罵倒タグと罵倒コメントでは揉め事コストが大きく異なる

id:HALTANの論理の滅茶苦茶さをフォローする気はないけど。
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いやそれはこっちのセリフなんだけど・・・(追記あり) - Apeman’s diary


コメントとタグで何が違うかというと、一番の違いは
「タグは注目エントリーリストにそのまま記載される可能性がある」
という点。
ネットバトルというのは、極論すれば「不特定多数へのプレゼン勝負」。
そういう意味では、最初に見ず知らずの人の目に入りやすい領域に周辺情報の抜け落ちた罵倒語を載せるのはリスクが非常に大きい。


人間は第一印象が強く残りやすい。
他の注目エントリーを追ってる最中にいきなり「うんこ」とか「馬鹿につける薬はない」とかのタグに遭遇したらワクワクしますギョッとする。
話をそこそこ追ってる自分ですらインパクトを感じるんだから、話を全然知らない人が普通に注目エントリーを追っている時、これらの罵倒語を見せつけられたら、罵倒タグをつけた人への偏見を持ちかねない。*1


「そんなのは些細な事だ!それに騙されて論理を判断しないような人間はこっちから願い下げ!」と言い切れれば話は早いんだけど、それでは論敵を利するだけで自分にとっては損にしかならない。
最悪、自分達の陣営の孤立を招く恐れがある。


もちろん、「そのリスクを負ってでも他人を罵倒しないと気が済まない」というのもアリです。
ただ、わざわざ議論に必要のないノイズを上乗せして焦点をぼやかすのは勿体ないなと。

*1:それだけで白黒つけてしまう人もアレだとは思うけど