PHP コード最適化 Best Practices 63+

www.chazzuka.com

みたいなタイトルの記事を Digg 経由で発見。チートシート代わりにと思い超訳。*1

A Software Architect

PHP 最適化 ベストプラクティス!

  • 01. static にできるメソッドは static として宣言しよう。(4倍速い)
  • 02. echo の方が print より速い。
  • 03. echo 'æ–‡','å­—'; (カンマ区切り)の方が、'æ–‡'.'å­—' (ドット連結)より速い。
  • 04. ループの最大値は、ループ「内」ではなく「前」にセットしておこう。
  • 05. 大きい配列のような変数は unset() してメモリを解放しよう。
  • 06. マジックメソッド(例: __get, __set, __autoload)は使用を避けよう。
  • 07. require_once はハイコストなのです。
  • 08. include ã‚„ require でファイルはフルパスで指定しよう。
  • 09. スクリプト開始時間は time() でなく $_SERVER['REQUEST_TIME'] で取得。
  • 10. 可能であれば、正規表現より strncasecmp、strpbrk、stripos を使おう。
  • 11. strtr(str_replace の4倍速い) > str_replace > preg_replace の順に速い。
  • 12. 引数に配列、文字列両方を受け入れるような関数は避け、個別に関数化しよう。
  • 13. if をたくさん使ってるなら switch を活用しよう。(訳注:ってことでいい?)
  • 14. @によるエラー制御はすんごく遅い。
  • 15. Apache の mod_deflate(Apache2系) ã‚’ ON にしておこう。(No.42 参照)
  • 16. 処理が終わったらデータベースの接続は切っておこう。
  • 17. $row['id'] は $row[id] より7倍速い。
  • 18. エラーメッセージはハイコスト。
  • 19. for 文の条件式には count($array) のような関数をいれない。(変数に格納)
  • 20. メソッド内ではローカル変数をインクリメントするのが一番速い。
  • 21. グローバル変数のインクリメントはローカル変数より2倍遅い。
  • 22. オブジェクト変数(例:$this->v++)のインクリメントはローカルより3倍遅い。
  • 23. 未定義のローカル変数のインクリメントは定義されたものより9〜10倍遅い。
  • 24. 未定義のグローバル変数についても同様。
  • 25. メソッドの起動コストはクラス内のメソッド数とは無関係。
  • 26. 派生クラス内のメソッドは、基底クラスで定義されたメソッドよりも速い。
  • 27. 引数1つの空関数を呼び出すのにも、ローカル変数 $local++ 7〜8回分のコスト。
  • 28. ダブルクォート より シングルクォート の方が若干速い。
  • 29. 03 と重複か。(注:これは複数の引数を受け取る echo でのみ有効)
  • 30. PHP スクリプトは静的な HTML ページよりも2〜10倍の時間がかかる。
  • 31. キャッシュを利用しよう。通常、コンパイル回数 x 25〜100ï¼… 分速くなる。
  • 32. これもキャッシュについて。memcached とか使おうよ。
  • 33. if (strlen($foo) < 5) を調べたいなら if (!isset($foo{5})) と書くと速い。
  • 34. $i++ より ++$i の方が速い。(そういう opcode optimizer が走ってる場合)
  • 35. 全部が全部 OOP でなくても良い。(コストやメモリの浪費になってるかも)
  • 36. すべてのデータをクラスにしようとしないこと。配列も十分便利です。
  • 37. メソッドを分割しすぎない。(どれを再利用するのかよく考えよう)
  • 38. メソッドを分割したくなったら後でいくらでもできる。
  • 39. もとから用意されてる 関数たち を活用しよう。
  • 40. 非常に時間のかかる関数 → C言語による拡張モジュール化も検討しよう。
  • 41. コードをプロファイリングしてボトルネックを見つけよう。Xdebug とか。
  • 42. Apache の mod_gzip(Apache 1系)は、転送量を最大80%減。
  • 43. http://phplens.com/lens/php-book/optimizing-debugging-php.php を見てね。
  • 44. 28 と重複か。
  • 45. 13 と重複か。
  • 46. 19 と重複か。
  • 47. ループ処理には foreach を使おう。
  • 48. 複雑なクラスを作ってるなぁと思ったら → Singleton モデルを検討しよう。*2
  • 49. DB に入れる値なら GET より POST を使おう。(パフォーマンスが上がる)
  • 50. 可能なら正規表現より、ctype_alnum、ctype_alpha、ctype_digit を使おう。
  • 51. ファイル指定は basename / file_exists / open_basedir よりフルパス指定が速い。
  • 52. require_once より require を使おう。(opcode キャッシュがらみの理由で)
  • 53. 一時的なファイルを作るときには tmpfile ã‚„ tempnam を使おう。
  • 54. 外部サービスに XMLHTTP で接続するときにはエラー回避のため Proxy を使おう。
  • 55. デバッグするときは error_reporting (E_ALL); にしておこう。
  • 56. Apache の allowoverride ã‚’ "none" にしておくとパフォーマンスが向上。
  • 57. 静的なコンテンツには thttpd のような高速なファイルサーバを使おう。
  • 58. パスなどの設定パラメータは配列に serialize して入れ、キャッシュしておこう。
  • 59. アクセスの多いページには PHP の 出力バッファリング を使おう。
  • 60. DB 固有の prepare メソッドではなく PDO::prepare を使おう。
  • 61. SELECT * (ワイルドカード)を使うのはやめよう。
  • 62. PHP より賢い DB ロジック(queries, joins, views, procedures)を活用しよう。
  • 63. SQL の省略表記を活用しよう。
    (例:INSERT INTO MYTABLE (FIELD1,FIELD2) VALUES (("x","y"),("p","q"));)

以上。

っていうか、ありすぎ (;´∀`)


前半は http://labs.unoh.net/2007/05/phptips.html と同じでしたね。

こういう Tips は検証環境によっていろいろと差が出てくるみたいですけど、

どっちにしようか迷ったときなんかには参考にしてもいいんじゃないかな。*3


元ネタの元ネタらしきもの(引用の引用とかで正確には不明ですが…)
これを書いてる途中に発見した関連記事

なんだこれは、もっとくわしく!

って方へ。簡単な解説(例とか)つけてみました。よろしければどうぞ。
→ PHPコード最適化Tipsのウソと本当(解説) - カタコト日記

*1:文中のリンクは、元記事にはないんですが、参考のため勝手につけちゃいました。

*2:原文:Do consider using the Singleton Method when creating complex PHP classes.
どういう意味なのかちょっとよくわかりません…。コメント欄で試行錯誤してます。

*3:訳を思いっきりはしょってる & 何より根拠を知らずにがんがん使うのは危険だと思うので、英語ですけど元ネタもあわせてどうぞ。