涼宮ハルヒに関するザ・ビッグバトル回避
もちろんおれもオタとして涼宮ハルヒ関連作品を単にスルーってのもどうかなと思いつつ、しかしアニメ版は結局おれを避けて通ったし(いつどのチャンネルで放映されていたのかいまだにわからない!)、谷川流氏の小説は、最初の一作を読んだときあんまおもしろくなかったんだよな。困った。ラノベ直撃以外の世代のオタがあれおもしろがるのには、たぶん訓練が必要だよ。あらかじめある程度の量のラノベ読んどくとかそういう。まあでも二作目以降はおっさんにもけっこうおもしろいっていうし、しばらく先の話だがひとから借りる予定もある。いずれは読むだろう。けどまあすぐには読みたいかんじの本ではない。
というようなわけで、当座のところは京極夏彦「百器徒然袋 雨」を読むことにした。京極夏彦氏作品なら読んでおもしろかったことしかないし、間違いなかろう。なんで「百器徒然袋 雨」かといえば、
■タイトルがパクリ
■キャラ設定がパクリ
榎木津 ハルヒ 自称神 神に近いような存在かも 薔薇十字探偵社を作る SOS 団をつくる 机に探偵の三角錐 机に団長の三角錐 超わがまま 超わがまま 黙ってれば美男子 黙ってれば美少女 知り合いから奇人変人扱い 知り合いから奇人変人扱い 喧嘩が強い スポーツ万能 高学歴 校内では成績優秀 中善寺 長門 古書店店主 文芸部部員 常に本を読んでる 常に本を読んでる 解決役 解決役 益田・関口 朝比奈 榎木津の下僕(パシリ) ハルヒのおもちゃ 「僕」(百器徒然袋雨登場) キョン あだ名で呼ばれ続ける あだ名で呼ばれ続ける 最後まで名前が明かされない 今のところ名前が明かされない 「僕」の視点で書かれてる キョンの視点で書かれてる 巻き込まれ型 巻き込まれ型
を読んだので。
「百器徒然袋 雨」を読むことで、しばらくのところ涼宮ハルヒを読んだつもりになっておこうというわけだ。で、最初の一篇「鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱」は読み終わった。やあ、京極夏彦氏作品はおもしろいなあ。
シリーズ SPAM vs 人類 - オオアリクイようやく来襲
Gmail の SPAM フィルタは大変素晴らしいが、あまりに SPAM に無縁すぎると、珍文 SPAM でネットが盛り上がっているときに取り残されて困る。仕方なく普段あまり使っていない別のメールアカウントなど確認する毎日だったが、今日ようやく届いた。SPAM って無視したい存在だけど、SPAM に無視されるのもまたむかつくよな。
- 件名: 主人がオオアリクイに殺されて 1 年が過ぎました。
いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29 歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、
身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。主人の残した財産は莫大な額です。
つまり、謝礼は幾らでも出きますので、
私の性欲を満たして欲しいのです。お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと
考えています。連絡、待っていますね。