1977年生まれのオタク人生

とりあえずｗｉｋｉから。
けいおん！-ｗｉｋｉ

連載時期

2007年5月号 - 2010年10月号
2011年5月号 - 2012年7月号（予定）

連載スタート時は・・　ノーチェックでしたねぇ

掲載誌

まんがタイムきらら
まんがタイムきららキャラット

でもってまんがタイムきらら。
私は竹本泉先生の漫画が大好きで売らずに何十冊も持ってますけど、単行本だけで読んでしまっていて、
まんがタイム系本誌は残念ながらチェックしていないのです。
まどか☆マギカも単行本だけ買った感じです。
残念・・


アニメ上映期間

第1期：2009年4月2日 - 6月25日
第2期：2010年4月6日 - 9月28日

ちょうど私がブログをはじめるより前ですね～
ブログの記事で、けいおん！について触れたことは今まで一度もありません。
いわゆる「にわか」ですからねｗ
真剣に研究している人がいーっぱいいる中、変なこと書けません。

今日は「にわからしく」「素人っぽく」書いてみる。

２００９年のアニメ・・
ｗｉｋｉので調べた。

Category:2009年のテレビアニメ
なんか懐かしいなぁ。
けいおん！以外だと、筆頭は
フレッシュプリキュア!
ですよねｗｗ
プリキュアでその時の時代を思い出す。
キュア廃人だｗ

他に見ていたものは・・

夢色パティシエール
極上!!めちゃモテ委員長
しゅごキャラ!?
懺・さよなら絶望先生

とかかなぁ。
２００７年が初音ミクの発売だから・・
ニコニコ動画を見まくって、東方風神録とかで遊んでいた時代かなぁ。

今みたいに、真剣にアニメを見ていた時代ではなかった辺りですね。



私は昔、楽器をやってたので・・
けいおん！は萌えアニメというより「部活、ナツカシス・・」という雰囲気で見てました。
文化祭終了後の話とか泣きましたけどねｗｗ


さて。
ひさびさの「けいおん！」体験。

単行本を読む。

ストーリーは・・

高校１年生。学校に入学した後・・　部活選びのところから始まる。


きっかけはこの二人。
ドラムスの「田井中 律」りっちゃん　と、
ベースの「秋山 澪」みお。

この二人は幼馴染。
薄くて高い本でも基本カップルであります。

けいおん部に入ろうとするのだが・・
廃部寸前。

けいおん部には今は誰も居ないのだ。先輩が卒業しちゃって・・

４人集めないと廃部になってしまう。



合唱部に入ろうとした「琴吹 紬」ムギちゃん　発見。
ピアノが出来る娘なので、キーボードとして確保。

後一人でノルマ達成！！


最後の一人は・・
「軽い音楽しかやらない」
多分簡単だろうｗ　


何も考えずに入ってきた「平沢 唯」
主人公、なのかな？

これで４人揃うところから、伝説は始まる。


ちろっと読んで、思ったこと。

嫌いではないのですが、「４コマ」形式の連載ながら、普通にたんたんとストーリーを追っているので、
「コマ割り」ってものが全くない。

斬新は斬新だったのかぁ、
なんて思ってみたり。

良い解釈をすると・・
複雑なコマ割りだと、実は読めない人も多いらしい。
どういう順番で読んだらいいのかわからないらしいのだ。

その点・・　実に淡々と進む。
思ったのが、２次元という平面で、時間の流れなども表現しなければならない漫画という媒体。

回想シーン、
心の声、
擬音、
時間の経過、
視点の変更、
コマの大小、
重要性・・

いろいろな表現が必要なのが漫画。

一ページ８コマ。
読み方は常に同じ。

この構成に固定されている漫画を淡々と読んでいると、
「アニメを見ているような感覚」を漫画で味わえる。

読み方が常に一定だからね。
なんというか、受け身。
でもリズム感は出る。


なので、これはこれでよいのかな、と思ってみたい。


音楽活動開始。

まずは・・
始めたばっかの平沢唯さんは、ギターを持ってません
けいおん部に来ても、やることはお茶を飲むこと。あれぇｗ

なので、バイトしてお金貯めて楽器を買う・・
あれ、原作だと、バイトは無いのか。

でもって、原作だとムギちゃんはまだ謎キャラのままです。
社長令嬢なので権力で値切っちゃうんだけどね。


お金持ちをひけらかさない。
でも、使うときは権力を使うｗ

バイトストーリーは無いのか。
アニメ版と漫画版は同一ではないのね。
そういえばそういう解説、読んだ気が。


楽器購入後。
４人の日常が始まる。
まず、ギターのいろいろなエピソード等が入った後は・・

テスト！
４人の学力が示される・・
でもって
唯の特徴。
「才能があるんだか無いんだか」
が出てくるｗ
非常にムラッ気があって・・
テスト勉強中でも、気になるとギターのコード覚え始めちゃって、
全部覚えちゃったり。

追試を食らうものの・・
皆で勉強会すると、１００点とっちゃったり。


「やれば出来る子」
っていうのは、やはり憧れの存在。

希望、可能性でできているヒロイン。
皆の夢を代わりに叶えてくれる。
そう考えると主人公にふさわしい子なのかもしれない。



合宿、水着回、温泉・・

眼福・・

楽しく皆で過ごす。
一人ひとりの個性がゆっくりと描かれていく。

空気系、と呼ばれたこともあるらしい。
何もない日常が続くからか？

いやいや、同じ事をしているように見えて・・
いつか終りが来る、３年しか無い高校生活を描いているんだよ。


顧問、山中さわ子先生の登場。


実は顧問が居なくて、部活として認められていなかったｗ

軽音楽部として、部活動をしっかりと始めていく。
学校行事として行わなくては。

「作曲」「ライブ」
やはりこれがけいおん部の２大活動でしょう。

この辺りで澪の乙女チックで恥ずかしがり屋さんなところがドンドン掘り起こされていく。
可愛い歌詞を作るのだが、自分で歌うのは恥ずかしいｗ　なので歌うのは唯なのだｗ


秋山澪。見ていて可愛い。
本当に可愛い。
人気あるのはわかるわ～　澪。


で、琴吹紬さん。


百合百合しく過ごす他のメンバーを暖かい目線で見守る。


ああああ、なんか、読んでいて。
カードキャプターさくらの「大道寺知世」ちゃんを思い出しました。
暖かい目線で周りのキャラを見守る女の子。
あ、知世ちゃんの場合は、それだけではなくちょっとズレてましたがｗ


暖かい、けいおん部の空気。
その中でお客さんとしてではなく、部員として。
存在感を持って、かつ周囲を観察できる存在。

部のお母さん、というのは言いすぎだけど、太陽のような存在。
ネタになるように自分で動くことは少ないけれども、欠かせない存在。
それが琴吹紬さん。

けいおん部のメンバーを百合百合しく眺めるのに、
男の目線は不要！
琴吹紬さんに感情移入して、けいおん部を体感する。
それが「けいおん！」の正しい視聴方法ではないのか！！？？

なんてことも思ってしまったり。

ムギちゃんは、けいおん部の空気が大好きなんですよ。
でもって、バイトだろうが値切りだろうがお茶入れだろうが・・
何もかも楽しんでる。
そういうところ、やっぱ見ていてしあわせなんだよなぁ。



閑話休題。
学祭ライブは無事に終了。

クリスマス・・　お正月・・　テスト・・

けいおん部は学祭ライブ以外に音楽活動をしていないｗ
ここで・・
「新入生歓迎ライブを開こう！」

この辺りで１巻終了。

いやー、あっという間の１巻。
そして、高校生活１年間分の追体験。

漫画って・・　いいなぁ。


２巻スタート！

２巻のメインイベントは・・
「中野梓」さん。


通称「あずにゃん」が新入生として加盟することにあります。

よく、「あずにゃんペロペロしたいお！」
という単語を吐く人が居ますが・・
紳士の挨拶の一種なので、暖かく見守ってあげて下さい！

あずにゃん込みの５人体制。これでこそ「けいおん部」なのです。

ちなみに、あずにゃんと澪はそっくりです。



見分けられるか否かでけいおん！ファンかどうかを簡易チェックすることができます。

いつ試験を出されてもいいように見分け方を。

胸の大きさで比べるという上級者向けのテクもありますが、
前髪の形で判別しましょうｗ

後半のお風呂回で髪型いじってネタになってたなぁｗ



まぁあずにゃん加入直後の確執。これが２巻前半のメインイベント。
彼女は小学校４年生からギターをやっていて、最初から上手いです。
でもって、お茶のんでケーキ食べて・・　まったりやっているけいおん部に対し、
入部した直後、最初は反発。
でもでも。


お茶飲んだり、仲良くすることも、重要だよね。

だんだんあずにゃん、デレます。
でもって、最初は・・


実力派お姉さん、澪に懐いてますｗ


３年分のストーリー積み重ねがあるからね。
いろいろな組み合わせがあるのもけいおん！の魅力かなぁ。

あずにゃんと仲良くなって・・
やっぱり日常をいろいろ過ごし、
合宿に行って・・


２回目の学祭ライブ！
「ふわふわ時間」を演奏して・・
バンド名「放課後ティータイム」が確定する。


原作連載時、まさか本当にこのバンドが発生して・・
実際に演奏されまくるなんてかきふらい先生、思ってなかったんだろうなぁ。
すごいなぁ、なんて思ったり。


２巻は、秋の学祭ライブが終わり、
クリスマスを皆で過ごし、
お正月、初日の出を見に行って終了！

のんびりのんびり。
サザエさん時空に巻き込まれることもなく、リアルタイムで皆さん歳をとっていきます。

原作を読んでいた皆さん。
けいおん部の５人と一緒に３年を過ごせたんだろうなぁ・・
読むのにも、同じだけの時間がかかる漫画だったわけですね。


３巻スタート！
春を過ごした後、二回目の新入生歓迎会。
・・・獲得ゼロ！

５人の結束がすごすぎて入りにくいらしい。
「部活を盛り上げるんだ！」
使命に燃えていたあずにゃんでしたが・・
今年は５人で行くことに。


この時点で、あずにゃんは、まだ唯に対してちょっと厳しいです。


いよいよ三年生か・・
まずは、メインイベント「修学旅行！」
行き先は京都です。

一応関東の高校生って設定だったみたい。
アニメ版だと「京都の高校生」って雰囲気になっちゃってるから
京都の高校生が京都まで新幹線で修学旅行に行く、という意味不明なストーリーになっちゃってますがｗ

猛暑、合宿・・　季節はどんどん過ぎていく。
だんだん卒業を皆意識していくな。
読んでいてちょっと切ない。

私的に３巻のチェックポイント。
ムギちゃんとりっちゃんのデート。


お嬢様だからねぇ。
何もかも新鮮なんですよ。
りっちゃんいい旦那さんです。


３巻は、３年生の夏まで。
日焼けして・・　熱い！　そんな感じで終わります。


最終巻。４巻。
あ、大学生編は抜きでね。

２学期からスタート。
秋といえば、学祭！　準備から始まります。
一人ひとつ作詞をすることになりました。
平沢唯さんの作詞は・・
「ごはんはおかず」



ああ、名曲。

原作先に読んだ人は、アニメで音楽を聞いて・・
「本当に曲になるとは」と感動したのかもしれませんね。

アニメから先に見ると、当たり前のようにカッコイイ音楽になってますけど。
漫画で歌詞だけ見ると、まともな歌になるとは思えないような素敵ソングｗ

さて、最後の学祭。
けいおん部の活動は勿論だけど・・
クラスでも劇があったり。

学校泊まりこみで準備したり。
皆でお揃いの放課後ティータイムＴシャツ作ったり。

なんか、普通の青春だよなぁ。
これって。
理想の高校生活の一つなんだろうなぁ。

皆、自分の思いをいろいろ浮かべながら読んでるんだろうな。


でもってだ。
漫画版「軽音楽部、最後の学祭」
非常にあっさりと、普通に終わってしまいました。


私は、これは後から作られたアニメ版のほうが好きです。
最初に見たというのもあるけど。

さて。学祭終わった！
次は新歓やって、合宿行って・・　また次の学祭！！

無いんだ。これで最後なんだ・・・・・

っていう感覚。
これって、高校時代の部活動だと、絶対に感じるノスタルジア。
アニメ版だと、そういう感覚を、とっても膨らませてました。
思わず涙が出ちゃいました。


って、アニメと漫画は別物だよね。
どっちが上、とかいう話はやめとこう。あくまで自分のフィーリングに合うか合わないか。
アニメ脚本と原作のかきふらい先生は別の方ですから。



原作は・・
このあと受験勉強編に入ります。
最後の部活動を終えても、仲の良い５人。
２年生のあずにゃんは・・
３年生が居なくなった後のけいおん部を作っていく存在。
お友達がすこしずつ増えていく。

そして、３年生４人はＮ女子大学に全員合格。

綺麗に卒業して、お話が終わります。



私立桜が丘女子高等学校軽音楽部を舞台に繰り広げられた、女子高生たちの日常は、
永遠に続くかと思うマッタリ感でしたが・・
ちょっとずつ、ちょっとずつ変化していって。
そして、卒業で終わる。
モラトリアム期間の終了です。

ここで就職したり、バラバラになるともっと激しいんだけど、
女子大生編に続くってことでもうちょっとマッタリ感は続くんだけどねｗ

なんか、読んでて切なくなりましたね。
あずまんが大王と一緒だ。
すごいきっぱりと終わらせた。

人気がとってもあった漫画だから。
変な話、１０年以上引き伸ばして連載する、とかいう手法も取れなくはないはず。
しかし、けいおん！はそれをしなかった。


代わりに得たもの。
それは、青春時代はいつか終わる、という切なさの描写。

私の心のなかに、いつまでも輝く作品の一つになりました。
ありがとう。「けいおん！」

読んでよかったです。
音楽系にかかわらず・・
部活していた人なら読もうよ。
ノスタルジー感じますよ。


あ、貸本で読んじゃったけど、
あとで買いますｗ

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