歴史修正主義まとめ

今年はじめ、あれだけ騒然となったにもかかわらず、あいかわらず、南京事件どうこうでなく、歴史修正主義そのものの問題点についてはあまり争点になってない……。こういう状況で南京事件という個別の事柄にクローズアップすること自体が、歴史修正主義に肩入れすることになるんだけど、分かってる人は分かってるのにそうでない人には全く伝わらないというもどかしさ。

【萌え理論Blog】が南京事件にかかわる論争をまとめてくれてるけど、いま本当に必要なのは「歴史修正主義のまとめ」のはずだ。

今回の騒動で、歴史修正主義そのものについてふれた少数のエントリをご紹介。

【Close to the Wall】「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見
【Close to the Wall】続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見

今年もっとも早く、もっとも的確に歴史修正主義の問題点を指摘したエントリ。これに付け加えることはほとんどないと言っても。

【児童小銃】歴史修正主義の手口について

歴史修正主義の二つのだましのテクニックを詳解したエントリ。実際、毎年のように「新史料発見」とか言ってる人もいる。ホロコーストQ&Aもあとで読む。

【今夜の焼きザカナ】南京グルグル映畫館

歴史修正主義はむちゃくちゃであるからこそ、それがかえって魅力になっていると指摘したエントリ。易きに流れる心情というのはなかなか否定しがたい。