アンチウィルスソフトあれこれ

2007年版セキュリティソフト(ソフトウェア)

使っているPCのアンチウィルスソフト(ノートン先生使ってました)の更新期限が切れたので買い換えました。ソフト売場には「ウイルスセキュリティZERO」が大量に並べられていて、かなり売れているようなのが、ちょっと気になったので調べてみました。

仮に全てのPCにウイルスセキュリティZEROがインストールされると、40,000円×1億台で4兆円が浮く計算だ。松田社長は、「我々のシェアが25%と仮定しても、1兆円が浮くことになり、この金額がPC本体や周辺機器、ソフトウェアなどの購入につながれば、PC市場の活性化につながる」と期待を示した。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/05/29/12115.html

上記で紹介されているように、去年中頃に登場した「ウイルスセキュリティZERO」は、年間更新料がゼロ円なので、長期的に見てかなりコストが浮くという話でした。日本全体の経済効果が1兆円! これだけ見るとお得なように見えますが…。

これは昨年後半の記事で、ウィルス対策ソフトの実験をしたものです。ノートン・マカフィー・ウィルスバスターの御三家は100%ですが、「ZERO」はウィルスを全力ではないけど二割位は見逃していますね。年間更新料ゼロなのは確かに安いけど、潜伏しているウィルスは繁殖したりすることを考えると、ちょっと何年も使う気にはなれませんね。安心感ZERO。*1

結局、私が買ったのは「NOD32」で、動作が軽いのが特徴です。アンチウィルスは常駐させて使いますが、PCの動作が全体的に軽快になりました。また、「Kaspersky」は検知力の高さで、世界的なランキングでもトップにいるようです。最後に、私自身は使わないですが、フリーの対策ソフトも紹介しておきます。

*1:ただし、その後リベンジするために再検証している記事がある。ウイルス対策ソフト乗り換え案内(番外編):日経パソコンオンライン