映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち 感想(バレあり)
遅ればせながら、プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだちを見に行きましたので、感想、思ったことなどを書いていこうかと思います。
ネタバレ回避なしで書きます。
物語の核心に触れますので避ける方は避けて下さいませ。
最初に結論から。
オールスターズとしては4作目とかうんぬんは別にして、
「作品として、自分はみらいのともだち、すげー好きになった!」です。
普段、感想書くときはTV見て、家のPCでその日のうちに書けるじゃないですか。
今回は情報管制なしでぼへーっとしていたので、映画を見る前に、他の人のレビュー、ツイートなどをたっぷり読んでしまってます。
■映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち(2周目)(穴にハマったアリスたち)
映画プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち/感想(少女創作ファンブログ)
すいませんw 上記2サイト様の映画感想はすでに読了済みです。
影響を受けてから映画を見てますので、かぶるところがありましたらすいません。
でも、お陰でより良く映画を理解できたような気もします。
1,映画館へ行く
さーて。映画館へ出発ですよ~
![映画館 遠景](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08770.jpg)
わーい大都会。
ネタバレ回避なしで書きます。
物語の核心に触れますので避ける方は避けて下さいませ。
最初に結論から。
オールスターズとしては4作目とかうんぬんは別にして、
「作品として、自分はみらいのともだち、すげー好きになった!」です。
普段、感想書くときはTV見て、家のPCでその日のうちに書けるじゃないですか。
今回は情報管制なしでぼへーっとしていたので、映画を見る前に、他の人のレビュー、ツイートなどをたっぷり読んでしまってます。
■映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち(2周目)(穴にハマったアリスたち)
映画プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち/感想(少女創作ファンブログ)
すいませんw 上記2サイト様の映画感想はすでに読了済みです。
影響を受けてから映画を見てますので、かぶるところがありましたらすいません。
でも、お陰でより良く映画を理解できたような気もします。
1,映画館へ行く
さーて。映画館へ出発ですよ~
![映画館 遠景](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08770.jpg)
わーい大都会。
映画っていうのは、家でTVを見るのとは違い・・
全身で楽しむものなんだよね。
「今度の休みにでかけるぞー」
から始まり・・
電車に乗って。
行きなれない新鮮な場所へ行き。
普段は買ってもらえないお菓子も買ってもらえたり。
劇場の人いきれ。
ポップコーンの匂い。
周りを見回すと、楽しそうなお客さん達。
先ほどの上映が終わると・・
興奮冷めやらない人たちが扉から出てくる。
待合室には、精一杯おしゃれをされた子供さんもいっぱいいらっしゃいました。
やはり、映画って凄い。
「おでかけ」
「体感型アトラクション」なんだよなぁ・・
始まる作品。
みんなで盛り上がる。
笑い声。
ミラクルライトが輝く・・
凄い綺麗。
今の時代、twitterとか、2ch実況スレとか・・
そういうので共有体験ってのはあるけれども・・
やっぱりおんなじ空間で同じ物を見る。
そういうのって凄いと再確認できます。
映画ってパワーありますよ。 ナマで見るに限りますね。プリキュア。
![ミラクルデコルライト](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08772.jpg)
あ、子供さんと行きましたので、ライトもちゃんと貰いました。
2,プリキュアオールスターズブランド
さーて。作品の解説。
このプリキュアASNSが上映する前に、
プリキュアシンドロームが出てます。
これの6章とかを映画前に読んだのですが、やはりいろいろ大変そうです。
![プリキュア症候群6章](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08774.jpg)
今でこそ「毎年恒例?」という雰囲気のプリキュア映画ですが、いろいろ大変だったんですねぇ・・
最初は超短編で5分映画。
次は映画一本分。
でもってDX2がでて・・ DX3がでた。
もうね。
人数もどんどん増えるし。
でもってDX3がオールスターズ最後の映画! と言われていて、今回はニュウステージ。
まぁ賛否両論な意見もあるみたいですけれども、私はこの映画は
「一つの作品として面白かった」
と感じております。
このノルマを達成しながら、29人のプリキュアを出すのは薄くなっちゃいますからね。
でもって、そういうのをバッサリ切り捨てても、ひとつの映画作品として面白い。
それって凄いことだと思う。
まさにプリキュアがレジェンドになった瞬間の映画という感じです。
「過去にプリキュアという伝説の戦士がいた」
という概念がみんなに根付いた記念碑的作品なのかもしれませんね。ASNS。
仮面ライダー、戦隊さんと同じ方向ですよね。
最初の方は、なぎさ+ほのか+ひかりが日向さんと美翔さんにチェンジするだけでも大問題。
プリキュアという名前を残しつつキャラを総取替、というシステムを採用するだけでも大騒動。
ふたりはプリキュアが5人になったってのも大騒動。
プリキュアシステム、というレールを頑張って敷いていたところだったんでしょうね。
でもってうまく軌道に乗ってくると、毎年100億円売り上げる孝行娘に育ちました。
まぁお金のことを言うと嫌な人も多いかと思いますけど、大事な事です。
これで暮らしている人も多数。そして、みんな、社運もかけて本気で作っている作品なんです。
そんななか、来年で10周年。というところでうまくこの映画が放映されました。
重要な視点
プリキュアさん以外が主人公!?
これは初めてのパターン。
そして、
新旧交代映画。仮面ライダーシリーズと同じ方向性ですよね。
最新作の新人研修を兼ねつつ、前作の先輩たちからバトンタッチをうける。
そして、過去作品の皆さんが「レジェンド」としてゲスト参加される。
彼女らが
ってのが視聴者レベルで常識になってくれたから、出来る映画なんですよねぇ。
ちょっと前までは2人が5人になるだけで四苦八苦だったのが、
いまでは「来年のプリキュアはどんなだろう?」という会話になっている。
これって滅茶滅茶パラダイムシフト。
新しい常識がファンの間に一気に定着したようです。
スイートプリキュア。
私は大好きでした。
しかし、終了してしまいました。
大人の事情もあります。
同じ作品を2年間続けると、玩具の売れ行きが鈍ってしまうようなのです。
「もう持ってるでしょ!」
しかし、玩具会社は悪ですか?
私はそうは思いません。
なんだろう、この、バトンタッチ映画。そして、レジェンドという概念
今まで愛していた過去のプリキュアさんも、消えたわけでは無いんですよ。
一年間の放送が終わっても、彼女達なりのドラマを作っている。
そういうのを公式にやってくれるなんて・・
凄い愛されているなぁ・・ と感じます。
毎年入れ替わらなければいけない、昨年一年間、私の愛したキャラは、消えてしまうの?という疑問に対して、
オールスターズ映画、という概念で答えを出してくれる。
そして、新しい作品を楽しめる。
これは凄いことだと思う。
オールスターズシステム、嫌いではありません。
3,誰でもプリキュアになれる
映画本編のことを書こうかな。
主人公 坂上あゆみさんは、最終的に「キュアエコー」に変身します。
![キュアエコー](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08773.jpg)
一般人をしっかりと描いて、最終的にプリキュアになる所がクライマックスです。
プリキュアの本質を描いた作品、といっても過言ではありません。
・・・これは秋のスマイルプリキュア映画では描けないテーマですな。
このあゆみさん。最初はイケてないんですよ。
非常に親近感が湧く設定です。
今までプリキュアさんたちが持っていた
友達を思う心、とか守りたいもの、とか。
この時点では全然ありません。
TVで、「伝説の戦士プリキュア」が写って・・
学校で話題になるシーンとか、
リア充VS非リア充
みたいな描かれ方するんですよ。
あと、ラスボスのフーちゃんと仲良くなって・・
「どうしよう、私、プリキュアの敵になっちゃった・・」
と思う所。
リアルです。
輝いてるヒロインに敵視される存在になる。
それは物凄く恐ろしい・・
坂上あゆみさんは、嫉妬もする。
非常に人間らしい。
公園で・・ フーちゃんと過ごす。
星空みゆきさんが来る。
+4人の仲間が来る。
抱いちゃう感想がコレですよ。
そうなんだよね。
プリキュアって、女の子の理想をある程度描いちゃってるので、こういうボッチ、非リア充の部分は余り出てこない。
坂上あゆみさんは・・ そんな部分を代弁してくれる。
でもでも、そんな非リア充にとっては手が届かない存在だと思っていた、「プリキュア」
TVを見ている人はもちろん日常生活を知っていますが、劇中の人たちは知らない。
実際に会うと、普通の女の子でした。
特にキュアピースさん。彼女の役割は大きい。
「あ、伝説って言われてても、プリキュアの中の人はこんななんだ・・」
現実を見てしまったのでしょう。
スマイルさんとの交流は大事な点だと思いました。
手の届かない人、と思っていたら、中身は普通の女の子でした。
普通の女の子がプリキュアになれた、そしてプリキュアをやっている理由。
それは心。
坂上あゆみさんも・・
フュージョン、いえ、遊んでくれたフーちゃんに思いを伝えたい。
友だちになってくれてありがとう、大好き。と伝えたい。
そのまっすぐな気持ちでラストに突っ走る・・
結果的に、彼女はみんなの応援を受ける立場になり・・
輝くミラクルデコルライトの光を受け。気がつくとプリキュアになっていました。
見上げる立場だったプリキュアさんにいつの間にかなっている。
非リア充だと思っていたけれども、全力で頑張っていたらリア充と呼ばれる方に居た。
そのポジションチェンジが・・ なんだかリアル。
映画のラストでも、彼女はプリキュアになったからといって、大きく日常を変えてはいません。
ただ、友達に声をかけるようになりました。
いいなぁ。この日常感。
秋の映画ではできない表現ですよ。ミラクルライトの使われ方も熱い。
4,物語の鍵 フュージョン
![フーちゃん](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08775.jpg)
何で見たんだろう・・ この既視感。
よくテーマにされる存在なんですよ。今回のフュージョンさん。
「純粋な存在」
「善意で動く」
「暴走」
パッと思い出した有名な奴ですと、千と千尋の神隠しの「カオナシ」
あれもお願いを聞いてあげようとして暴走しますよね。
他にもこういうパターン、結構読んだ記憶が。
フュージョンさん。
坂上あゆみさんが大好きです。
隣の犬が怖い!
と思っているといつの間にか消しますし・・
ママに怒られてママ嫌いといっちゃうと
・・・ママが消える。
そして最後は街が・・
これはとってもホラーです。
でもって、間違えたお願いをしてしまった坂上あゆみさんの苦悩も凄い。
古典といえば古典なプロットなのかもしれないけれども。
やはり正攻法。定番であっても、物凄い面白かった。
やべぇ。「ただ、全員出せばいいという映画」ではない。
ちゃんとDX1の設定、フュージョンさんを活用しつつ、
ただの敵だから必殺技うちこんで消せばいい、という終わり方をさせない。
最後は・・ あゆみさんと友情をかわしつつ、とっても綺麗に消えていく。
あゆみさんの願いを叶えるために頑張ったフュージョンさん。
結果的にプリキュアの敵となってしまったのですが、あゆみさんのためにがんばって満足して消えて行きました。
最高のEDでした。
フュージョンさん、すごいいいキャラとして、成仏しましたね。
映画のタイトルとラストシーンの絡み。
こういうギミックはたまりません。
5,締めはダンス
やはり、最新作。現在上映しているスマイルプリキュアのダンスを全員で踊りましたね~
新鮮でした。
そして、東映さんの技術力発表会ともなってますw 未知の技術で動く動く。
ゆりさんにあの若々しい動きをさせつつ、近くにアコさんが踊ってるのは卑怯だと思うんだ・・
細かい点、もう一回、いや、もう何回も見たいなぁ、と思ってます。
という訳で早くDVD、BDでないですかねぇ。
過去キュアが軽んじられている、という前評判を見てから映画を見に行ってしまったけれど。
いざ見るとそんなことを感じない、「プリキュアの中の一作品」として見ている自分に気が付きました。
今回の映画も、満足です。
TB送信先
http://blog.goo.ne.jp/ruby_gillis/e/33d70e6a2bf9366466211502a07ce5b2
http://www.shoujosousaku.com/archives/51800391.html
http://chai-chau0347moe.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/newstage-72f1.html
http://aoiro311.blog47.fc2.com/blog-entry-603.html
http://ameblo.jp/synkronized/entry-11199526720.html
全身で楽しむものなんだよね。
「今度の休みにでかけるぞー」
から始まり・・
電車に乗って。
行きなれない新鮮な場所へ行き。
普段は買ってもらえないお菓子も買ってもらえたり。
劇場の人いきれ。
ポップコーンの匂い。
周りを見回すと、楽しそうなお客さん達。
先ほどの上映が終わると・・
興奮冷めやらない人たちが扉から出てくる。
待合室には、精一杯おしゃれをされた子供さんもいっぱいいらっしゃいました。
やはり、映画って凄い。
「おでかけ」
「体感型アトラクション」なんだよなぁ・・
始まる作品。
みんなで盛り上がる。
笑い声。
ミラクルライトが輝く・・
凄い綺麗。
今の時代、twitterとか、2ch実況スレとか・・
そういうので共有体験ってのはあるけれども・・
やっぱりおんなじ空間で同じ物を見る。
そういうのって凄いと再確認できます。
映画ってパワーありますよ。 ナマで見るに限りますね。プリキュア。
![ミラクルデコルライト](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08772.jpg)
あ、子供さんと行きましたので、ライトもちゃんと貰いました。
2,プリキュアオールスターズブランド
さーて。作品の解説。
このプリキュアASNSが上映する前に、
![]() | プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】 (2012/03/09) 加藤レイズナ 商品詳細を見る |
プリキュアシンドロームが出てます。
これの6章とかを映画前に読んだのですが、やはりいろいろ大変そうです。
![プリキュア症候群6章](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08774.jpg)
今でこそ「毎年恒例?」という雰囲気のプリキュア映画ですが、いろいろ大変だったんですねぇ・・
最初は超短編で5分映画。
次は映画一本分。
でもってDX2がでて・・ DX3がでた。
もうね。
人数もどんどん増えるし。
でもってDX3がオールスターズ最後の映画! と言われていて、今回はニュウステージ。
まぁ賛否両論な意見もあるみたいですけれども、私はこの映画は
「一つの作品として面白かった」
と感じております。
「全員のプリキュアを出して活躍させる」
「全員セリフを当てる」
このノルマを達成しながら、29人のプリキュアを出すのは薄くなっちゃいますからね。
でもって、そういうのをバッサリ切り捨てても、ひとつの映画作品として面白い。
それって凄いことだと思う。
まさにプリキュアがレジェンドになった瞬間の映画という感じです。
「過去にプリキュアという伝説の戦士がいた」
という概念がみんなに根付いた記念碑的作品なのかもしれませんね。ASNS。
仮面ライダー、戦隊さんと同じ方向ですよね。
最初の方は、なぎさ+ほのか+ひかりが日向さんと美翔さんにチェンジするだけでも大問題。
プリキュアという名前を残しつつキャラを総取替、というシステムを採用するだけでも大騒動。
ふたりはプリキュアが5人になったってのも大騒動。
プリキュアシステム、というレールを頑張って敷いていたところだったんでしょうね。
でもってうまく軌道に乗ってくると、毎年100億円売り上げる孝行娘に育ちました。
まぁお金のことを言うと嫌な人も多いかと思いますけど、大事な事です。
これで暮らしている人も多数。そして、みんな、社運もかけて本気で作っている作品なんです。
そんななか、来年で10周年。というところでうまくこの映画が放映されました。
重要な視点
主人公は一般人 「坂上あゆみ」
メインで動くのは
前作「スイートプリキュア」
今作「スマイルプリキュア」
プリキュアさん以外が主人公!?
これは初めてのパターン。
そして、
新旧交代映画。仮面ライダーシリーズと同じ方向性ですよね。
最新作の新人研修を兼ねつつ、前作の先輩たちからバトンタッチをうける。
そして、過去作品の皆さんが「レジェンド」としてゲスト参加される。
彼女らが
物凄い強い。
多くの困難を乗り越えてきた戦士。
女の子の味方。
ってのが視聴者レベルで常識になってくれたから、出来る映画なんですよねぇ。
ちょっと前までは2人が5人になるだけで四苦八苦だったのが、
いまでは「来年のプリキュアはどんなだろう?」という会話になっている。
これって滅茶滅茶パラダイムシフト。
新しい常識がファンの間に一気に定着したようです。
スイートプリキュア。
私は大好きでした。
しかし、終了してしまいました。
大人の事情もあります。
同じ作品を2年間続けると、玩具の売れ行きが鈍ってしまうようなのです。
「もう持ってるでしょ!」
しかし、玩具会社は悪ですか?
私はそうは思いません。
なんだろう、この、バトンタッチ映画。そして、レジェンドという概念
今まで愛していた過去のプリキュアさんも、消えたわけでは無いんですよ。
一年間の放送が終わっても、彼女達なりのドラマを作っている。
そういうのを公式にやってくれるなんて・・
凄い愛されているなぁ・・ と感じます。
毎年入れ替わらなければいけない、昨年一年間、私の愛したキャラは、消えてしまうの?という疑問に対して、
オールスターズ映画、という概念で答えを出してくれる。
そして、新しい作品を楽しめる。
これは凄いことだと思う。
オールスターズシステム、嫌いではありません。
3,誰でもプリキュアになれる
映画本編のことを書こうかな。
主人公 坂上あゆみさんは、最終的に「キュアエコー」に変身します。
![キュアエコー](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08773.jpg)
一般人をしっかりと描いて、最終的にプリキュアになる所がクライマックスです。
プリキュアの本質を描いた作品、といっても過言ではありません。
・・・これは秋のスマイルプリキュア映画では描けないテーマですな。
このあゆみさん。最初はイケてないんですよ。
非常に親近感が湧く設定です。
引越してきたばかり。
友達が居ない。
学校行きたくないなぁ・・
今までプリキュアさんたちが持っていた
友達を思う心、とか守りたいもの、とか。
この時点では全然ありません。
TVで、「伝説の戦士プリキュア」が写って・・
学校で話題になるシーンとか、
「あの娘達、私達と同じぐらいの歳だよね~、近くに住んでたりして」
リア充VS非リア充
みたいな描かれ方するんですよ。
あと、ラスボスのフーちゃんと仲良くなって・・
「どうしよう、私、プリキュアの敵になっちゃった・・」
と思う所。
リアルです。
輝いてるヒロインに敵視される存在になる。
それは物凄く恐ろしい・・
坂上あゆみさんは、嫉妬もする。
非常に人間らしい。
公園で・・ フーちゃんと過ごす。
星空みゆきさんが来る。
+4人の仲間が来る。
抱いちゃう感想がコレですよ。
いいなぁ、友達いっぱい居るんだ~
(私には居ないのに。寂しい)
そうなんだよね。
プリキュアって、女の子の理想をある程度描いちゃってるので、こういうボッチ、非リア充の部分は余り出てこない。
坂上あゆみさんは・・ そんな部分を代弁してくれる。
でもでも、そんな非リア充にとっては手が届かない存在だと思っていた、「プリキュア」
TVを見ている人はもちろん日常生活を知っていますが、劇中の人たちは知らない。
実際に会うと、普通の女の子でした。
特にキュアピースさん。彼女の役割は大きい。
「あ、伝説って言われてても、プリキュアの中の人はこんななんだ・・」
現実を見てしまったのでしょう。
スマイルさんとの交流は大事な点だと思いました。
手の届かない人、と思っていたら、中身は普通の女の子でした。
普通の女の子がプリキュアになれた、そしてプリキュアをやっている理由。
それは心。
坂上あゆみさんも・・
フュージョン、いえ、遊んでくれたフーちゃんに思いを伝えたい。
友だちになってくれてありがとう、大好き。と伝えたい。
そのまっすぐな気持ちでラストに突っ走る・・
結果的に、彼女はみんなの応援を受ける立場になり・・
輝くミラクルデコルライトの光を受け。気がつくとプリキュアになっていました。
見上げる立場だったプリキュアさんにいつの間にかなっている。
非リア充だと思っていたけれども、全力で頑張っていたらリア充と呼ばれる方に居た。
そのポジションチェンジが・・ なんだかリアル。
映画のラストでも、彼女はプリキュアになったからといって、大きく日常を変えてはいません。
ただ、友達に声をかけるようになりました。
いいなぁ。この日常感。
秋の映画ではできない表現ですよ。ミラクルライトの使われ方も熱い。
4,物語の鍵 フュージョン
![フーちゃん](https://blog-imgs-10-origin.fc2.com/d/a/i/daizu1977/DSC08775.jpg)
何で見たんだろう・・ この既視感。
よくテーマにされる存在なんですよ。今回のフュージョンさん。
「純粋な存在」
「善意で動く」
「暴走」
パッと思い出した有名な奴ですと、千と千尋の神隠しの「カオナシ」
あれもお願いを聞いてあげようとして暴走しますよね。
他にもこういうパターン、結構読んだ記憶が。
フュージョンさん。
坂上あゆみさんが大好きです。
隣の犬が怖い!
と思っているといつの間にか消しますし・・
ママに怒られてママ嫌いといっちゃうと
・・・ママが消える。
そして最後は街が・・
これはとってもホラーです。
でもって、間違えたお願いをしてしまった坂上あゆみさんの苦悩も凄い。
古典といえば古典なプロットなのかもしれないけれども。
やはり正攻法。定番であっても、物凄い面白かった。
やべぇ。「ただ、全員出せばいいという映画」ではない。
ちゃんとDX1の設定、フュージョンさんを活用しつつ、
ただの敵だから必殺技うちこんで消せばいい、という終わり方をさせない。
最後は・・ あゆみさんと友情をかわしつつ、とっても綺麗に消えていく。
私の願いはもう叶ってたんだよ。
だってともだちになってくれたじゃない。
あゆみさんの願いを叶えるために頑張ったフュージョンさん。
結果的にプリキュアの敵となってしまったのですが、あゆみさんのためにがんばって満足して消えて行きました。
最高のEDでした。
フュージョンさん、すごいいいキャラとして、成仏しましたね。
映画のタイトルとラストシーンの絡み。
こういうギミックはたまりません。
5,締めはダンス
やはり、最新作。現在上映しているスマイルプリキュアのダンスを全員で踊りましたね~
新鮮でした。
そして、東映さんの技術力発表会ともなってますw 未知の技術で動く動く。
ゆりさんにあの若々しい動きをさせつつ、近くにアコさんが踊ってるのは卑怯だと思うんだ・・
細かい点、もう一回、いや、もう何回も見たいなぁ、と思ってます。
という訳で早くDVD、BDでないですかねぇ。
過去キュアが軽んじられている、という前評判を見てから映画を見に行ってしまったけれど。
いざ見るとそんなことを感じない、「プリキュアの中の一作品」として見ている自分に気が付きました。
今回の映画も、満足です。
![]() | プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】 (2011/11/25) キュアメロディ、キュアリズム 他 商品詳細を見る |
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