官吏の購入時の効果について

はじめに

本エントリーはあてくしかびぼうずの個人的なメモとなります。
ですので、間違えている可能性が高いです。
鵜呑みにせず、おかしいと思ったらコメントにて突っ込んでもらえると助かります。
あと、今更なことを書くかもしれませんがご容赦ください。

本題

官吏の購入時の効果。
「あなたはこのカードを獲得するとき、あなたの場に出ているすべての財宝カードをあなたのデッキの上に好きな順番で置く。」
この効果がデメリットだという意見を聞く。

実際購入時に使用した財宝カードが戻ってしまうので、デッキの周りは悪くなってしまうと感じるだろう。特に1、2ターン目に購入する時は。


しかし、場合によっては早くなる可能性がある。
ポイントは獲得時、デッキに戻るのは購入に使用した財宝カードのみであるということ。
それ以外のカードは全て捨て札に流れることになり、手札には使用された財宝カードと捨て札にされたカードの枚数だけ補充することになる。
もし、財宝カードだけで5金を出していたらそれがそのまま残り、新たにカードを引けるため、6金以上を出せる可能性が高くなる。
そして本命のカードを購入後にカードシャッフルされれば、購入したカードをすぐに使うことができる。

例

多分上記だけだとわかりにくいので例を出して説明してみる。*1

3-4スタートで1、2ターン目に銀貨を購入
3ターン目の手札 「屋、屋、銅、銅、銀」の4金
4ターン目の手札 「屋、銅、銅、銅、銀」の5金

金貨を購入したいのに6金が出ない場合、通常ならこのまま銀貨を買い続けることになる。
しかし、4ターン目に官吏を買えば、屋敷のみが捨て札となり、購入に使用した5金は山札に戻る。
つまり、次のターンは使用した4枚5金と1枚山札から補充した手札になる。
屋敷はすでに3枚出てきていることから次の1枚は確実に銅貨であり、6金がでて金貨を購入することができる。

通常なら山札は1度シャッフルをしているため、金貨を購入したとしても、金貨を使うには再度山札を使い切ってシャッフルを迎えないと使えない。
数字で言うと、通常なら2回目の山札をシャッフルさせるのは最速3ターン後*2であり、遅いと6ターン後になる。

しかし、上記であればデッキシャッフルがすぐ行われるため金貨を使用できる可能性は少し早くなる。
このように、シャッフルタイミング直前で官吏を購入し、次に本命のカードを購入すれば購入したカードをすぐに使用することができる可能性が高くなるのだ。

一言

狙ってやるものではないし、次に引くカードが財宝カードやお金を生み出すアクションカードであるかはデッキを把握していないといけないのでカウンティングも必要だけど、これを知っていれば多少戦略の幅が広がるかもしれない。
もしかしたら皆知っているのかもしれないけども、自分はいまさら気がついたのでメモしておく。

こういう気づきの積み重ねで1つ上のレベルに上がれるといいなぁ。

*1:説明しやすくするためサプライは官吏だけという状況とする

*2:2回目の山札4枚と3回目の山札1枚