すいませんっ! 鈍感な人間で本当すいませんっ!
僕は「たまゆら」大好きな人間なので、「たまゆら」の世界を毎週楽しんでますが、万人受けする内容ではないし、そういう意見があるのも無理はないと思ってるんですね。何気ない日常の中で、友人や家族、街の人の善意に囲まれながら、何気ない日常が輝かしい日々になっていく。そんな世界が現実的でないってことぐらい、見てるほうも作るほうもわかってますよ。
でも、だからこそ楽しめるものもあるんじゃないかなあ、と。
それに、放送されてるアニメが全部「たまゆら」みたいだったら、さすがに僕も楽しめないと思います。でも、アニメって一言に言っても、いろんなものがあるじゃないですか。殺伐でサスペンス要素の強いものがあれば、そこで暮らす人々の生活をリアルに描いたものもある。少年少女が戦いあうアニメがあれば、ほのぼのまったり系のアニメもある。「たまゆら」とはまた違ったアニメや物語、はたまた現実を知っているからこそ、違う世界に惹かれ、楽しめることもあると思うんですよ。
もちろん人によって作品の好き嫌いは千差万別なので、自分の嫌いなアニメを好きな人がいるのも至極当然のこと。だから自分の好きなアニメが批判されても、ファンとしては悲しいですが否定する気はないですね。逆にまわりが絶賛してても僕が好きになれないアニメもいっぱいありますし。でもそれで気を悪くする人もいると思うので、言わないようにはしてますけど。
なので、そういう意見をもったとしても気にすることないし、ファンも気にしなくてもいいと思いますよ。
表現である以上、多かれ少なかれ何らかの「毒」は必要ですが、
必ずしも相手を不快にさせることだけが「毒」ではないです。
「毒」がないという「毒」を味わうのも、それはそれで悪くないと思うので。