深夜飯のもつ魔性の魅力 『一緒にゴハン食べたいッ』

深夜一時、唐突にラーメンを食べに行きたいと言い出した彼女。
言われるがままにラーメン屋へと向かうことになるのだが・・・
誰でもいつでも起こりうる深夜時間帯に訪れる食欲。
何でこの時間帯に限ってがっつりと食べたくなるんでしょうね。
健康上にはよろしくないってわかってるのに、
決して抗うことのできないあの欲求。
後顧の憂い一切なしでこんな風に食べられたらどれだけいいことか。
店で食べるチャーシューたっぷりトローリ味玉付きにせよ、
家で食べるキャベツに玉ねぎたっぷりのシャキシャキ野菜炒め乗せにせよ、
深夜ラーメンの魅力はまさに無限大。
フルカラーなこともあって、食欲中枢に直球ストライクです。


一緒に食べる相手がいることは、最高の調味料。
孤独のグルメとかのように、ただ一人黙々と食べるのも悪くないですが、
こういう二人で食べるのもまた見ていて微笑ましくなる素敵さなのです。
いいよなぁー、一緒に料理して食べて微笑み合ってってシチュ・・・
とにかくよく変わる『彼女』の表情が見ていて癒されます。
期待に胸膨らませるワクワク顔、残念な結果になった泣き顔、
ようやくラーメンにありつけたときの最高の笑顔。
本当に美味しそうな顔をする人と一緒に食べるご飯が美味しいのは当然の摂理。
読んでるだけでも食べたくなってくるし、美味しそうって思えるんだからなおのこと。
こんな笑顔向けられた日には、何杯でもいけそうですね。