笹子重治(アコースティック・ギター)秋岡欧(バンドリン)沢田穣治(コントラバス)の3人によって1989年に結成された弦楽ユニット。ブラジルの伝統的な都市型インストゥルメンタル・ミュージック「ショーロ」にインスパイアされながらも、全く独自のサウンドを創造する。
※作曲家服部隆之とのコラボレーション。
※ピアニスト妹尾武とのコラボレーション。
音楽 aus『Everis』 ストリングス大好き人間にとって今年は嬉しいリリースが多かった。本作はその筆頭で、『After All』(2009)収録の「Autoland」のような生楽器多めのスタイルを継承しつつもテクスチャーはより分厚く複雑になり、全体に薄く靄がかかったようなサウンドスケープで、一聴して分かるような美しさとは距離を取ろうとしているように感じる。その意味でmikikiのインタビューで語られていた音像に対するアティチュードの話はとても印象的だった。〈DOME〉での出演を最前中央で観れたのも感慨深い思い出(その後Bのライブでめちゃくちゃになったことも含めて)だし、Cuusheと共に参…