涼宮ハルヒの憂鬱 その危険な世界観

2006/7/8追記:涼宮ハルヒシリーズの話をよむためにここにたどり着いた皆様へ。ブラウザの文字列検索機能(IEならコントロールキー押しながらF)を使って「その危険な世界観」で飛ぶと余計なところは読まないですみます。既読の方で本題だけを読むなら「SQL」で検索するとその部分に飛べます。
左側『カテゴリー』の『涼宮ハルヒシリーズ』をクリックすると7/2以降に書いた感想も出てくるので興味あったら行ってみてください。

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おはようございます。
暑くて目が覚めた。




車の中で太田裕美の歌を聴きながら思ったこと2点。


俺からすると演歌にしか思えない歌を歌ってたんですね。知らなかったよ・・・。ふと思ったんだけど演歌って言うジャンルは何を持ってして演歌って言うんだろう??「北酒場」とか「氷雨」は演歌って感じる。「襟裳岬」「冬のリビエラ」「熱き心に」あたりは微妙。自分でも基準がわかりません。結局は主観的な物なんですよね。


もう一つ。「君と歩いた青春」について。いい歌です。泣きそうになります。でも、よくよく聞いてみると、めちゃめちゃ身勝手な男の歌です。ばちあたりなことをして一緒になった女に捨てられたあげくにあの最後の魂の叫び。あらすじだけ書くと「ざまーみろ」って感じですね(笑)それ以外にも突っ込みどころはあります。
でも、そんな歌をあの美しい声で歌われるとねぇ。この歌の伊勢正三版は覚えていないって2006/6/26の日記に書いたけど、もしかするとそこを微妙に感じ取っていたのかもなぁ。そんな繊細な人間ではないんだけどねぇ(笑)
とにかく、名曲でしょう。


追記:もう一つ思い出した。この歌の中での一人称が「ぼく」じゃないですか。「ぼく」という言葉が似合う架空の女性ってのをちょっと考えてみたら一人しか思いつかなかったよ。キャッツ・アイの愛ちゃん。ジャンプ読んでないからたまにアニメを見ていただけなんだけどものすごく印象に残っている。シティーハンターの香って愛ちゃん引きずってると思ったのは俺だけか?


昨日の帰りの車には四人で乗っていました。四人とも、まぁ世間一般ではオタクと言われると思われます。分野はそれぞれ違いますがね。そこで話題になったのが「ツンデレ」。
なんでも一人が今日「ツン8デレ2」なる言葉を聞いたらしく、「それってなんなんですかねぇ」という話になりました。俺も含めて、萌えやらツンデレやらがイマイチぴんとこない人たちなので、かえって面白かった。そもそもツンデレって何がいいの?ツン状態でぶち切れて終了だよ。いやいやそれは架空の人物だから許容できるのであってとか。
ツン8デレ2でググって見たらはてなのサイトが一番上に来たのでリンク貼っておきます。
毎日がロボトミーなblog.
一年以上前の記事ですね。なんか俺遅れてるなぁ。




さて、今日の本題。
表題の件、最近ネットで話題になっているようだったので、数週間前に小説を買って読みました。某サイトでアニメも見てみました。どうもアニメで小説のラストシーンを今日やるらしいので今日書いてみようかななんて思いました。
感想の内容は大したことでなく、他の人も感じていることを自分の言葉で書くだけなのですが、俺としてはいろいろ今までに無かった心持ちでアップロードするのでなんか微妙な感じです。
例によって、他の作品を引き合いに出さないという制約は付けようかと思いましたが導入部でどうしても書きたいことがあったので一つだけ引き合いに出した小説があります。


そして、今回書く感想文の想定読者は、この作品の存在自体は知っているけれど、聞いた話だけで作品性を否定していたり興味がなかったりして今後一生読まないと決めている人です。そういう人がこの作品を読んでみたい!と思うようなものをいっちょ書いてみるか!というとんでもなく身の程知らずな動機で書いてみました。
おそらく、今日初めてこのサイトを見に来る人は、キーワード検索などで「涼宮ハルヒの憂鬱」を引っかけた人だろうから、俺の想定する読者は一人もいないんでしょうけどね。それはそれで面白いです。妄想にとっぷりひたっているかわいそうなやつを演じるわけですから(笑)


そんなわけで、昨日さすがにみれなかったブラジル×フランスをみながら読み返して、みてから?アップロードすることにします。
にしても、昨日一緒に飲んだうまねんblog管理人氏が言ったとおりの結果になった。ってことはやはりあの国のあの選手は次の試合の後泣き崩れるのか!?


ではまた後ほど。


日記部分追記その1:もうその2がある前提にします(笑)
マツキヨホームセンターに行って来ました。土日はポイント5倍。しかも夏休み準備が重なって、向かいのスポーツオーソリティ&トイザらスもマツキヨも混雑。国道も混雑。迷惑です。せめて地元民は国道を極力走らず買い物行かないとね。犬のえさとワイパーブレード買って帰ってきてからワイパーブレード付け替え作業をちょろっとやりました。うーん10年ぶりくらいにやったようなきがする。


日記部分追記その2:巨人が連勝してるよ。びっくり。試合早く終わりすぎ。


日記部分追記その3:いい加減最後にします。明日もたぶんかくけど50000アクセス越えました。アクセス数は気にしてないと言いつつ今日はきになりましたね(笑)
ようやく落ち着いた・・・ねまーす。

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『涼宮ハルヒの憂鬱』 その危険な世界観

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)



二十世紀末から二十一世紀の日本において「ライトノベル」というジャンルに分類される小説があるらしいことを知ったのは、つい最近のことである。Wikipediaによると

漫画・アニメ風のイラストを使用した娯楽小説

とのことだが、他のジャンル分け同様おそらくその境界は分類する人の主観にも依存していて曖昧なのであろう。
俺がその言葉から感じる感覚を頼りにすると、軽く読める小説という意味になる。まぁそのまんまだ。
だから、前述のWikipediaに記載されている

自らは絶対に「ライトノベル」と呼ばない出版社、作家などはいまだに多い

という状況は理解できる。自分が書いた物、自分が出版した物を軽く見られるのはあまりいい気持ちはしないんだろうな。


最近俺が読んだ本の中でも、俺の主観ではライトノベルに分類できる本があった。「ダ・ヴィンチ・コード」がそれだ。異論は多数あるであろうことはわかってはいるが、何せ俺がそう思ってしまったのでしょうがない。
俺が持つ、きわめて日本人的と思われる、神道的仏教的いやいや無宗教的といった方がよい宗教観でダ・ヴィンチ・コードを読むと、長さの割に簡単に読める娯楽小説という意味でまさにライトノベルである。漫画・アニメ風のイラストがついているかついていないかなんてことは小説を読む上では別にたいした問題ではないんじゃないかとかえらそーなことを考えているわけである。


おそらく二十世紀終盤で経験した中高生の頃に今で言うライトノベルに分類される小説は読んでいるはずなのだが、例えばダーティーペアシリーズなんて今で言うライトノベルなんじゃねーかなと思うわけであるが、ライトノベルというジャンルに分類できる小説があることを知ってから、どうやらこれがライトノベルというジャンルに分類できる小説らしいと意識して読んだ初めての作品。
それが「涼宮ハルヒの憂鬱」である。

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