『風の谷のナウシカ』には3つの生命倫理観が存在すると思う


ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)


引用元:http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1349135831/

505 :愛蔵版名無しさん:2012/11/25(日) 14:59:29.86 ID:???

>>462

この作品には3つの生命倫理観が存在すると思う。

(1)ひとつは作中の、墓を作った時代の人間の倫理観。
ホモ・サピエンスというたった一つの種が、地球の全生命を絶滅させて、
地球環境を自力再生不可能な程までに、破壊し尽している状態。
こんな時代の倫理観なんて、人間なんて本当にどうしようも無い生命で、
もうこんな生命体は、絶滅させて全く新しく作り治そうという程までに、
人間という種に絶望しているのは、そんなにおかしく無いと思う。

(2)二つ目は、ナウシカの世代でこの時代は必死に環境と戦いながら、
生き抜いている時代なので、人間に対する絶望感が全然ぬるい。
ナウシカ程度の人間に対する絶望感と、墓世代の絶望感では比較にならないと思う。
だから、ナウシカ個人の生命倫理観とかいう方が、勝ってしまった。

(3)は読み手側の現代の実際の現実の個々の倫理観でこれは、
読み手側によるんだろう。







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