たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

クマについてしらべてみた。

筋肉痛です。たまごまごです。1日遅れでくるならまだ若い。若いと思いたい。
 

  • 最近やけにクマの被害が急増しています。

クマ:志賀高原笠岳で襲われ男性死亡、猟友会が1頭射殺−−山ノ内町 /長野
<ヒグマ>不明男性遺体で発見、死因は襲われ首骨折 北海道
クマ:襲われ、黒石の男性重傷−−平川の山中 /青森
多いなー。「クマに襲われた!」なんて、なんだかマンガの中のような話の気がしますが、あるんですねえ。しかも死亡事件。でも正直、クマの事件って言われてもピンとこないんだよなー?動物園とクマ牧場でしか見たことないしなー。まあ実際に見てたら、大変なんですが^^;北海道は町にもクマが出る、なんてデマも一時期あったようですが、本当かどうかは案外あやふや。
そんなわけで、クマについて調べてみました。
 
クマwiki
日本にいるのは、主にツキノワグマとヒグマなのはご存知のとおり。一応ネコ科なんですねえ。基本的に肉食じゃないので、あんまりそういうイメージありませんでした。昔から神様的存在のクマですが、一時期は結構いじめられていたようで。やっぱり生態系の頂点に君臨しようとする、人間は汚いナア。まあそれはともかく、ティディベアやプーさんのような形をとって、ペット動物並みに愛されてきているのは事実です。
種類は多いです。そういえば北に行くほど、でかいとかいいますね。
マレーグマ<ツキノワグマ<エゾヒグマ<グリズリー<シロクマ。んー、確かに。
 
ヒグマ。
北海道からロシア、北アメリカにすむグリズリーまでを含めて「ヒグマ」といいます。日本では、北海道にいる「エゾヒグマ」を指すようです。
大きさはこんな感じ。
日本で観測された最大のものは、1980年羽幌で。450kgあったそうです。でかいな!苫前には資料館もあり、剥製が展示されているようです。名前は「北海太郎」。めちゃくちゃ安直だなw
1985年には静内町(日高の山の方)で404kg捕獲。これもでかいですね。飼育したものでは、なんと500kg。まああれだ、上乗られるだけで、ペシャンコですね^^;殴られたとしても、ツメの攻撃力を差し引いても、500kgで殴られるわけです、車にぶつかるくらいの衝撃です。
北海道の分布図
日高、渡島檜山は多いのは納得ですが、紋別や積丹のほうにもずいぶんいます。簡単にいうと、小樽や札幌にも十分出てくる可能性はあるみたいです。うーん、「北海道は町にもクマがでる」というのは、あながちウソじゃないようです。
ヒグマのすべて 
生息頭数は約2000から2500。思ったより少ないですね?なんだかんだで、人間がヒグマの住処を侵略してしまったきらいはぬぐえません。
「ヒグマは4ヶ月以上もの間冬ごもりをするため、夏に比べて春のクマは著しく体力、腕力が低下している。したがって春グマに襲われたのと夏グマに襲われたのでは、被害が全然違う。」
とはいえ、最近の事件は春クマです。春クマで死亡事故多発なんですから、秋の飢えたクマを考えるだけでも、ぞっとする・・・。ヒグマとの壮絶な戦いの歴史も書かれています。
ヒグマといえばイオマンテなんてのも北海道にはありました。アイヌの人たちが神様を送る儀式で、別にクマだけではないみたいです。しかしアイヌの人にとってクマは、食べたり着たりすみかにしたりと、まさに衣食住の柱。神様として大事に、そして共存してきたのがわかります。
グリズリー
日本にはいませんがヒグマの一種。正式名はハイイログマ。とーにかくでかい。400kg超級。800頭のウシを殺害伝説とか、もうなんていうか映画のモンスターですね^^;とはいっても、今はアラスカとイエローストーン国立公園にしかいないようです。
カムチャッカ半島のヒグマ。
1134kg!?マジで??伝説だとしてもでかすぎ。ところで、なんだこの写真w
 
ツキノワグマ。
やっぱり、首もとの白い三日月模様が印象的。とはいえ、実はツキノワないのもいるらしいですね。
日本に住むのは、オスで120〜150cm、70kg。ヒマラヤツキノワグマだと180cm、150kgだそうです。さらに、ウワサですが、300kgを超えるのもいるとかいないとか。「流れ星 銀」の赤かぶとを思い出すナー。ヒマラヤ、中国などにいます。日本だと、今は本州のみのようですね。というのも、
実は絶滅危惧種
日本では、今にもいなくなりそうな、希少な種類のようです。
あんまり大きな動物は襲わず、木の実とかかじって生活しているようです。ヒグマにくらべると、まだおとなしいっぽい。
ヒグマとツキノワグマの違い
食べ物、穏やかそうに見えますが、共食いて^^;
日本ツキノワグマ研究所
信州ツキノワグマ研究会
尾瀬でのツキノワグマとの遭遇を避けるために
ツキノワグマの居場所は、ヒグマよりさらに深刻で、どんどん山奥へ山奥へと追い詰められ、ぼかぼか殺され、本当にちんまりと暮らしているようです。もちろん一対一で襲い掛かられたら一たまりもないのですが、現実の歴史は逆を物語っていますね。今は、クマとの共存の動きが多いようです。
 
ホッキョクグマ
動物園のアイドル。体重300から800kg・・・800kg!?やっぱり北にいくほどでかいのか!1960年アラスカで撃ち殺したもは、1002kgあったそうで。ハドソン湾で見つけられたものは3メートルあったそうで。これはあれだ、モンスターだ。こちらはアザラシなどを食べる、純粋肉植獣。おそらく、「世界一番強い獣選手権」やったら、トップレベル間違いないでしょうネ。
 
マレーグマ
果物やアリんこを食べる、100cmくらいの小さなクマ。クマ界の愛嬌担当。この写真とかかわいいなあw
 
どっちかというと、クマ擁護な書き方してきましたが、実際問題はクマに襲われることで命を落とすことが多いのも事実。ちょっと適当にクマ対策ページを並べてみます。
ツキノワグマによる人身被害防止のために
ヒグマとの遭遇時の対応に関するマニュアル
クマにあったらどうするか
こんなアイテムもあります。
こうしてみると「人間側に問題がある」感じがしてならないですね?言ってみれば、家に踏み込んで、色々食っちゃらかして見つかってるのは人間のほうですネ。もちろん突発遭遇ってのもあるので、一概にはいえませんが。にしても、クマにしてみたら別に人間食べるわけではないし、撃ち殺されるのも迷惑な話かもなー。アイヌの人みたいに、感謝して食べるのならまだいいのだけど。

クマとの共生、実践と提案
正直、「それいいね!一緒に暮らそうや」とは、言えない。だってさー、怖いゼ?怖いですよやっぱり。それは、こういう動物を追い詰めた状況の時代にいるからなのかなあ?
「「生ごみや食料の管理を徹底すれば、奴らは悪さしない」と言い切る。小屋が壊されたり、漁師が追いかけられたりすることはあったが、人身事故は皆無だ。」
漁師さんは基本的にはヒグマと共生している。経験上言っているんだろうし、実際漁師さんが襲われたと言うニュースもほとんどありません。安全のために絶滅に追いやるのは、あまりにも人間のエゴな感じもするので、いずれ視野にいれなければならない問題だなーとは思いますが、クマに襲われた人の事考えると、それもなんか腑に落ちないです。
逆に言えば、脅かしたりすれば、キツネやシカだって襲ってきます。キリないんだよね、退治することだけ考えてたら。最終的にはドラえもんの独裁スイッチ状態になってしまいます。もしかしたら、時代的に変えなきゃいけないのは、人間の脳みその方なのかもしれません。が、こんなに人が死んでる以上、そう簡単に歩み寄れるものじゃーないですね。にっちもさっちも。どうにも後味わるいまとめですが、こればっかりはなー^^;まあなんだ、おかしなとこに一人で踏み込む人間が、悪いネ。
 

「涼宮ハルヒの憂鬱」12話「ライブアライブ」の作画がキチガイじみてすごい。

いやはや。京都アニメーションすげえ伝説が各地で語られ続けているハルヒですが、今回のはマジでまいりました^^;動きで泣いた。これは・・・アニメ史に間違いなく伝説を残したなあ。
中盤で題名どおり、ハルヒがライブするシーンがあるんですが、これが素人目に見てもすごい。特に長門のリードギター。淡々と弾くんですが、動画枚数ED並みに多いと思います。ちゃんと音とシンクロした運指。ギターの細かな振動まで再現しています。ちょっとした傾けも、力の方向がちゃんと理解されてる。詳しくないのでわからないけど、ピックを持つ指と左手のミュート具合も、わかる人はわかると思います。ベースをツーフィンガーでひく右手の動きも、手の筋肉の筋がしっかり描かれているし、ハルヒボーカルの微妙なカメラのぶれも、いちいち動く動く。歌うときに使う口のまわりの筋がわかっているんだろうなー。それがリアル路線じゃなくて、アニメ的にアレンジされているのがすごいわー。
ドラムのスネア、ハイハットの強弱もしっかり再現。というか、やけにスティックが滑らかで鳥肌立つわー!スピードあがるとゆっくり残像に見えるのも、完璧。このスティックの残像どうやって描いてるんだろう?ハイハットの「ちっちきちっちき」の力加減がものすごい絶妙なんだよなー。スティックの影もしっかり再現されてるし。さらに、たいこの皮の、たくさんたたかれて削れて透けてるとこも、ちゃんと力のバランス考えたとこに、力のバランス考えた大きさでキズがついてる。オープンクローズも一切妥協なくシンクロしてるし、フィルの時の微妙な体勢のズレがものすごく滑らかで、違和感ない。ああああ、口で表現するのがムズがゆい^^;
百聞は一見にしかず
http://youtube.com/watch?v=203iIdjScAQ
(追記・はてな記法変更により、貼りなおしました(9月17日))
YouTubeでも、動きのすごさはわかると思います。
こうなってくると、ギターやドラムのメーカーも調べればわかりそうですね。
しっかし、カメラの微妙なブレまでいちいち全部、一枚一枚描いてると思うと、ぞっとするわ。友達が「『MUSASHI-GUN道』の30分分の枚数で一曲分なんじゃないか」と言っていましたが、ほんとそんな気がする^^;
「動く」というアニメーションの真髄を見たわー。眼福眼福。ハルヒ役の平野綾のボーカルも、すんごいウマイナー。
 
追記
涼宮ハルヒの詰合が、もうはやアマゾンランキングで1位ですよ。
劇中で「バンドのプロモーションになったんじゃないか?」というセリフがありましたが、まさにそのとおり。劇中人物のみならず、観客に購買意欲をわかせるだけのことは、ありましたね。