YAPC::Asia Tokyo 2010を終えて(shut the fuck up and write some code)

YAPC::Asiaお疲れさまでした!
今回でYAPC参加は2回目ですが、前回とはまた違った面白さがあったかと思います。芝生やらロビーやらでぐたぐだ飲みながら話すのもいいものですね!
個人的には、id:tokuhiromの緩急使い分けるしたたかさや、id:kazuhoさんの何事にも妥協しない気概、大勢のPerlerの仕事に対する姿勢を改めて感じ、自分ももっとコードを書きたい!という思いを強めて会場をあとにしたのでした。
id:miyagawaさんのkeynoteについては二つ印象に残ったことがあります。一つは「遅く始めたのがよかった」というもの。PSGI/Plackは遅く始めたからノウハウが十分に蓄積しており、だから初めから実装の完成度が高くその結果普及も速やかだったと。早ければいいというものじゃないんですね。もう一つは「キュートな名前をつける」ということ。HTTP::Server::PSGI::Net::Server::PreForkではなくStarman命名したおかげでコミュニケーションコストが下がり、愛着もわくと。どんなモジュールにもキュートな名前をつければいいといものではないですが、本気でとりくむプロジェクトには敢えて非説明的な名前をつけてもいいのだなと思いました。この二つのポイントは一見成功するプロジェクトの常識に反しているようですが、必ずしもそうではないんですね。
さて来年はいよいよ私も社会人となるわけで、社会人として参加するYAPC::Asiaはどんなだろうと今から楽しみです。