モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

自宅で仕事をする時のルール10箇条〜短時間で、効率的よく仕事をこなす為の

明日は土曜日ですが、サラリーマンの方でも、会社で仕事が終わらず、家で仕事をしなければならない方は、かなり多いのではないでしょうか?SOHOとして仕事をされている方、新しく起業された方ならもちろんの事でしょう。

そんな自宅で仕事をする時の私のルールをちょっとまとめてみました。ポイントは、自宅でする時と、会社で仕事をする際の環境の違いだと思います。自宅で仕事をする際は、会社と違って

  • 上司がいない
  • 家族が隣にいる
  • 勤務時間(拘束時間)が決まっていない。  自由である
  • スペースに限りがある
  • コピーなどの事務機器が充実していない
  • 食べるものが、すぐ側にある
  • TVや仕事以外のネット等の楽しみを自由に見る事ができる
  • ちょっとした運動ができる

このような環境の違いはメリットでもあり、デメリットでもあります。メリットを生かし、デメリットを抑える、自宅で仕事をする際の独自のルールが必要になります。

  1. スケジュールを上司にする (30分刻みのスケジュール)
    家には、私達を管理する上司が誰もいません。(奥さんが上司のような人を除き。)これはある意味、仕事をしやすい環境、邪魔されない環境ではあります。が、その為、緊張感もなくなるものです。そこで、ダラダラした仕事になってしまう危険性が非常に高くなるものです。後で、説明しますが、家で仕事をする際は、私達の周りにたくさんの誘惑がありますから。

    そこで、自分のスケジュールを上司の替わりにするのです。30分(できれば15分)単位に細かく、何をするのかをスケジュール化していき、その実行を自分に義務づけていく事で管理していくのです。90分〜120分単位で休憩を入れていき、その際に、自分を誉めてあげるために進捗状況をチェックし、順調にすすんでいればそれを誉めてあげましょう。予定通りに仕事をこなしている自分を誉めてあげる事で、次の仕事とスケジュール通りに仕事をしていくという事へのモチベーションを高めるのです。

    誉める為の工夫は、別途、必要になりますが・・(モチベーションを高めたければ、ご褒美創造力を伸ばそう参照)
    休憩単位に細かく、自分を誉めてあげる事も、自宅で仕事をしていく際には重要になります。家で仕事をする際には、誰も誉めてくれる人がいないので、モチベーションを上げる工夫を自分で行う必要があるのです。


  2. 紙資料はできるだけ捨てる
    家は、よほどの大豪邸をお持ちでない限り、スペースに限界があります。メチャ広い、仕事場をお持ちの人の方が少ないはず。ここに、紙の資料をため込んでいたらスグにパンクしてしまいます。

    雑誌、本、会社でもらった資料等をため込んでゴミ屋敷のようになると、奥さんの機嫌もそこねます。(私もよくやっちゃうんですが)
    ですから、月に1回、紙資料を一掃する日を作っています。特に必要なものは、スキャンします。雑誌等もビリビリ破って必要なところだけスキャンします。(Scan Snapを使えば、スキャンするのもカンタンな時代ですから)。そして後は思い切って捨てます。

    この「紙資料一掃DAY」は、資料の見直しにも便利です。ため込んでおくばかりで、見ない資料って意外に多いモノです。この機会にそれを一挙に目を通すことにもなります。


  3. 家族の誰もいない時間は、最も大事な仕事を
    家族がいると、どんなにしても邪魔が入るものです。特に小さな子供がいる家庭などそう。ルールなどは関係ありませんからね。家で仕事をする際には、そのような家族の邪魔が入らない時間こそがゴールデンタイム。
    私であれば、朝と深夜。特に朝4時〜朝6時まではゴールデンタイムです。
    そこに最も当日、優先的にやらなければいけない仕事を持ってきます。誰も邪魔の入らない、贅沢な時間は、仕事の効率を大きくアップさせます。


  4. ネット利用時間の制限
    ネットは生産性を上げる武器にもなりますが、生産性を低下させる魔物にもなります。特に、家で仕事をしている際は、ネットで何を見ていても文句を言う人はいないものです。仕事での捜し物をしていたハズが、いつのまにか沢尻エリカネタを読んでいたなんて事もよくある事です。

    そこであえて、ネット遮断をする決断をしていく必要があります。私は、仕事のネット捜し物は、ネット利用タイムを作って、そこでネットを使った調査作業等は行うようにしています。そうするだけでも家での作業効率は違ってきます。しかしどうしても今、捜し物をやらないといけない時は、そのルールを破ってしまいますが、そんな時は、いつの間にか面白そうなサイトに寄り道をしちゃったりしています。

    そうなると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。


  5. 集中を遮る、雑誌、本は、必要なものだけを横におく
    これも、ネットと同じですね。ちょっとビジネス雑誌が横においてあったりすると、つい手が出てしまいます。そうすることが、ホントにやらないといけない事への集中力を遮断してしまいます。

    集中力を遮断しないためにも、机には、必要な資料以外はおかない環境を作る必要があります。誰から叱られる事がない「家」という環境では、「あなたを誘惑する魔物」を遠ざけておくことが重要になります。


  6. 90分は、絶対にイスから立たない
    家では、ついイスから離れたくなります。会社と違いイスから離れれば、そこにはテレビがあり、家族がおり、ベッドがあります。そうすると、ちょっとトイレに行くつもり、お茶を飲むつもりの時間がどんどん長くなってしまいます。

    とにかく「90分はイスから離れない」という単純なルール。仕事に入る前に、トイレやお茶の準備は済ませておくという当たり前の話をしておけばいいだけなのです。
  7. 集中できない時は、場所を変える
    例えば、子供の友達が遊びに来て、ギャーギャー騒いでいるときなどは、なかなか集中して仕事ができません。どうしても、家で集中できないときは、場所を変えましょう。

    ノートブックPCを持って、スタバなどに行って仕事をすると案外集中できます。バッテリーの時間に制限があるので、「なんとか2時間以内に終わらせなければ」という切迫感が、仕事をはかどらせてくれます。(長居するのも、心苦しいし・・)


  8. ちょっと食べるものを、仕事前に用意しておく
    家だと、食べるものはたくさん周りにあります。ちょっと小腹がすいた時、気分転換用に、ちょっとした食べ物を仕事に入る前に手元に準備しておきましょう。コーヒー等の飲み物、ガム、チョコ等のおやつ、バナナ等のカンタンに口に入れる事ができるフルーツ。

    ちょっと食べることが、頭がリフレッシュされて仕事の効率を生む事になります。(その為に、イスから離れるのはNGです。仕事に着手する前に、キチンと準備しておきましょう。)


  9. 「あなたが仕事中」という事が、家族から分かる環境を作る
    あなたが仕事をしていると分からなければ、奥さんや子供も話しかけてきます。集中している際に、人から話しかけられると、それまで考えていた事がゼロに戻る事もあるほど。そうなると、私などはイライラしてきます。「邪魔するな」とかを娘い言ったりして、きつすぎる事を言ってしまったなどと後で後悔したりする時もあります。そんな事態にならない為にも、家族に「今、仕事中だから、声をかけないでくれ」と言うことを伝える為の工夫が必要です。
    「ただ今、仕事中」という札をかかげるのもいいでしょう。
    家は基本的には、プライベートタイムを過ごす為の場所。家族みんなが、イライラせずに、気持ちよくすごせる工夫が必要になりますよね。


  10. 休憩タイムは、身体を動かし、子供と触れあう
    90分単位、120分単位ごとに、15分程度、私は休憩をとっています。家で仕事をできるメリットは、休憩時間に、会社の休憩時間と違って、何でもありということ。

    私は、同じ姿勢ばかりで仕事をしている時は、ストレッチをしたりして、身体をリフレッシュさせます。

    また、頭をフルに利用して疲れたときなど、ちょっと子供と遊んでみたりするとココロの気分転換ができて、新しい発想もでてきたりします。家族も味方にできますよね。

せっかくの土日です。さっさと効率よく仕事をこなしていきたいものですね。みなさんは、家で仕事をする時、どんなルールをお持ちでしょうか?どんな工夫をされていますか?

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