Opera for Linux - フォント設定

残念ながらインストール直後には満足の行くフォント設定がなされていない環境が多いであろう。各国語別フォントで明示的に綺麗なフォントを指定するのが面倒だという人は、次の手を試してみると良い、かもしれない。

/usr/share/opera/ini 以下にある font.ini を念のためバックアップし、以下の行を追記する。
family:IPA*=japanese good try-first

font.ini の動作について公開資料はないが、どうやら起動時にここを参照してフォント設定をしているようだ。上記は IPA フォントが入れられている多くの日本語環境で使えるであろう。VLゴシック系を好む人はそれに置き換えれば良い。
こちらはクリーンインストールした直後に、上記設定だけを追記した Opera 9.60 の絵。
Opera 9.60 font 設定
また複数のフォントを指定したければ、"|"を末尾に付けて列挙すれば良い。
以前からの weekly を試していた人は、手許の各バージョンを詳細に調べると、歴代 Kestrel で微妙に異なる font.ini に気付くはずだ。