あるべきリアル書店(青山ブックセンター六本木店にて)

私は、事務所から行きやすく品揃えが良いこともあって、六本木ヒルズそばの青山ブックセンター六本木店へ時々行くことがあるのですが、今日、割と久しぶりに立ち寄って、目につき興味を感じた本を6冊ほど買い込みました。今の私の関心のベクトルがどういう方向へ向いているか、何となく感じてもらえるかもしれません。

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終戦後、間もなく満70年を迎えようとしている、ということもあってか、戦争に関する本が、わかりやすく陳列されていて、見ているうちに、これも欲しい、あれも欲しいと、購買意欲が大いに刺激されました。ぱぱっと見て、ちょっとどうかな、と思い買わなかったものもありますが、こういうところが、アマゾン等のネット書店では、ぱぱっと手に取り自分の基準に従ってポイントになりそうなところを拾って見る、ということが、リアル書店に比べて出来にくく、やはりリアル書店にメリットを感じました。
「大日本帝国の興亡1」は、アマゾンで買いかけてまだ買っていなかったので買ったのですが、店頭で平積みになっていたのは「3」で、1がちょっとすぐに見つけられなかったので、店員に聞くと、すぐに1を見つけ出して渡してくれました。ネット書店では何でも自分でやらなければなりませんが(当たり前ですが)、こうして店員のアシストが得られるのもリエル書店のメリットだと感じました。
このような、品揃えが良く店頭で一覧できること、買うかどうかを決める際の確認がしやすいこと、店員のアシストが得られることが、やはりリアル書店の大きなメリットで、アマゾンでかなり本を買っている私としても、今日はここに来て良かったなと思いましたし、在店時間20分くらいでこれだけの本を買えたのも、おそらくアマゾンでは無理だっただろうと思いました。ネット書店とリアル書店を、どちらかに偏することなくうまく使い分けることで、より充実した読書生活を送ることができるのでしょう。
こういうところに、リアル書店の良さがあり、ネット書店と切り分けられ独自のメリットを持って存続していくためには、さらにそういった点を伸ばしていくべきだろうと思います。リアル書店のあり方をしみじみ感じさせられた、今日の青山ブックセンター六本木店でした。

2015年07月17日のツイート