フォローしているブロガーさんの紹介があったので読んでみた。 以前、同じ作者の「テスカポリトカ」で感銘を受けたが、こちらの作品も随所に「テスカポリトカ」との共通点が見られた。 特に下記は、私にとって身近なものであり、「不思議な縁」のようなものを感じる。 スペイン語 類人猿 京都 ボルヘス ウガンダ 内容に言及すると「ネタバレ」してしまいそうなので、簡単な「感想」。京都の「地の利」を生かした執筆が巧いと感じられる。読者のほぼ全員が、行ったことがあるだろう場所を舞台に選ぶのは巧い。 それから「小道具」の使い方。SLS-AMGという車が出てくる。これは「メルセデス・ベンツAMG」(もともとAMGだった…