滝川クリステル自らが語った「ななめ 45 度」の秘密


お約束


23 日放送のフジ系「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」に出演した滝川(たきがわ)クリステルは、自身がキャスターをつとめる「ニュース JAPAN 」における独特な座り姿のポジショニング、通称「ななめ 45 度」の秘密について明らかにしていました。

滝クリ曰く「話したくて話したくて仕方なかった」らしいです。

女性はあの角度がいちばん綺麗に見えるから

「ニュース JAPAN 」のあの薄暗いスタジオセットは滝クリと共にキャスターをつとめている松本方哉(まさや)氏が、「踊る大捜査線」のセットを作った人と話し合った結果、懐かしの「サンダーバード」をモデルに作り出したのだそうです。

で、滝クリの代名詞ともなっている「ななめ 45 度」についても、滝クリは松本キャスターから

「女性はあの角度がいちばん綺麗に見えるから」

との説明を受けたといいます。「そういうカラクリがある」んですって。つまりすべての仕掛けは松本キャスターによるものでした。

なんだかいやらしいですね。

滝クリにすれば「最初はやりにくかった」ようです。また番組中に松本キャスターと話をするとき視聴者に背を向けることになるのは失礼なんじゃないか、とも。ただし途中からは視聴者に背を向けるのも厭うことなく松本キャスターを向くようになったようです。

これに対してタモリは「背を向けた後ろ姿の首筋もイイ」的なニュアンスの立場を表明していました。

なんだかいやらしいですね。

滝クリと視聴者は「二等辺三角形」で結ばれる

「ななめ 45 度」という角度に関してはもう少し深く掘り下げられていました。

この理論に関しては滝クリから『二等辺三角形』というキーワードが出てきます。ぼくのような文系のバカにはちょっとややこしい用語です。

放送では滝クリ自ら「どこがどう二等辺三角形なのか?」とボディランゲージで熱心に解説してくれました。

「ななめ 45 度」の謎を読み解く上で重要な場面ではあったのですが、しかし滝クリの二の腕がタモリの目前を横切るたびに、タモリが「いいッスね、手が・・・」と恍惚の表情を浮かべるため、今ひとつ画面に集中できませんでした。


タモリ二の腕発情期


なので、「滝クリの言いたかったのは、たぶんこういうことなんだろう」という理屈を、以下に当てずっぽうで書いてゆきます。

図解「ななめ 45 度」

一般的なニュース番組で 2 人キャスターがいる場合、視聴者とキャスターとを結びつけるフォーメーションは、こうですよね。

図 1

いきなりうんこみたいな図解で申し訳ないんですけれども

すなわち
・テレビを見ている視聴者を頂角とした三角形が形成されている
・画面に映っているキャスター 2 人から視聴者への距離が等しい



見慣れたこんな感じがおおよそニュース番組の基本です。


でも滝クリ曰く、「ニュース JAPAN 」は一風変わってこうだ、と。

図 2

・滝川クリステルを頂角とした二等辺三角形が形成されている
・画面に映っている松本キャスターと視聴者からの滝クリへの距離が等しい
・滝クリ頂角は「 90 度」。ゆえに視聴者に対して「 45 度」

したり顔で箇条書きにしてますが書いたそばから反論にブルブル脅えています。

ちなみに滝クリの解説にひとつそもそものツッコミどころがあるとすれば、図 1 のごく一般的なニュース陣形の場合でも、既に『二等辺三角形』という用語には当てはまると思うんですよね。なにも「ニュース JAPAN 」ばかりが二等辺三角形なわけではない。


ただ本論として図 1 と図 2 でなにがいちばん大きく違うのかといえば、『二等辺三角形の頂角の位置が滝クリである』という点が力強く言えるのはたしかです。

滝クリを頂角とした二等辺三角形を形成することで、「滝クリに対しての松本キャスターの距離」=「滝クリに対する視聴者との距離」の図式が成り立つ。

図 1 ではキャスター同士が密接して並び、視聴者と等しい距離が開いているわけですが、そんな陣形を取るよりも、滝クリと視聴者との距離が、もうグッと遥かに縮まっているように感じられるのです。

滝クリは言います。

「一方的に見てるんじゃなくて、いっしょにニュースを感じられる」
「共有してる感じがする」

「ななめ 45 度」は「共有の角度」と言っても良さそうです。

まぁ単なる錯覚みたいな部分もあるんでしょうけど・・・。

タモリはタキクリにタックルしたい

最後に、前回の更新で呈示した「タモリは滝クリを好いているのでは?」疑惑につきまして。

22 日の放送では、キャイ〜ン天野から滝クリが紹介されたとき、タモリがろくなあいさつもせずにいきなり電話を切っちゃうというミスをやらかしたわけです。

ちなみに滝クリは電話に出る前から「いいとも!」を言う練習をしていたんだそうで(「お友達紹介がその場のガチなアドリブかどうか」とかまったく関係ない)、タモリに電話を切られたときもそのことに気づかず受話器の向こうでひとりで「いいともー!」って言ってて虚しかった、というおもしろ話を披露してました。

ただ結局タモリは「なぜ電話を切ったのか?」について理由は明言していないのです。「申し訳ございませんでした」と謝るのみ。あれは単なるミスだったのか? いったいタモリの本意とは?


フジテレビの梅津弥英子アナの結婚式で滝クリとニアミスしたことがある、とタモリは話し始めました。

タモリはその結婚式で泥酔したらしく、さんざんな行動を取った挙げ句、元フジの千野志麻の「偽善的な言葉に激怒」して、千野にタックルをかました、といいます。具体的に聞きたい話ですが本題ではありません。

で、タモリは滝クリに対する気持ちを最後に告白してました。

「タックルしたいなーと思ってたんですよ(滝クリに)」
「これはあの、そういう偽善的、とかいう意味ではなくて」
「タックルしたいなーと思って」(← 2 度目)

とめどなく溢れ出すこの想い。

滝クリ「?? それはなぜですか?」
タモリ「いやぁ、タックルしたいなーって(笑」(← 3 度目)

恋は理屈じゃないってことですね、わかります。