携帯電話の「電波利益率」は約170倍


電波利用料は結構有名な話だと思っていたんだが、以外に知られていなかったのか。


このへんの話
⇒衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版 » 本邦初公開?
⇒テレビ局の「電波利益率」は1000倍 - 池田信夫 blog

個別の数字は初めてかもしれないけど、業界ごとの数字と単価は出てるよ


まず業界ごとの利用料は、これ。
⇒総務省 電波利用ホームページ | 電波利用料の区分別収納済歳入額の推移


単価はこれ。
⇒wikipedia:電波利用料


特にテレビの電波利用料に関しては、携帯電話とかと比べてあまりに負担が小さすぎるだろ常考ということで料金の見直しがあったはず。それがこの追加分。

テレビジョン放送の無線局は、2003年(平成15年)度から2010年(平成22年)度においては、追加額が指定されている。

として、いわゆるキー局は3.1億円を追加で払ってることになる、河野議員の数字をみると、在京キー局の電波利用料は大体「3.17〜3.18億円」なので、ほとんどはこの追加分ってことがわかる。うん、少ないねえ。

携帯電話は端末1台あたり「540円/年」


2007年3月末時点での携帯電話加入者数は「約9,672万契約」くらい。単純計算で「約520億円」の電波利用料を払っている計算になる。ついでに、携帯キャリア大手3社の営業収益は以下のとおり。

2007年3月期 営業収益(億円)
ドコモ 47,881
au 26,775
SBM 14,420
合計 89,076


営業収益/電波利用料は171.3倍。




結論は特にない。