システムはbeatmaniaと同じ5鍵盤+1スクラッチ×2で、初代筐体と違い非常に多くのエフェクト機能があったり、グラフィック能力がとにかく高かったりと、コナミのBEMANIシリーズでは最強レベルのスペックを誇る。
・・・のだが、このゲームは先行出荷販売のみ行われ、正式発売直前に販売中止となったためあまり出回っていない。
その後はAPPEND CORE REMIX、APPEND 6thMIX、APPEND 7thMIXと、beatmaniaの新バージョンが出るたびに、その新曲を追加していった。
全作同じである。
beatmaniaIIIには斬新なプレイスタイルが多々搭載されていた。
プレイオプションを選ぶ際にプレイ画面のデザインも選択できた。
単に絵柄が変わるだけでなく、スコアなどの表示位置まで変わるという本気っぷり。
今で言うe-amusementサービスのカードプレイのようなもの。
プレイデータをフロッピーに記録する事で隠し要素が解禁されたりとなかなか斬新なシステムである。
FDがデータの破損しやすいメディアでなければ完璧だったと思われる。
HI SPEEDはシーケンスの見た目の速度を変えるわけだが、これはまさに曲の速さ自体変えてしまうモード。
使える曲が限られるが、知ってる曲もこれでイメージが変わるかも。
ちなみに逆にSLOW PLAYもできる。
足下にエフェクタのON/OFF用のフットパネルがあるが、これを7つ目のデバイスとしてプレイ可能。
III初代の時点で収録されている曲の中にはFOOT譜面というのがあり、これは5鍵+スクラッチ+フットパネルというスタイルでプレイが出来る。
なお、専用譜面が無くても鍵盤5つのうち1つをフットパネルに割り当ててプレイする事も可能。
など、いろいろ特色あるゲームである。