区が与える生存権

新年から「バカじゃないのか」と言われたことについての反論＋左翼のステルス能力について - 今日も得る物なしZ
の後半部分について。
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一言でいうと 「反権力のために弱者をダシに使う奴は悪」らしい。
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まずは確認作業としてのＱ。炊き出しの話をしていた筈なのに、いつのまにかナイキ公園の話になっている。賛同人に

「反権力闘争なら何でも賛同しちゃうぜ」って人がすげえいっぱいいる

らしいけど、今まで炊き出しの話をしていたのなら、炊き出ししているのじれん(団体名)の主催者が「反権力闘争なら何でも賛同しちゃうぜ」という話をしなければ文意が通らないのでは。
実際、そうなのかもしれないが、話をズラされている文章を読むと非常に気持ちが悪い。
のじれんの人は「反権力闘争なら何でも賛同しちゃうぜ」なのか？　Ｑ４
確認作業としての質問。
まあ、高い壷を売るのに高額所得者のリストを見て売り込むように、行政に反対する賛同者を集めるのに"反権力闘争なら何でも賛同しちゃう"人リストを見て声をかけるのは普通というか、そうなるんじゃないかな、と。

件のエントリは 要は「これは政治運動であり、俺達とは関係ない」「区と いたずらに喧嘩している団体であり、問題解決の妨げだ」あたりを言いたいのだと推察する。
そうなのか?
炊き出し団体は
https://twitter.com/shibuyanojiren/status/550447782369034240

また渋谷区生活福祉課が一定の支援策を講じているのは事実です。ただし年末年始の対策が不十分であることは、福祉課自身も認めています。そのため私たちの抗議先は、一枚岩としての渋谷区というよりはむしろ、正確には区長および緑と水・公園課です。

区の福祉課とは喧嘩していないように読める。
区の制度がなにかあれば適用してホームレスと区を結びつけ、ホームレスが襲われれば警察に知らせ、倒れれば病院に連絡するような団体ではないのか。社会と切り離され、あちこちと喧嘩している福祉団体というのがイメージできないの*1だが、件のエントリを読むとそういう印象を受ける。
確かに公園課とは喧嘩しているだろう。が、行政全体と喧嘩している訳ではないのではないか。
さて、仮に
「区(の公園課)と いたずらに喧嘩している団体であり、問題解決の妨げだ」として、喧嘩を止め、公園課の言う事に粛々と従うと どんな問題解決がもたらされるのだろう。渋谷区内の公園からホームレスがいなくなるという問題解決ではないのだろうか。
行政は常に正しい
という信仰があって、「行政と喧嘩するから駄目」というのは その信仰告白かと。
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渋谷区内の公園からホームレスがいなくなればid:kyoumoeさんは問題解決とするのか? Ｑ５
公園課が更にホームレス排除の施策を進めた時、id:kyoumoeさんは抗うのか従うのか Ｑ６
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「反権力のために弱者をダシに使う奴は悪」という信条から判断すると、ピュアに弱者の事を考えてくれるのではないかと期待する。そうでないなら『反"反権力"の為に弱者を利用』しただけのエントリとなってしまう。
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「反権力のために弱者をダシに使う奴は悪」はピュアではあるけど、賛成する意見ではない。
誰が どんな目的で弱者を救っても構わないと思う。自民党支持者ではないが、自民党の下部組織がホームレスに炊き出しをしたからといって「人気取り」と非難する気はない。仮に多少の不備があったとしても
「非常に良い事だ*2。惜しむらくは〜」
と できるだけ肯定的にコメントしたい。多少の不備で炊き出しそのものを叩いて自民党を攻撃したら、正に反権力のため弱者をダシに使う事になりかねない。皆でホームレス救済競争をすればいいのだ。
(その行為が実際にホームレスの為になっているのか?ホームレスの何かを奪っていないのか?は検証の余地がある。例えば何らかの囲い込みを心配するなら、やはり炊き出しの会場はオープンスペースで、一般の人が入り込める状態が望ましい)

*1:ホームレスを救済せず、逆にホームレスを食い物にする団体なら、独立的であろうとするだろう。外部と遮断して。

*2:実際は「たまには良いことする」とコメするかもだが。

屏風の中のsomewhere

東京新聞:「命に関わる」渋谷炊き出し決行　公園使えず歩道脇で:社会(TOKYO Web)
上記についてのブログ
新年から「バカじゃないのか」と言われたことについての反論＋左翼のステルス能力について - 今日も得る物なしZ
への反論エントリ。
バカ呼ばわりしたのが当方、id:perfectspellである。あけましておめでとうございます。
反論というか 相手が文意不明瞭なので疑問に思う事を書いていく。
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・渋谷区で炊き出しができるのは具体的に何処なのか?　Ｑ1
さっぱりイメージが湧かない。
Ａ なにか公共地を想定しているのか。
Ｂ 篤志家が資産の一部を開放して土地を使わせくれるのか。
Ｃ ビル内のレンタルスペースを借りてパーティーを開くのか
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Aは年末年始お休みなんじゃないかと思うし、より目的外利用になるのじゃないかと思うが、ベタープランがあるなら是非開陳して欲しい。ちなみに炊き出し団体が選んだのは実際にはA。冒頭の東京新聞参照。(「公園に隣接する歩道脇のスペース」「区側とのトラブルはなかった」との事。グレーなんじゃないかという指摘もあるが)
Bも その篤志家を屏風から出せって話だが、同様の意見はネットでよく見かける。
「ホームレス支援者の家の庭で炊き出しをしろ」が多いが、そのバリエーションとして
「ホームレス支援者はホームレスを家に住まわせろ」とか
「保証人となってやれ」もネットで見た。
てっきり冗談で言っているのかと思ったら本気らしく、この意見は結構根強いようだ。
マジか。
自分が これこれこういう支援をすると表明するなら特に問題は無いが、
他人に向かって こういう支援をしろ と命令するのは さっぱり意味がわからない。

「悪魔のリドル」11話

「伝説の不採用通知」とタグ付けしたら、消されてしまった。
何故、ハルが親の墓にたどりつけたか→灯りで経路を誘導した説。
感想リンク あにまんさんまとめ　REACTION of アニメさん海外まとめ

「悪魔のリドル」最終回

タグ「リドルなら生きてた」がニコ百に
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茶番アニメと指差されても反論は難しい。
その通り茶番である。
しかし、血Cと並ぶ茶番アニメの最高峰ではないか。
この"いくらでも深読みできる素材"を前に茶番と切り捨てて思考停止するのは勿体ない。
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ラストエピソード前に、ついったで呟いたのだが
https://twitter.com/perfectspeIl/status/475926594674913281

・千足-柩の関係は そのままトカク-ハルの関係だということ。そして千足と柩は相撃ちに似た展開で両方死亡したBAD ENDだった、と。

「プリティーリズム」3期43話　

前回リンク
リンジュネ回
どう考えてもガンダムだよね。ターンAとターンXなんじゃね。
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デュオ演技自体はアンワカが1番良かったと思う。リンジュネは曲のイントロや「2人が倒れている状態からスタートか!!」という最初の驚きはあったけど、デュオでは全くないし、おざなりな尺詰めジャンプが連続して、どちらかというと退屈なアニメシーンだった。
問題は デュオ演技の後のプリズム問答だろう。振り切った演出である。トミノやアンノやシンボウでも ここまでフリーダムではないだろう。
やっている事は単に"物語の設定説明"なので、『えんえんと、ほぼ同じ絵で2人が対話する』という演出が幼女先輩にどのように受け取られたか気になる。俺らがガンダムを見て、後にアニメオタクになったように、良い意味での衝撃を与えただろうか。
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設定としては「世界を越境すると記憶を失う」というかぐや姫以来の伝統設定が気になった。そんなんだったら、プリズムワールドに帰らないわな。
感想リンク　あにまん!さんまとめ

「プリティーリズム」3期 42話

前回リンク
ナルベル回
で、ナルベルは本当に2人が単に違っている。
まあ いろんな評価があるだろうが、俺はベル母のように「揃ってない」とネガ評価なんだよな。
ストーリー展開は寄木細工のように巧み。カズキ先輩の男心の読み。

最初(イントロ)のポージングを

「ディーふらぐ!」の威嚇レベル2に例えている人がいて笑った。
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曲の歌詞が結構良いな。最初聞き流してた。
「何にも持たないわたし｣(♪ナル)
「全て持ったワタシ」(♪ベル)
「ぬかるんだ大地から」(♪以下2人で)
「同時に生まれるよ」
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「背中合わせの空」
「羽ばたいてぶつかる」
「遊びじゃない」
歌詞の上だとナルベルが結構戦っている。
…という事は、ナルが才能の違いを見せてベルを置いていくシナリオも有り得たのかな。
当初心配されてたナルがジャンプの途中で「もっともっと」と1人で高処に達するベルの闇堕ちフラグ。
そこでやると悪趣味か。
よく考えれば、歌もうたえるトップ声優である加藤英美里と戸松遥が競って歌っているだけで価値があるかも。
関連MAD
【MAD】　哀しみのヴィスタ　【プリティーリズムRL】 - ニコニコ動画:GINZA

↑2:03 曲は ねごと「カロン」↓公式PV

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「終物語」中巻 西尾維新(新刊)を読む。面白かった。中巻は中巻で完結。
化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋憑暦終の刊行順。『しのぶメイル』
前巻リンク
久しぶりの本筋。「恋物語」の次に出版されればノーストレスだったろう。
「恋物語」から「終物語」(中)　までは寄り道というかファンディスクみたいだった。
以下ネタばれ。