暦本式英語スピーチ練習法
原稿を準備してスピーチするような、わりと公式性の高い英語プレゼンのときの練習法です(Mac限定):
原稿をテキストファイルにセーブ。
ターミナル(アプリケーションの中の「ユーティリティ」フォルダに入っています)。を開きます。
say コマンドで、原稿を音声ファイルに変換します:
$ say -f script.txt -o script.aiff
これで、テキスト原稿script.txtが英語音声ファイル script.aiff に変換されるので、iTunes経由でiPhoneやiPodにコピーします(最後の-o script.aiff を指定しなければ直接スピーカーから音声が出ます)。
あとはひたすら生成されたスピーチファイル聞きながらシャドーイング。ジョギングしながらでも英語についていって淀みなく言えるように練習します。
以上です。macのsayコマンドは、感情的表現こそありませんが、たぶん大多数の日本人よりは発音が良いです。原稿を完全に覚えるためだけではなく、発音やアクセントなどの勘違いを減らすためにも効果的です。
$ say -r 120 -f script.txt -o script.aiff
のようにすると、喋る速度もwpm単位で調整出来ます(wpm: words per minute, 一分間に話される単語数)。
標準が175wpm なので、スピーチとしてはもう少しゆっくり目に設定したほうがいいかも知れません。
出来たファイルの再生時間から、だいたいのスピーチ時間の予測もできます。
これで練習して、あとは「根拠のない自信」で思いっきりどうどうと喋るのみ!
参考: はじめての国際学会