自転車で大磯吉田茂邸から鎌倉へ

土曜日、5時起床。ゆうべ、ほろ酔い加減で輪行袋に詰めておいた自転車を担ぎ、京急から相鉄、小田急で渋沢へ。駅で自転車を組み立てて輪行袋などを片付けるまで10分。

自転車に乗って乗馬クラブまで。なんか、久しぶりに自転車もって来たなー、冬場で寒かったり、移動の予定があったり、なかなか、自転車でくる機会が無かったので。

乗馬もだいぶん慣れてきて、そろそろ方向性を考えないといけないな…と思っております、頻繁に来る感じにするのか、月1～2回のペースを維持してそれなりにやるのか。まあ、後者だと思いますが。

終わって、自転車に乗って移動開始。国道246から県道62経由、県道71に入って南下。最近、近所くらいしか走っていなかったのでどの程度走れるか不安だったけれど、まあ、ちょっと走れば感覚が戻ってくるものです。来月大島に行くので、ちゃんと慣らしておかないとね。

秦野中井のインターを過ぎて、しばらく走って、二宮町に入り、混雑しているマクドナルドで昼飯。ビックマックMセットのドリンクをグランドコークに替えて590円。俺たちのマクドナルドが帰ってきた感がある。コカコーラゼロにしたのがちょっと日和ってますが。

さらに南下して国道1号線に出て、東に進路を変えて大磯町に入る。そしてやってきたのが、乗馬クラブから20kmちょっと、大磯町の、かの「大磯の老人」の邸宅である。

吉田茂邸は、数年前に全焼してしまったんだけれど、今年4月に再建オープン。正直、これを再建する価値がどの程度あるかはコメントしかねるけど、まあ、いろんな複製品が飾られていたり、野次馬的には興味深い。

首相官邸直通黒電話（複製）とか、

舟形の風呂桶（複製）とか、麻生太郎寄贈置き時計とか…。まあ面白いです。大勲位は複製品じゃなかった。書斎もなかなか

寝室「銀の間」となりの賓客接待用応接間「金の間」からは、大磯の海や、富士山もよく見えるのだった。

わりとなんでもかんでも、とりあえず関係するものが並べられていて、愛飲した司牡丹とか、

内田百閒から寄贈された「ノラや」とか、小説吉田学校のポスターとか…。そして、白足袋オブジェ、パナマ産葉巻ベンチ、

さらにはバカヤローオブジェに至っては、もう悪ノリ、悪ふざけとしか思えないのだった…。現物を現地で見て涙してほしい

どうかと思います。また自転車に乗り、国道129号線に入って平塚、橋を渡って茅ヶ崎。129号線はガンガン飛ばす自転車も多いけれど、28km/h巡航くらいの安全運転でまいります。やがて江ノ島へ。車は動かない、駐車場は空いてない、江ノ電はギチギチ、店は大行列、みなさん、よくいらっしゃいますよね、お疲れ様です。

喧騒横目に通り過ぎてやってきた、和田塚駅近く。鎌倉ブックカーニバルの第2会場「くるくる」。吉田茂邸から25km、のどが渇きました。

「くるくる」は、なんかもう、鎌倉！としか言いようの無い、素敵空間であった。

にぎわっているけれど、外界の喧騒からは隔絶された感じだ。オーガニックな感じのレストランとか（別にオーガニックで無くてよいのだが）、ここはまた来たいと思った。

そして、鎌倉の雑踏に揉まれたくなかったので、和田塚から亀ヶ谷坂経由で北鎌倉、小袋谷に抜けて、

鎌倉街道を通って帰宅したのです。鎌倉から20km。本日の走行距離は73km

ビール飲みたい…という感じではなく、とにかく風呂に入りたい、酸っぱいものがほしい、フルーツがほしい…みたいになっていたので、だいぶ疲れましたね。日焼けもしたし。

しばらく休憩してから、晩飯は日ノ出町駅近く、ラーメン屋が出来ては潰れる場所に開店した『麺屋清星』へ。無化調の坦々麺が売りらしく。汁なし担々麺、本格的でかなり美味かった。実はこの場所、店はすぐに無くなるのだが、毎回、ラーメンは美味いのです。

その後も、とにかく、のどが渇いてしかたなくて、がぶがぶ水を飲むのに、ちっともトイレに行く必要が無い…みたいな状態が続いたのでした。水はどこに消えていってしまうのか。

在華坊(@zaikabou)/2017年06月10日 - Twilog