ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

gooニュース×Voice 連携企画がスタート


PHP出版の月刊誌「Voice」とgooニュースの連携企画が始まりました。タイトルは「話題のテーマに賛否両論!」です。
gooニュースとVoiceがテーマを相談し、それぞれから論者に原稿を依頼。gooニュース側の記事は雑誌の発売前にgooニュースで掲載、Voice側の記事は雑誌発売後1週間後をめどにgooニュースに掲載される予定です。Voiceには双方の原稿が掲載されています。

第一弾のテーマは「グーグル流ビジネス」。gooニュース側は「グーグル・アマゾン化する社会」「インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?」の著書でも知られるジャーナリストの森健さんに書いていただきました。Voice側は早稲田大学教授の野口悠紀雄さんです。

雑誌不況もあり各社ネット事業への取り組みを進めていますが、単に雑誌で読めるコンテンツをウェブに掲載するだけでは新聞社同様自分の首を絞めるだけ。
配信社が苦しくなり、良質なコンテンツが失われるのは、記事を配信してもらっているポータルサイトとしても望むことではありません。
両者が共存できる方法はないのか、担当者同士でアイデアを出し合ってきました。ポータルサイトのニュースは新聞社や通信社からの記事配信が中心ですが、gooニュースは少ないながら自社コンテンツも作っており、一緒にコンテンツを作る取り組みが可能でした。小さな取り組みですが、Voiceの販売の変化についても検証することになっています。