2008-08-09
恋ヶ窪の怪事件
この通りを友達と歩きながらおしゃべりをしていると、
どこからともなく「うるさいよ」「しずかに」と聞こえてくる。
自転車のブレーキの音でも「うるさいよ」「しずかに」ときこえてくる。
どうも聞こえてくるのは家の中らしいのだが、
近所に取材して見たが、だれひとりとして姿を見た人はいない。
たしかに声は聞こえるそうです。
正面に見えるのがそれらしい。
近所にお住まいのTAさんに聞いてみた。
越してきた10年になるが布団をたたくと「うるさい」ときこえていたので、
最初は近所つきあいもあるので、すみませんと言って謝っていたのですが、
なんか変なんで・・・・最近は慣れてきました。
記者:変とは?
TAさん:なんども「うるさいよ」というので、菓子折を持って行ったのですが、
表札もないし、呼んでも返事もないしで・・・。
誰かが住んでいる気配が一切無いんです。
ちょと気持ちが悪かったんですが、
最近では無視しています。
向かいの町内かいさんが一番古いと聞いたのでそこで取材しました。
町内会SAさん:あの家の事ですか。
50年前までは、ごく普通のご家族が住んでいましたよ。
もっともその頃は、この辺は農地ばかりで静かな所だったんです。
記者:その家族の関係者が今住んでいるんですか?
SAさん:とても近所つきあいがよくて、野菜など分けてあげてました。
8人のお子さんがいてみんな明るい元気な子供でした。
あの事件が有るまでは・・・・
記者:事件とはなんです?
SA:火事だったんです。
1人を残してみんな行方不明です。
当時はこの辺はまだ畑だったので、この一軒だけが跡形もなく燃えてしまったんです。
記者:原因は何だったんですか?
SAさん:当時の警察や消防のひとは不思議な燃え方をしていると言っていましたが、
詳しいことは知らされていません。
記者:1人生き残ったかたは。
SAさん:それが、どうも家族の1人なのか分からないです。
ショックで口がきけないし、やけどで目が見えない。
足には大きな火傷のため歩けない状態でした。
親戚のかたも来ていましたが、誰1人誰なのか見分けができないそうでした。
記者:住んでいた家族はどうなったんですか?
SAさん:火事は夕食時で家族全員がいたのを、私以外のも見た者がいましたが、
「火事だー」といっているまにものすごい勢いで火に包まれて、
逃げ出る者を見た人がいなかったんです。
警察も焼け跡から、家族の靴や、食事の様子などから逃げ出た後がないって言っていました。
記者:今のこの家はたてなおしたと言うことですね。
SAさん:ここが焼けて半年ぐらいして買い手が付いて、更地にしたときに分かったんですが、
家の真ん中に大きな井戸が出てきたんです。
半径3メートルぐらいです。
その井戸から子供シャツと、大人のズボンが見つかりまして、遺体をさらったんですがなにも出てこなかったんです。
なんとも不気味な井戸でしたよ。
でも、買い主が井戸はそのままにビニールで覆って、セメントで回りを埋めていました。
で、そこに今家が建っています。
その後、何人も超してきましたが3ヶ月も立たないうちに引っ越しです。
みんな言うことは決まって「床下から声が聞こえてうるさくて、眠れない」です。
そのうちにここは空き家になっていたんです。
記者:バイクが置いてありますね。
だれか越してきたんですか?
SAさん:4年前に引っ越してきた人の荷物がそのままらしいですよ。
不動産屋がこの物件を扱いたいので、大家を紹介しろと言ってましたが、
本人が行方不明でだれも分からない状態です。
いまだれもいませんよ。
取材中に幼稚園児の一行が、この家の前を通るときに引率の先生がみんなに、
静かに!シーと小声でなんども園児に伝えている。
この園児達は、近くの「浴光保育園」からの散歩でした。
取材を申し込んだか拒否された。
ただ、なかから低いこえで「うるさいよ」「うるさいよ」と聞こえるからとだけ言っていた。
取材中は聞こえなかった。
もう少し近所を取材してみたところ、
人陰を見たことが無いが、声が聞こえるのはたしかのようだ。
「うるさい」「しずかに」
日が落ちるとなんとも不気味な雰囲気になってくる。
霊現象なのか、恋ヶ窪に住み着く古い妖怪なのか、それともストーカー等の仕業なのか大変気になるところだが、
勝手に家に侵入もできないのでその辺は謎です。
取材中にICレコーダーをもっていろいろと音を立てたがその声は聞けなかった。
事務所で再生したところ低く小さい声で「うるさいよ」が入っていたが、ひとの耳で聞ける限界の音で、
ここに掲載してもこのとは再生不可でした。
これが聞こえる人と、聞こえない人があるのか、今の段階では都市伝説の一つとまとまるしかないです。
警察での情報
悪ガキが、この現象のうわさを聞きつけて肝試しに来ては、
スプレーで落書き、投石、音を立てたりで、警察に補導されるそうです。
警察が補導する理由は、事件にして関わりたくないのが理由だと。
悪戯した悪ガキは、家で「うるさいよ」が頭のなかで響き精神異常きたしている。
またそれを調べるために、無断で家に入った警官も同じ事を言って退職しているそうです。
しかも、落書きや、投石でわれたガラスは数日で修復されているそうです。
興味本位で行くと怪我をしますので気をつけてください。
東恋ケ窪
35°42'28.53"N
139°28'10.42"E
theme : こんな事がありました!
genre : ブログ