ETCを使ってフェリーに乗ろう!

 通常の乗船手続きは、いったんフェリー乗り場で下車した後、切符売り場で申込書の記入や車検証の確認、乗船券の購入が必要で乗船までに約二十分かかる。ETCを利用した乗船システムでは、乗船ゲートの専用機器が車載器番号を読み取り、手続きと支払いが自動的に行われる。

 利用は事前登録が必要で、長さ六メートル未満の乗用車のみが対象。片道運賃は普通車が四千八百七十円(通常六千三百九十円)、軽自動車が四千三百七十円(同五千四百九十円)。同乗者の運賃は無料となる。実験は来年一月末まで。同社は「利用状況をみて、継続するかどうか検討する」としている。

「日本初!ETCを使ってフェリーに乗ろう!」
フェリーの乗船手続きって面倒だし時間掛かるし、受付業務やってる方も大変だとは思ってたけど、そこにETC導入ってのはいいかも知れんね。
っていうか高速道路以外でETC使ったりできるのか?便利はいいけどセキュリティとかだいじょぶ?
と思ってざっと調べたら、今年度入った辺りからそういう活用が認められたらしい。

   ETC車載器の普及は、2001年3月のサービス開始から2006年2月末までの約4年半でセットアップ台数が1,100万台、利用率も60%に近づくなど急速な展開を見せております。
 こうしたなか、民間事業者等においてもETC関連技術を駐車場利用料金決済や給油料金決済等、有料道路の料金徴収以外へ活用しようとする取組みが進められております。平成17年6月には、日本経済団体連合会から、既存ETC車載器を有料道路通行料以外にも活用できるよう既存システムの用途の拡大等について、規制改革要望がなされております。
 こうした状況を踏まえ、今般、既存ETC車載器により駐車場等の料金決済を行うことができるよう、車載器の機能の一部を民間事業者等が利用できるようにし、ETCの一層の普及促進を図ることとしました。

これ、普及しだしたら面白いことになるだろうなあ。駐車場とかドライブスルーとかあっという間にETCに置き換わるんじゃなかろうか。