。暗号化されているので、確率的に、バイナリがウィルスのパターンにマッチすることもあるのでは、と最初は気にとめていませんでした。しかし、ファイル名が問題を呼び込む可能性に思い至りました。AirOneでは、ユーザIDにメールアドレスを使っています(システム上はユニークであれば充分ですが)。例えば、アリエルの人のユーザIDを含んだファイル名は、最後が.comになることがあります。勘の良い人は気づくかもしれませんが、.comの拡張子は、.exeや.batのように実行形式を暗に示す拡張子です。これは色々と嬉しくありません。
今回、拡張子を.afwに統一しました。もしお使いのウィルススキャンのソフトで、無視する拡張子を指定できるなら、指定するとパフォーマンスが向上すると思います。
データファイルの拡張子を統一すると、Google Desktop Search(GDS)へのプラグインを書きやすいという話もありました。復号してGDSのインデクサに渡す必要があるので、簡単ではありません。
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