「仮想マシン」使い偽装…逮捕
という記事を見た。
小沢容疑者は、画像を流出させるソフトが存在しないように見せかけられる「仮想マシン」と呼ばれる機能を使っており、府警は摘発逃れを図ったとみている。
おそらく、VMに、画像を流出させるソフトが存在しないように見せかけられるような機能などない。
摘発逃れでVMを使っていると書いているが・・・
仮想マシンは1台のパソコンで複数の基本ソフト(OS)を別々に作動させる機能。府警が小沢容疑者宅を捜索した際、小沢容疑者はパソコンでシェアが使えな いOSだけを作動させていたため、女児の写真を保存したシェアは確認できなかったが、その後のパソコンの解析で判明した。
記事に書いている範囲では、share動かせる別OSをVMで走らせて、Shareを使えるようにしたかったようにしか読めない。
もし、府警が、本気で、摘発逃れでVMを使ったと思っているのであれば、かなり危ない話である。
なんせ、お巡りさんの作った作文を書き写させて自白だと言いだす京都府警である。今回も、変な調書ができていないことを願うだけである。
というより、こういう記事を嬉々として掲載している読売新聞。
京都府警からのリークに特ダネバンザイで掲載したんだろうが、深く反省していただきたい。
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