略語(e.g. cf. n.)の使い方、確認してますか?

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公私を含め、今までは、記録を取るときに「『例えば』の時は『ex.』、『つまり』の時は、『→』」などと独自のルールで使用していた。特に、脚注(ex.新しい単語が出た場合の意味)等を「すぐ側に書いていいのか」「末尾に書くべきなのか」悩みながら書いていたのも事実だった。
そこで、後で記録を読み返したときに、正式な使い方に則っておくと、読み返したときに「復習しやすい」と思い、まずは、何気なく使いがちな「略語の正式な使い方」について調べてみた。

参考サイト

略語の使用例を整理

使用頻度が高い略語は「例えば」「つまり」「参考」「脚注」の4点である。このため、この4つの略語の対応表を次に示す。使用例はRubyに関連した文章にするため「はじめてのRuby」に掲載されている文書を引用させてもらった。*1

意味 略語 使用例
例えば e.g. , ex. Rubyコマンドの実行の際、「--」でオプションの終了を明示する。(e.g. プログラム名が「-hoge.rb」等の場合は、「--」を付けることで実行可能。)
つまり i.e. ローカル変数はスコープの狭い変数だ。(i.e.特にに理由が無い限り、ローカル変数を使用するのが良い習慣だ。)
参考 cf. 否定演算子!,!=,!~ はRuby1.9系では再定義可能になった。(cf.はじめてのRuby p.110)
脚注 n.,fn.*2 条件演算子?は条件によって値を振り分けるような式を提供する。(n. Rubyのif式は値を持つため、実のところ条件演算子はif式の別の書き方に過ぎません。)

振り返ってみて

当たり前だけど、「分かりやすい」「相手に分かる」文章を書くには、その文章で使用する語句の意味を理解して使用することが大切です。脚注については、一般的な文書の書き方に則って、ページの末尾に表示される方式で記述するようにします。

*1:はてな記法で脚注を付ける場合は、はてな記法一覧 - はてなダイアリーのヘルプを参考にした。

*2:複数がnn.と書いてあるが、そもそも「複数」とは何なのか不明。注釈が複数個ある場合なのか?