ある、匿名のブックマーカーについて


――トラックバックを頂きました。ありがとうございます。


はてなブックマーク - on objectivity - おおやにき

2007年10月25日 KampfGr_Zbv  プライベートモードでのネガティブタグに笑った/このエントリだけじゃないみたいだ


http://d.hatena.ne.jp/KampfGr_Zbv/20071025#p1


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……ええと、ですね。すべて、同一人物が作成し使用しているタグです。つまり、ひとりの人間によるもの。ほかにも色々とあります。その人が作成し使用しているオリジナルなタグは。必ずしも「ネガ」なものとは限りません、が。片端から列挙しても構わないのですけれども。


私は、ほぼすべて把握しています。すなわち、その人の、プライベートモードのブックマークにおける活動の内容は。――当初から。


その人が、プライベートモードのブックマークにおいて独自のタグを作成し使用し始めたのは、私の知る限り、8月初頭。即座に、誰であるかわかりました。というか、私に限らず、知る人は直ちにわかると思うのですけれども。かくもオリジナルなタグを作成し使用していたら、プライベートモードにする意味がない。知りつつも、触れずにきました。


私も、高い頻度で、記事毎にブクマされタグを付されてきました。「上品な右翼」「イタイ」は私も付けられていますね。私が無問題とするのは、誰がやっていることかわかっているからです。かつ。その人の反応としてはよくわかる。私については、必ずしもネガティブなタグに限って、あるいはネガティブな意をもってタグを、付されているわけではない。


私に限るなら。その人なりに、ちゃんと読んでくれていることはわかるし、あぁきちんと当方の前提するコンテクストを了解してくれている、と感慨を覚えることもあるので。ある自己記事に「これはひどい」と「これはすごい」が同時に付されていたときは、多少なり嬉しかったです。


そもそも。私自身としては、ブログを熱心に読んでもらっているだけでなく、プライベートであれブクマしてくれるだけでも有難いものです、アクセスの観点からも。べつだん、プライベートモードで「これはひどい」「ネタ」「ネウヨ」等のタグを付されても、またタグ経由で来訪する方があったとしても、私は自らの記事とその閲覧者にそれなりの自負を持ち合わせてはいるので。その人はそのように思ったのだな、ということを了解するのみです。


ということで。あるいは私の身勝手で自己中な理由から、かつて、id:KampfGr_Zbvさんが触れてくださった記事をアップしておきながら、それこそ「許容」というか、知りつつ対応保留にしてきました。――ま、やっちゃいけないという法律はないし、はてなの利用規約に明記されているわけでもありません。はてな的に暗黙の合意が為されているのかも、よくわからない、為されていたとしてそれは「はてな村」の合意かも知れない。そもそも。これほどにしょもないことで余計な揉め事を起こしたくもない。


――その人が倫理観なき人とは、私は思わない。そして。そのことについて、私と決定的に意見が違うことは知っている。なので。私個人にとっての、と断りますが。――最大の問題は。


結局のところ。その人がどういうつもりでやっていることなのかわかりかねていることです。私の当該記事は読んでいるはずなので。また、厨とは言えない、すなわち見識なきとは到底言い難い人であることを、私は了解しているので。私は、最初から誰がやっていることかわかっていたので、多少なり困惑したし、現在も困惑しているのです。その人でないなら、あるいは知らん誰かなら、即刻晒し上げ、アナウンスしたことでしょう。「はてブ柳生については、私も顰蹙するところ」とはかつて記しました。


そもそも。現在、その人の使用するタグには方々にて出くわす。私以外にも、誰がやっていることかとうに気付いている人があるはずで、また、その人も、個人性を隠匿することには必ずしもこだわりなきよう。ならパブリックでやればよいのに、見識や批判の論理を持ち合わせない人ではまったくないのだから、とは私は思いますが、むろん、「大きな御世話」です。


考えがあってのことだろう、という理由から、なんというのか、見て見ぬ振りではなく、知っていながらスルーしてきたのですけれども。原則を曲げる「政治的な対応」であるかも知れませんけれども。端的に、不可解なのです、かつ、その人を知る以上、不可解を「好意的」に解釈せざるを得ない、ということです。個人的なメモのつもりでタグを付しているのではなかろうし。


最近は。idとはまったく別なるハンドル(とも言わないか、あれは)を用いて、他ブログのコメ欄に書き込んでもいる模様です。idを明記したとして、シラを切る人ではないだろうし、片端からタグと該当ブクマを「晒し上げ」て、ほぼ証明することも可能です。むろん、やりません。


なぜ。この記事を書いているかというと。KampfGr_Zbvさんからトラックバックを頂き、id:ryokusaiさんも言及し、とうとう、というか、いよいよ、というか、気付く人は気付き、見る人は見ており、某かを思う人は思い、言挙げる人は言挙げる状況へと至ったゆえ、この記事を読むだろうその人に、伝えておきたく思ったため。


わかるひとはわかっているし、気付く人は気付いているし、少なくとも私は、8月の初頭から、ずっとわかっていたし、その人のプライベートのブックマークにおける動向を、一貫して把握してきた、ということは、わかっておられますか、そのことは承知でやっておられるのですか――と。承知なら構いません、としか、その人を知る私としては言いようがない。


8月の半ば頃、メールで伝えようかとも少し考えたのだけれども。「どういうつもりなのかわからないのですけれども、ともあれ、バレてはいますよ。わかっておられるなら、知る私は、構いませんが」――と。「真意」がわからないゆえ、様子見で、と対応保留にしたままでした。いちおう。何か大事めいた事態へと至る前に、この記事をアップしておきます。その人のために。