日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

空母ジョージ・ワシントンに乗ってきたよ

米軍の横須賀基地で『グランドイルミネーション』というイベントがあって、空母ジョージ・ワシントンに乗れたりするのが目玉らしい。というわけで、ちょっと行ってきた。
http://www.cocoyoko.net/grand_illumination/index.html
汐入の駅で降りて、正面入り口に辿りついたのが11時15分くらい。本当は12時開門らしいのだけれど、すでに開門していて、行列は長く延びていて、私の後ろにもどんどん行列がのびていた。40分ほど並び、荷物チェックと金属探知機を通って、
ゲートの中へ。パスポートなど、本籍地を確認できる身分証明書を持参してください…と書かれていたけれど、特にチェックはされませんでした(見るからに怪しげな人はチェックされるかも…)。後ろのほうからドンツクドンドンと聞こえてきたけど、あれは反対派かなんかの人たちかな?
基地内はもっとアメリカアメリカしてるかと思ったけど、まあ基地ですからね、それほどでも無し。軍用施設である前に、生活空間だなあ、って印象は受けました。

これは明治4年に完成した、日本で作られた最初のドライドック。現役稼働中

劇場もありました。第七艦隊のバンドによる演奏が行われていたりした…らしい(見てない)

これは…揚陸指揮艦ブルー・ブリッジかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E7%8F%BE%E5%BD%B9%E8%89%A6%E8%89%87%E4%B8%80%E8%A6%A7
そして、空母ジョージ・ワシントン


なんか、でっかすぎて現実感が…。昨年、横須賀に配備された原子力空母で、全長は333m。満載排水量97,000トン。原子炉2基を搭載。


格納庫から中に入ります


広くて天井が高い…今日は何も入って無くて、ガランドウでしたが。

航空機の発艦、着艦の様子を映像で流していたけれど、英語そのまま直訳した日本語解説が面白かった。『とてもやる気のある乗組員』とか。ほいで、この格納庫からどうやって飛行甲板に上がるか、って話なんだけど…



はい、もう、戦闘機とかリフトするためのエレベーターにそのまま乗せてくれるんですね!これが一番のお楽しみ。で、実際に乗ってみたのがこんな感じそして降りてゆくエレベータ結構なスピードで上下するのね…。そして甲板上へ


広すぎて安定しすぎていて、船の上にいる、という感じがぜんぜんしません…航空機も一機、ハリボテが置いてあっただけだし


この巨大重機は良かったですね

番号のまわりの電飾がカラフルだけど、これはクリスマスイルミネーションなのかな?それとも普段からこうなの?

というわけで、さっきとは反対側のエレベータに乗って、再び格納庫へ

外に出るころに小雨が降り出していたけれど、空母に乗るための行列はずいぶん延びていた

空母堪能いたしました…


基地から出るために歩いていたら、途中で消防車もありましたよ

結構出店がでていて、たぶん、基地に勤める人の家族とかがやってたんだろうけれど、ハンバーガーとかチキンとかアメリカンな感じで美味そうだったなあ。割合、高めのお値段設定だったけれど。あと、ピザが3種類くらい売っていて、お持ち帰りの人が沢山いました。あれもうまそう。一人で食べるには躊躇する量だったけれど、ちょっと食べてみたかった。

雨にやきもきしながらの土曜日、河口龍夫展など

8時起床。午後から雨になると言っているけれど、ちょっと晴れ間が覗いたりはしている。Twitterを眺めていたら、mechapandaさんが

ここから気温は上がらず急に天気悪くなるのか? まあ、横須賀に行ってみて人混みに心折られてこよう。
http://twitter.com/mechapanda/status/6353538035

とつぶやいていた。で、何かあるのかな?と調べたら、米軍の横須賀基地で、空母ジョージ・ワシントンに乗れるイベントがあるらしい!お出かけの予定決定。日ノ出町から京浜急行で汐入へ。いつもなら自転車で行くところだけれど、雨だからね…。で、空母は堪能して、横須賀中央まで徒歩。途中の松屋で牛飯。横須賀中央からは快速特急で爆睡して、日本橋乗り換えの竹橋へ。国立近代美術館で河口龍夫展を見る。
入り口にある作品一覧、必ず持って入場しましょう。美術館でキャプションや解説を先に読むのはあまり推奨されないけれど、この展覧会は、ちゃんと読んだほうがいい。というか、ぱっと作品を見て『?』と思ったら、すぐに見たほうがいい…という感じか。解説読んで、作品を見て、なるほどー、と納得したり、はっとしたりする作品。と言って、コンセプチュアルに過ぎてどうにも…ということではなくて、作品の造形そのものも美しいのですね。造形の美しさがあればこそ、成り立っているのかな、とも思います。
常設展も。相変わらずクオリティ高し。特に本日は、横山操の『塔』と靉光の『馬』が見られたので、大変満足いたしました。
美術館を出ると、雨が強くなっている。4時をまわると、すでにうす暗くなり始めて。とぼとぼと雨の中を歩き、北の丸公園を抜けて、靖国神社へ。参道も雨にぬれている。大型の観光バスが沢山停まっている。

法政大学の富士見キャンパスのほうに抜けると、まるで首相官邸のような厳重な警備。中核派との抗争って、そんなにエライことになってるの?それから橋を渡って市谷田町、移転したミヅマアートギャラリーで開廊展。出たころには真っ暗。もう寄り道する気も萎えたので、飯田橋まで歩き、秋葉原で京浜東北線に乗り継いで居眠りするうちに横浜へ。
ちょっとデパートなどを覗いてから、桜木町に出て、魚屋でメヒカリ、生しらす、お惣菜のポテトサラダを購入して帰宅して晩飯にする。

改めてツネオさんすげーって思った

結局、はてな界隈のその筋の話って、最終的に『永遠の嘘』云々に帰結するのだから。
ただ不思議なのは、その『永遠の嘘』について侃々諤々するのが目的なのか、『永遠の嘘』云々に辿りつく過程で馬鹿を振り落すショーをやるのが目的なのか、よくわかんないこと。