しかし、HDRイメージを作成するには、これまでPhotoshopなどの高価なソフトが必要だったり、作成方法が繁雑だったりと敷居が高かった。そうした中、フランスHDRsoftの「Photomatix Pro」(英語版)が、簡単にHDRイメージを作れるソフトとして話題になっていた。その後、ジャングルが日本語版となる「Photomatix Pro 3.0」を発売したことで、HDRイメージを気軽に作成できるようになった。そこで今回は、Photomatix Pro 3.0によるHDRイメージの作成をご紹介したい。
Photomatix Pro 3.0の価格は、パッケージ版が2万790円。なお、Zorgにメンバー登録(無料)すると、Zorgからダウンロード版を1万3,440円で購入できる。対応OSは、Windows XP/VistaとMac OS X 10.4/10.5だ。
基本的には、カメラを三脚に固定し、絞り値を固定した状態でシャッター速度を変えて複数枚撮影し、合成を行なう。撮影中に多少構図がずれても、Photomatix Pro 3.0なら「ぶれ補正機能」で修正できるので、高速シャッターで全てのイメージを撮影できるのなら、手持ちでカメラの露出ブラケットを利用する手もある。