ARToolKitでARDeskTopもどき(その10)

これまでとは異なったARDeskTopを動画にしてみた。ARDeskTopはアイデア次第でこんな風にも応用できる。
現状のディスプレイでは片目で見た方が良いが、3Dディスプレイが一般的になったら結構面白いと思う。

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現在Youtubeなどで見られるARが似たようなものばかりになり、AR自体がなんだかつまらないものに感じてきたので、変わったものを作ろうと思った。どうせディスプレイの上のWebCamを使うならこう言うのはどうだろうかと思いついてから一週間ほどで完成した。

このシステムは計測ではWebCamが2台必要だが、操作のときは1台で済むのが売だ。
動画その5で行ったようにWebCamにマーカーを逆さにくっつけて、ディスプレイに表示されたマーカーとを映し合い、ディスプレイの上のWebCamとディスプレイの位置関係の行列を求める。
一度その行列を計算してしまえば、WebCamを動かさない限り、再計算の必要はない。


また。この動画はバーチャルリアリティよりも、Appleの3Dデスクトップ関係の特許ニュースに影響されている。

アップル、OSデスクトップを3D化する特許申請
アップル、上下左右から覗きこめるディスプレイシステムを特許出願



あとHMDがボロすぎる。640x480のHMDより目の前の26インチの液晶ディスプレイの方が遥かに綺麗で快適だ。


これまでのよりも悪い点は、ボタンをかなり手前に引っ張ってこないとクリック出来ない点だ。そうなるとつまりボタン自体がかなり大きく表示されてしまう。
カーソルも空間とディスプレイで若干ズレが生じるので操作に慣れが必要になる。