dartmaniaです。
社会人になると有給休暇なるものが付与されます。
日本企業を見ているとなかなか有給が取りにくかったり、取ったら昇進に響く等まだまだ課題が山積みな休暇です。
有給休暇とは
ある一定期間勤続した労働者が、リフレッシュや疲れを取るために与えられる法律で定められた休みの事です。
条件としては雇い入れから半年以上かつ8割以上出勤している事です。一般的に、勤続年数によって付与日数は異なります。
新入社員で入社した場合、半年後に10日間付与されます。
その後、1年に付き一回付与があります。日数は1.5年後で11日、2.5年後に12日と1日ずつ増えていき最大で20日になります。
また、有給休暇は使用期限が2年以内となっているので、使い忘れて失効にならない様注意したいものです。
有給休暇のデメリット
デメリットと言いますか、やはり一番困るのは上司からの視線でしょう。
これは僕の会社にもあります。どちらかと言うと取りにくい企業である事には間違いありません。昔ながらの人が多いんですよね。
沢山働いた方が偉い!休ま無い人の方が昇進する!休むやつはろくなヤツじゃない。未だにお偉いさんにはそのような人が多いです。
自分たちもそうだったからお前らも同じ様に働けって事なんでしょう。自分たちも休みたかったけど休めなくて、でもそれはそれで面白かったし今となっては良い思い出とか言っているのでしょう。
確かに、僕も同じ環境で働いていたらそういう考えになっていたかもしれません。
しかし、そろそろその考え辞めにしませんか?
だって休みたいですし。国が法律で決めているのだから絶対に取らなくてはいけないって言うルールを作れば簡単なんですけどね。
有給を取ると昇進に響く
昇進に響くのは面倒くさいですね。昇進したいのが一番ではないですが、頑張って昇進してお金も多く貰う事には一定の価値はあります。
それをたかだか有給使ったくらいで下げられたらたまったものではありません。能力があり結果も出ているけど有給はしっかり取る!そんな人が評価されていなかったら辞めたくなるのも分かります。寧ろそっちの方がダラダラ仕事する人より効率的で良いと思います。
有給休暇を取得したい
僕はそれでも有給休暇は取得したいです。別に社長目指している訳でもないですし、社長になりたければ起業した方が早いですしね。
取得する理由はお金をもらいながらも自分の好きな事が出来るからです。
まあ当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
時給換算してみる
本来、給料は時間換算出来ませんが、大体時給換算すると2,000円くらいでしょう。福利厚生やなんやら入れるともっと高くなりそうな気もしますが。
年間で付与される日数は勤続期間により異なりますが6.5年以上経過すると20日間もらえます。これが最高値です。
これをお金に換算すれば20X2000X8=32万円です。
有給をとっても取らなくてもこれが保証されているなら休みと仕事どちらを取りますか?
僕は迷う事無く休みを取ります。
32万円分の機会損失と同じ
仕事をする事は自身のスキルアップには繋がります。しかし、外の環境に触れる事もとても重要な事です。
一日休んで家族と過ごすのも良いでしょう。セミナーに参加するのも良いでしょう。本を読んだりと友人と会ったり、旅行したり。休む事で得られるものは思っている以上に多いです。
32万円をもらいつつ、自分の有意義な事に利用するか、同じく仕事に費やすかで今後大きく人生は変わると思います。
12年間で1年分の休み
毎年20日間の有給休暇が付与されると12年間で240日になります。
これはおよそ1年間の就業日数と変わりありません。12年間勤続すると1年間まるまるの休みがもらえるのと同義なのです。これが法律で定められているのです。
これってスゴクないですか?逆にこれを消化出来ずに働くのはナンセンスだと思いませんか?
取れない人は一生取れない!?
こんなの理想論だろ。実際全部取れるなんて考えられない!と思う事でしょう。
そういう人はいつまで経っても消化出来ません。出来るか出来ないかではなく、やるのです!
評価を気にしていたら何も出来ないと思う - Dartmania Cafe
有給とっても何も言われない人になれば良い
有給とっても仕事で成果出してるんだから問題ないでしょう?くらいまでいきたいですよね。
なんで休んじゃダメなんですか?それで不当な扱いを受けるのであれば辞めます。くらいまでいけると気持ちがよいものです。
有給休暇を取って何をしたいか
まずは旅行がしたいですね。後はゆっくり一日中読書したり、ブログ書いたり。
基本的にやる事はいつもの休日と変わりないですが2連休と3連休では大きな差です。特に旅行は沢山いきたいですね。3日あればアジア圏なら結構満喫出来そうです。
水曜日に休みがあると気の持ち様もだいぶ変わってきます。
まとめ
周りの友人に話を聞くと意外とすんなり取れている人も多くみかけます。有給休暇に理由を書く必要は全く有りません。
人間には必ず終わりが来ます。時間は無限にあるわけではありません。もっと有意義な使い方をかんがえてみましょう!
人生が残り50年間とすると、睡眠(1日8時間)に約17年間、仕事(1日8時間週休2日)に約12年間丸々費やす事になる。残りの21年間の内、家事や食事、風呂等の生活に必要な行動を考えると、やりたいことや趣味に費やす時間は限られてくる。10年間分くらいとすると約87600時間しかない
— Dartmania@20代投資家 (@_dartmania_) 2017年8月2日
これを機に有給休暇を全部取得して有意義に生活してみませんか?
参考記事:
限られた時間を計算すると意外と自由時間は少なく感じます。色々な制度を利用して上手く自分の時間を作っていきましょう。
自分の気持ちに正直になりましょう。