highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

初めての野球観戦で関西独立リーグの試合を見る

野球には興味がないというか、中学時代まではテレビでプロ野球も見ていたけれども、それ以降はさっぱり、高校野球なんていうのも自分より下の世代になると途端に興味がなくなった。関西独立リーグはニュースの中でしか知らない。

8月29日(日)快晴、関西独立リーグの神戸9クルーズと紀州レンジャーズの試合が兵庫県三田市の城山公園の球場である。三田市民は入場料無料の日らしい。無料の日だから行ってみるかというのが、あさましい。神戸9クルーズにはナックルを投げる女子高校生がいたということぐらいは知っている。試合開始10分前ぐらいに着き、神戸の選手が載った団扇を貰ったがもちろん誰も知らない。

ホームである神戸の1塁側スタンドはなかなかの入りだが、紀州の3塁側スタンドはガラガラ。神戸は地元ということだし、選手の家族や地元の友人、地元の少年野球チームとかが応援に来ていたのだろう。


紀州側で応援しているのは主に2人。大きな旗を振り、大きな声を出している人。この人はいつも観戦している常連さんか関係者的な人なのだろう。背中の紀州魂があつい。もう一人は大きな声の人の音頭にあわせてメガホンを鳴らして応援している人。しかし、神戸のようにみんながワイワイと応援するよりも、一人の男が声を張り上げて音頭をとって応援する方が印象に残る。応援は互角だ。


そして試合開始。ちなみにサッカーはJリーグの試合を一度だけ見にいったことがある。

開始早々、神戸のピッチャーが大乱調、ストライクが入らない、四球連発、そしてヒットを打たれ、ものの10分ほどで降板。3失点。ベンチでグローブ投げつけて悔やしがっていた。その後に投げた神戸のピッチャーもピリッとせず。





3回にも紀州が5点を追加して勝負あった的な印象。

淡々と試合が続いていてもファウルボールは飛んでくる。野球観戦に行く人はこういうのに慣れっこなのだろうか。ちょっとした緊張感がある。


5回裏まで終わってだいたい3時、ここまで2時間ほど。野球の試合はまぁ3時間程度ぐらいで終わるみたいな勝手なイメージがあって、試合終わったあとの予定とか考えていたけど、ちょっとこれは無理っぽいかなとか思ったりした。
それにしても日陰がない……暑い……カメラもすごい熱いけど大丈夫だろうか……




しかし、Tシャツに短パンは恵まれているのだ。マスコットの中の人達はもっと苦しいのだ、たぶん。


こういうのは、大量に水分を持ってきて、パラソル的なものを持ってきて、芝生のところでまったり座って観戦するというのがいいかもしれない。
最近の野球のことはほとんど知らないが、こういうリーグからNPBへいく人もいるのだろうか。いった人はいるのだろうか。









後半、神戸が迫力のない反撃をしたものの、紀州も追加点を重ねる。9回表で全力ダメ押し、9回裏は0点に抑えられてゲームセット。試合時間は3時間45分ほど。長かった。

一方的に神戸がやられた印象だけど安打数は神戸の方が多い。のに、14安打で5点しかとれていない。どうしてこうなった……

歓喜の紀州スタンド。

初めての野球観戦。また野球を見にいきたいだろうか。プロ野球を見てナンボなのだろうか。兵庫県民たるもの甲子園に行ってナンボなんだろうか。よくわからない。ただ、球団やリーグには悪いけど、観客は少ないし、まったりしているし、こういう地方競馬的な雰囲気は割と好きかもしれないなとは思った。

追記

独立リーグ 観客動員 ランキング 2010/08/29 - 新 プロ野球 観客動員 ランキング 速報 !

[関西]神戸9クルーズ      対 [関西]紀州レンジャーズ     273 三田城山

観客動員数273人。感覚的にはもっと少ないような気がしたけれどもそんなもんだろうか。