恐怖の尻出し事件

先日KBの命令で1年ぶりに医学部前の花壇に植わってきた*1。その日の夜我が家で酒を飲んでいたところ、KBが思い立ったように「今日は植木記念日ということで今一度植わりに行くべし」と言い放ち、我々は缶ビール片手に医学部へと急行したのだった。着古したジャージ上下(without ブラ)に缶ビールという完全に不審者ないでたちの私は、一年前の記憶を頼りに現場を捜索した。そしてとうとうそれらしき花壇を発見、試みに植わってみることにしたのだが、すでにほろ酔いの私はぐへへと下品な笑い声をたてながら思い切り仰向けにダイブ、その瞬間背面に激痛が走ったのだった。「ア、こらあかん。完全に木ィ刺さったわ。」そう判断した私はKBに「背中血ィ出た!」と訴え、必死に上着を捲って背中を見せた。しかしKBは「いや、全く血ィ出てないし傷もないよ」と一蹴。そんなはずはない!この痛みから考えてみるに血ィは出てるはずなのだ!そして躍起になった私は、背中のみならず尻をも出して傷口をアピールしたのだった。東大の中心で尻出して叫ぶ!嗚呼!KBは滅多なことでは怒らない男なのだが、いつまでも尻を曝け出しつづける私をみてさすがに立腹、「いいから早くしまえよ!」とおっしゃっていました。早くしまえよて・・・。案の定どこからも血は出ておらず、うっすら背中が赤くなっているだけでした。翌日もKBは「胸の割れ目が見えたらドキドキしちゃうけど尻の割れ目は単にガッカリだよ!」とプンスカしておられました。ハイすいわせんでしたー!

恐怖の乳出し事件

先月末学会に参加するため札幌に行ってきたのだが、そこで全くもってダメなお土産を発見したので報告させていただきます。

ウン、ほんとダメだよねこれは。携帯ストラップなのだがその名も「おっぱいど〜?」ときた。北海とおっぱい・・・どう考えても遠いよ。あまりの気持ち悪さに購入してしまったが(売店のおばちゃんに冷笑されつつ)最終的に我がラボのエロホープことエロ島君に差し上げました。すんごい迷惑そうにありがとうございますと言ったあと、期待を裏切らずに乳首を弄くってくれました。ていうか後始末サンキューゥ!

恐怖のティム出し事件

先日大学院講義を受けていた時のこと。オムニバス形式で何人かの講師がそれぞれのテーマについて講義することになっているのだが、四人目の先生は「コアラレトロウイルス」について話していた。レトロウイルスが今まさに内在化しつつある生物、それがコアラなのだ!と暑苦しく・・・否、熱く語っているなぁと思っていたのだが、次のスライドでは唐突にコアラのティムポがでかでかと映し出された。その瞬間会場はざわめきはじめた・・・アレ、そこはかとなく違和感が・・・?「ハイ、ちょっと話は逸れますが、これ、ね?気付いた方もいらっしゃると思うんですが、コアラの場合、位置が逆なんですよー。」とポインターで恥部を指し示す先生。ななんと!ティムポとタマタマの位置関係が反対!タマタマの方がおなか側に付いているヨ不思議ダヨ!!しかも、もっと驚いたことにコアラのティムポは先が二股に分かれており、女の子コアラの方もそれに合わせて穴二つ仕様になっているそうな!なんとも生命の神秘を感じずにはいられません。獣医学科にいるといろんな動物のティムを見る機会があるのだが、そらもう多種多様ですよ。ブタさんのティムはらせん型で、女の子の穴もらせん状なのですよ。ザッツ鍵と鍵穴。ニッポン男児のそれが小さめなのはきっと鍵穴の方にも責任があるのでは!というわけでニッポン女子の皆様、意識的に緩めていきましょうよ!ひょう!

恐怖の出したくても出せませんですた事件

読書の秋ということで最近いいペースで本を読んでいるのだが、その中で是非皆様に読んでいただきたい本がございますので紹介させてください。
[rakuten:book:12120814:detail]
童貞が主人公である小説を集めたこの本、一言で申し上げるなら「気持ちわろし」です。特に三木卓の「炎に追われて」は読んでいて幾度となくさぶいぼが立った作品です!童貞の懊悩をストレートに描いた作品ですが、時折現れるメランコリックな表現には心底同情いたしました。例えばこれ。

・・・だが、硬く腫れたペニスは何等の個的具体的な対象を持たないまま暗い空を指し、ひたすら緊張からの解放を望んでいた。わたしは全身に動悸を感じながら眼を閉じた。すると、薄い眼瞼を通して真赤な光が見えた。わたしの肉体全体がその光と隈なく触れ合いたい、という欲求の虜になっていることがはっきりわかった。何故なら、わたしのこの夏をむかえた肉体は、灼けつくような衝動に導かれて生きているのであり、わたしはそれに従って精子を風にのせ、飛散させながら死んでいくだけの存在だった。・・・

最終的に主人公は近所の定食屋のおかみさんが寝ているところに出向き、勝手に挿入いたすことで童貞を喪失なされるのですが、まぁなんたってこんなに気持ちわるく描けたものだと感心しきりでございます。秋の夜長にぜひお楽しみあれ!