週末はコミケの日

 近くなってきたので告知
 詳細は左の柱を参照ですよ


 しかし、当日自分行けないのが痛いなあ
 普段ネタにしてるサークルさんに頭下げるだけでも行きたいもんだ

殆ど死んでいるさんとなぐ茶。さんの戦いは終わらない(打ち切り少年漫画風)

・これまでのあらすじ


・8/7
 尻を掘ろうとしたあなぐらもぐらさんをほとんさんが正気に戻しつつ、自分を「ご主人様」と呼ばせる


 同日のなぐ茶。さん
 400万HITリクエストが予想通りの展開になる
>「ほとんさんxあなぐらもぐら。さん」
 これとか、リクエストした人は相当にひどい人だな!


・8/8
 ほとんさん、なぐ茶さんのリクエストを見て二人がちゅっちゅする非常にエロい漫画を描く


 その漫画で動揺したせいだろうか、間違って編集中の日記を更新してしまったらしい(現時点で消されています)
>恥ずかしいからちょっと身もだえしてきますね
 ちゅっちゅされすぎたせいですか?


 ともかく、 日記修正版にてお返事漫画がアップされる
 ところで『私、そろばん頑張るもん(地方CMネタ』の女の子は妹の昔の同級生だったりします


 ちなみに、この騒動に前後して各所でほとんさんとあなぐらもぐらさん絵が描かれる


・experimental number 4771chanさんのトップに棒をくわえ込むあなぐらもぐらさん(トップ絵をクリックすると漫画)
・西向く竜騎士さんの病弱ほとんさん
・え、があったりなかったり。さんの8/7にスク水ビート板ほとんさん、8/8にはスク水「ほとんどあなもぐら」カップリング絵
・Limit Breakさんにて二人がスク水でちゅっちゅするトップ絵が描かれる
・Conflict Roomさんでもスク水でなんかお互い意識してるぽい百合ップル(両思いだけどお互い「相手がノーマルだったらどうしよう」って思っているに違いない)が描かれる


 って、まとめ終わったあとでフラン☆Skinさんと内容が殆どかぶっているのに気が付いた
 でも気にしない


 しかし、最近のこの流れを見てると中二だった頃を思い出すなあ

今週の仮面ライダーカブトの名シーン(YouTube)

 風間大介と新登場したライバルのバトルシーン
 これは必見

一次創作者と、二次創作者(同人)の遭遇(摂津堂テクスト/日記のような、何か)(独り言以外の何か)

 コピー本とはいえ、同人誌を作ってみた人間としては色々考えさせられるわけですよ
 確かに、自分が最初に作った人だとして、自分の思い入れのあるキャラが名も無き男達にファックされてたらちょっとばかりショックかも知れないなあ
 でも、それはそれで寝取られ的快感を覚えてしまうかも知れない

今日の動画

・涼宮ハルヒの消失 予告編(YouTube)
 どっちかというと劇場版ぽい


・animate.tv 2004-11-25 「ぱにぽに」 1分間爆弾リレートーク(YouTube)
 ドラマCD版なので声優が一部違いますー
 ゆきじとか


・Animator vs Animation(YouTube)
 Flash作ってると色々と面白い


・Cool Monk(YouTube)
 特撮風


・ゆうこりん 鋭い突っ込みを受ける(YouTube)
・初期の小倉優子(YouTube)
 セットで見ると色々と面白い


・e-ジャンプ 島袋光年 インタビュー(YouTube)
・e-ジャンプ 冨樫義博 インタビュー(YouTube)
 どっちもある意味アレな作家


・パロマ お詫びCM(YouTube)
 なんか上からものを言ってるような……


・Supercar - white surf style 5(YouTube)
 もんのすごいプロモ


・Close To Your Head(YouTube)
 プロモーションの新しい形

  • 以下コメントめんどい

・NHKニュース10-ROBOT報道(YouTube)
・Super Final Fantasy 7 Bros(YouTube)
・コスプレフェスタin豊島園(YouTube)

乙女的恋革命★ラブレボ!!

・ヒロイン
 なんかすごいゲーム見つけたんで貼っておきます
 アマゾンのレビューを見る限りダイエットと恋愛がそれほどリンクしてないぽいのが残念
 あとなんか限定版の方が安いぽい
 うーむ、全年齢対象なのが残念……
 これ、まじかるアンティークとからーじPONPONみたいにヒロインの状態で太った状態や痩せた状態でCGが違ったらいいのに……

今日の長門有希SS

 窓の外は抜けるような青空。相変わらずの熱気。
 暑さでやる気も起きず、適当に古泉とオセロをやっていると扉がバタンと開いた。
「いい物を持ってきたわよ!」
 ハルヒの言ういい物というのは、大体が俺達にとって悪いものである。そんなわけでいつものように期待せずにハルヒの方に視線を向ける。
「じゃーん!」
 ハルヒが掲げたのはペンギン型をしたプラスチックのオモチャのようなものだった。その頭部にはハンドルらしきものがついている。
 予想していたより、いい物を持ってきたらしい。
「あのぅ、それ何ですか?」
「みくるちゃん知らないの? かき氷マシーンよ」
 ハルヒの説明に朝比奈さんは「ふぇ〜」とやや大げさに驚いている。もしかすると、朝比奈さんの時代にはかき氷を作るという風習が存在しないのだろうか。それとも、こんな道具を使う必要が無いとも考えられる。
「さ、ペンギン様のためにテーブル開けなさいよ」
 元々それほど熱心にオセロをやっていたわけではない。勝負途中だが気にせず片付ける。
「あ――」
 珍しく優勢だった古泉が一瞬だけ名残惜しそうな表情を浮かべた。だがすぐに、いかにも「別にいつでも勝てますよ」というような、いつも通りのにやけた笑みになる。
 ハルヒはテキパキとペンギンをセットし、冷蔵庫からシロップやら練乳やらを取り出す。どうやら、ハルヒがかき氷を作ろうと思い立ったのは意外と早い時点だったらしい。
「シロップはメロンとイチゴだけよ。もっと買えば良かったかしら」
 いや、2個ある時点で十分に買いすぎだと思うが。
「それじゃ、みくるちゃんちょっと下を押さえてね」
 ペンギンの脳天をぱかっと開き、冷凍庫から取り出した氷をバラバラと流し込む。そして、満面の笑みでハルヒはハンドルを回す。へっぴり腰でペンギンの頭を左右から両手で押さえる朝比奈さんは、本体がずれないように必死の表情だ。
 部室の中、ガリガリと涼しい音が響き渡る。この音だけで少しだけ体感温度が低くなったように感じられる。今日ばかりはハルヒに感謝してやろう。
「はい、いっちょあがり!」
 器の上に真っ白な氷が山になっていた。真ん中が尖り、周りにボロボロとこぼれている。いかにもハルヒらしい。
 ハルヒは器を取り替えてドンドン量産していく。最初に作ったものから順に、溶け始めてなんとなく水っぽくなっているように見える。まあ、この暑さだしな。
「さ、それじゃ食べるわよ」
 全員の前にかき氷が置かれる。俺はとりあえずメロンのシロップをかけ、チューブから練乳をかける。緑に白のコントラストが涼しげだ。
 メロンは俺と古泉で、イチゴは長門と朝比奈さん。ハルヒは両方のシロップをかけて赤と緑の極彩色になっている。混じっている部分は茶色に近い。果物やキノコなど自然界なら間違いなく毒入りの色だ。その上から練乳をどばどばとかけているので、更にわけのわからない色になっている。
「さ、早く食べましょ。溶けるわよ」
 確かに、かき氷はこの暑さのせいで現在進行形で溶け続ける。一口すくって口に入れると、程良い甘みと刺すような冷たさが気持ちいい。
「ん――」
 ハルヒが眉間に皺を寄せ、頭を抱えていた。焦って食ったせいだ。
「……」
 意外な事に、長門も同じように頭を抱えていた。
「大丈夫か、長門」
「キーン」
 いや、口に出して言わなくていいぞ。どっかの昭和の怪物じゃあるまいし。
 ともかく、それぞれ一杯ずつ食べても氷が余っていたので、残っていた氷が無くなるまで俺達はかき氷を食べる事になった。最初はハルヒをちょっと馬鹿にしていたのが、そのうち両方のシロップをかけてみたりもした。
 味は普通だった。まあ、元々シロップなんて色以外それほど違いがないんだろう。
「ほら、食べきっちゃいなさいよキョン」
 氷が無くなって残りは器に残っているだけ。ハルヒは練乳5:氷5くらいのドロリとした液体をすすっている。俺の方はハルヒが残ったシロップをかけてきたせいか、氷がちょっと入ってるだけの液になっている。しかもイチゴとメロンが混じって色が不気味だ。
 俺は器を両手で掴むと、まるで優勝した力士のように飲む。液状になっているとはいってもその温度はかなり低く、冷たい液が喉を通って下の方に下りていくのが感じられる。
「う――」
 キーンと来た。


 帰る頃には外も涼しくなり始めていて、かき氷を食い過ぎたせいで腹を中心に体が少し冷えていた。寒いと錯覚しそうなくらいだ。
「長門、そういやお前はかき氷って初めてか?」
「……」
 隣にいた長門は僅かに顎を引く。
「自分で作った事は無かった」
 待機していた3年間、長門はほとんど何もしていなかったはずだ。だから、長門にとってこの世界は未知の部分が多い。
「面白かった」
 最初の一回だけはハルヒが全員の分を作ったが、それからは各自無くなった者からそれぞれ自分でかき氷を作った。長門が作った時は、ハンドルを回すのが早すぎて支えていた俺の手にダイヤモンドダストのような氷の欠片がふってきたのを思い出す。
 こんなに嬉しそうな長門が見られるなら、今まで長門がやっていなかった事を俺も色々と体験させてやろう。
 そういう点でハルヒには感謝をしなければいけない。ハルヒは自分がそれで楽しいのがもちろんだが、SOS団の皆で楽しむのが好きなのだ。
「キョン、なに黄昏れてんのよ」
 ネクタイを引っ張られる。足をもつれさせながら、コイツは皆を気遣っているんだろうなと気付く。
「ありがとよ」
「ん、なんか言った?」
「別に」
 二度は言ってやらないが、一度くらいは礼を言っておこう。
 無口な俺の恋人のかわりに。