武藤水華さん「卒業」

武藤水華





事務所の公式発表です。



日頃からハロー!プロジェクトへの応援ありがとうございます。

本日は皆様にハロプロエッグ武藤水華に関してのご報告です。

この度、武藤水華本人及びご両親より、現在所属しております
「音楽ガッタス」、「Gatas Brilhantes H.P.」 、「ハロプロエッグ」の活動を終了し
普通の高校生としての生活に戻りたい、という申し入れがありました。
事務所としましては、これらの申し入れを承諾し、4月30日をもって、
全ての活動から卒業するということになりました。

今までご声援頂き、ありがとうございました。


2008年4月28日 ハロー!プロジェクト

武藤さんはまだまだこれから楽しみな人だと思っていたのですが、フットサルにも新しい人が入ってきたし、芸能活動でも後から入ってきた人がソロになったり新ユニットに抜擢されたりする現状です。ハロプロ自体に往年の勢いはありません。「全ての活動から卒業」して「普通の高校生としての生活」に戻るのは、現実的な判断かもしれません。


ところでハロプロにおいてよく用いられる「卒業」という言葉には違和感を覚えることが多々あります。「卒業」とは普通、所定の教育課程を修了して何らかの知識や技術を習得すること、あるいは何らかの仕事を成し遂げることを意味します。そしていずれも、卒業後に高次の段階に進むということまで含意されます。だからこそ「卒業」は「おめでたいこと」でもあります。
ところが武藤さんは、音楽ガッタスには抜擢されたものの、「ハロプロエッグ」という研修生の状態のままハロプロから去っていくことになります。これを「卒業」と言えるのでしょうか?それに卒業発表から卒業までの間に、フットサルの試合もなければコンサートもなく、武藤さんから直接ファンに挨拶することも、ファンから武藤さんに声援を届けることもできません。「卒業式」が無いのです。
これなら事務所の公式発表は「引退」で結構です。下手に「卒業」などという言葉だけ美化しても虚しいだけです。「卒業」という言葉を使うのであれば、せめて6月の新人公演をもって卒業とか、そのような段取りは組めなかったのでしょうか。


さて、ここでヲタが遠吠えはここまでにして最後に武藤さんに一言。武藤さん、今までお疲れさまでした。僕はフットサルを見に行くことはできなかったけれど、ハローのコンサート、新人公演、音楽ガッタスのツアーで楽しいひとときを過ごすことができて、とても感謝しています。稲葉さんと共演した「剣狼」という舞台もありました。そのときの役名「スイレン」を、以後、「好きな花」として挙げてくれていたことはとても嬉しく思います。これからの新たな人生を、悔いの残らぬように歩んでください。