真面目なエロロリ漫画誌COMICエルオー

ロリ漫画の最前線に立ち続ける覚悟はあるか?
ガイアがLOにもっと輝けと囁いている


日本ユニセフが、「準児童ポルノ」とか造ってキャンペーンをはじめてますね。
このキャンペーンのまずさは他の多くの方々が述べているのでそちらに任せるとして
万一、その流れで規制が進んでいってしまった場合
真っ先に矢面、最前線に立たされるであろう雑誌が「COMICエルオー(COMIC LO)」
実はこの雑誌には、普通のエロ漫画誌とは大きく違う点が幾つかあるんです。


一見エロ漫画とは分からない表紙や(公式モバイルサイトから表紙の待受けダウンロード可能)

参照


巻末にたびたび掲載される意見広告
参照


そして、「こんな雑誌、絶対手にも取らないっ!」という人はもちろん、購読してる人の中にも気付いて無い人がいるかもしれない所に、他のエロ漫画誌とは大きく違う点が有ります。
それは、目次。
正確には、通常目次に記されている「これらの作品はフィクションで〜」「これらの作品は犯罪を教唆するものでは〜」といった定型文がエルオーには無いんです。
目次ページの最下段にそういった文言を書くスペースが有るのですが、そこには定型文ではなく、編集者(おそらく編集長)によるオリジナルな文章。
時にユニークで、時にシニカルな、そして熱い、読者又は社会への訴え、嘆きが表されています。それをいくつか紹介したいと思います。*1


2006年8月号

フィクション。これ等すべて架空の物語。この世の中もまた夢物語のようだが、貴方自身はまぎれもなく現実に生きている。努々(ゆめゆめ)お忘れ無きよう。


2006年9月号

事実。子供が性犯罪者にいたずらをされ、トラウマを抱えながら一生過ごさねばならない事実。刺激の強いゲームや映画が青少年の脳に深刻な影響を与える事実。日本においても教師や親が子供を犯している事実。エロ漫画は社会悪という事実。正しい教育をしさえすれば子供はすべて清く美しく育つという事実。まともな大人はロリコンであっても普通に生きて普通に死んでゆく事実。さまざまな事実は社会に溢れきっているので、漫画までわざわざ事実を描く必要性なんかないし、どっちにしろLO収録作はまるっきり作り話(フィクション)ですから事実なんてまるでない。ただし、ほんのちょっとだけ、人間の真実が込められている・・・のかもしれません。


2007年6月号

木に登れずブドウを食べ損ねたキツネが去り際に一言、「ふん、あのブドウはどうせ酸っぱくて食べられないよ」。イソップ童話でおなじみのシーンですね。普通に読めば、できもしないことをさも「あえてやらなかった」かのように振舞う姿勢を風刺したお話です。しかし、我々ロリコンはこのキツネから学ぶことが多いのではないでしょうか。どうせ少女に手が届かないなら、いっそ、「ふん、どうせ生身のロリっ娘なんて話も合わないしロクに濡れないしフェラも下手だしすぐ痛がって泣くしおまけに『大3枚』とか要求してくるし全然いいことないぜ」と思ってみるのはどうでしょうか。その点、フィクションの少女は、どんな巨根でもすんなり入るし気持ちよければ潮も吹くしどんなに長時間眺めても通報されないし、といいことずくめです。フィクション最高!!キツネさんありがとう!!

2007年8月号

カオス極まるこの世界で、ロリコンだけど人間らしく生きているまともな読者の方々に少しでも楽しんでいただけるもの、それがLOの考えるフィクションです。LOが道義的にかなりヤバイ内容を扱えるのも「読者さんはまともな人間である」という信頼があるからです。LOと読者の方々の信頼関係が続く限り、LOはロリータ&フィクションを作り続けますので、読者の方々も「悪い友人」と「犯罪」には十分注意してください。

2007年10月号

ロリコン漫画の規制が児童性犯罪抑止になるならば、大いに規制すべきである。ただし、願望を規制することは止めたほうがよろしい。不道徳な妄想と、偏見に満ちた敵意、どっちも偉そうに主張すべきものではない。良識ある大人ならばエロ本くらいで犯罪に走るわけはなく、良識のない大人に必要なのは社会的な制裁とケアであろう。LOのフィクション性など瑣末なことを問題にするより、さらなる犯罪抑止・犯人検挙に取り組んで頂きたいとロリコン漫画編集者として切に願うものです。

2007年11月号

この雑誌は、世界に蔓延する児童買春・児童搾取・暴力・貧困・放置・政治的または宗教的人権侵害を否定します。ロリコン漫画が世界の歪みであることを承知の上で、できるだけ子供達にその歪みが届かないよう、細心の注意を怠らず発行し続けることを誓います。つまり「子供はLOを買うな/ロリコンは子供を買うな」ということです。簡単で単純で実行可能なところに現実はあるべきで、不可能で複雑で実現不可能ながら欲するものがある場合、それこそフィクションが担うべき部分でありましょう。LOはフィクションです。そうであるよう、神に心から祈っています。

2007年12月号

この物語はフィクションである。このフィクションは実際の人物・事件・団体・年齢などの設定と関係がない。なぜならば、このフィクションの実現化を最も望まないのが、製作者ならびに読者だからである。こういう言い回しを「卑怯」と捉える方々もいるであろうが、実際に子供にいたずらをする犯罪者の「卑怯」とは全く違う種類の「卑怯」であることぐらいは、わかっていただきたいと思います。

2008年3月号

昔いじめられた記憶からか、私はヤンキーがすごく嫌いです。やって良いことと悪いことの判断もつかない人がすごく嫌いです。他人のものを盗んだり、簡単に暴力を振るったり、威嚇したり馬鹿にしたり、それについて無反省だったり…自分が世間的にはヤンキーより劣るロリコンであっても、「他人に(できるだけ)迷惑をかけない」という最低限のルールくらいは守って生きていきたいです。世の中にはさまざまな悪人がいると思いますが、ロリコンは「脳内の悪人」くらいが丁度良い。この漫画雑誌も「フィクションの範囲だけですごく悪人」なわけなので、ロリコンの皆さんはできるかぎりリアルな悪から離れてください。もしもヤンキーでロリコンな読者の方がいるのでしたら、せめてヤンキーくらいは卒業しましょう。もう青少年じゃないんですからね。

2008年4月号

「少女とセックスすることは罪であり、とても悪いことだ」と改めて教えてもらえない薄幸な人達の為に「この物語はフィクションであり、人物・設定などは実在しません。13歳未満の少女と性交をすれば強姦罪に問われ、18歳未満の少女とセックスすれば条例違反になり、刑務所にぶち込まれてエロ本すら読めない日々を何年も送らねばなりません」という文章があるのならば、それは有益である。なぜなら、エロ本とは最低限の社会化の手段であり、弱い人間に優しくない社会がせめてもの温情として成立させている福祉だからである。ロリコンを精神の病とする学説を信じるなら、LOは毒か薬か・・・いや、そんなたいした物ではやはりないか。LOはロリ漫画本。それで十分です。


もちろん、ツッコミ所も多々有るかとは思います。しかし、規制強化されると間違いなく存続出来なくなる雑誌だからこその強い想いは伝わってきませんか?


多くの変態が*2変態であると自覚し、理性的な判断と社会的な行動をもって生きているということを、偏見を持った人たちにも、知ってもらえるかなぁ・・・

*1:ハードル上げ過ぎたかも。全て本文ママ

*2:自分含む