CentOS 4.5 に Apache 2.2.6/Subversion 1.4.5/Trac 0.10.4 をインストール

趣旨

CentOS 4.5 に Apache 2.2.6/Subversion 1.4.5/Trac 0.10.4 を入れようとしてハマリまくったのでメモ。結論からいうと CentOS 4.x では yum で新しいパッケージが入れられないので、ソースコードからコンパイルするしかないようだ。さもサクッと入れられたかのように書く。

情報ソース

メモ/WebDAVでSubversion
Apache 2.2 + Subversion 1.4 のインストール

Subversion と Trac のインストール方法とハマりポイントのまとめ
Subversion 1.4 と Trac のインストール。

インストール方法

apache 2.2

Apache 2.2.6 ã‚’本家からダウンロード&インストール。

tar zxvf tar httpd-2.2.6.tar.gz
cd httpd-2.2.6
./configure --enable-so --enable-dav
make
sudo make install
Subversion 1.4

Subversion 1.4.5 インストール。 Subversion には neon と swig が必要。Python がらみの部分は、後続する trac のインストールを意識してのもの。

neon は yum で入れてしまった。

sudo yum install neon

swig は本家からダウンロード&インストール。

tar zxvf swig-1.3.31.tar.gz
cd swig-1.3.31
./configure --with-python=/usr/local/bin/python --with-perl5=/usr/local/bin/perl --with-ruby=/usr/local/bin/ruby
make
sudo make install

Subversion 本体。configure で --with-apr=xxx とか指定するのがミソ。

tar zxvf subversion-1.4.5.tar.gz
cd subversion-1.4.5
./configure --with-apr=/usr/local/apache2 --with-apr-util=/usr/local/apache2 --with-apxs=/usr/local/apache2/bin/apxs
 make
sudo make install

Python バインディング。

make swig-py
sudo make install-swig-py
# Python から Subversion の Python バインディングが見えるようにする。
echo "/usr/local/lib/svn-python" > /usr/lib/python2.3/site-packages/subversion.pth 
Trac

Trac は sqlite3, pysqlite, clearsilver に依存している。

sqlite3 本体はすでに入っていたので何もしなかった。開発パッケージだけインストール。

sudo yum install sqlite-devel

pysqlite のインストール

tar zxvf pysqlite-2.3.5.tar.gz
cd pysqlite-2.3.5
sudo python setup.py install

clearsilver のインストール。

tar zxvf clearsilver-0.10.5.tar.gz 
cd clearsilver-0.10.5
./configure --with-apache=/usr/local/apache2
make
sudo make install

いよいよ trac 本体のインストール。

sudo ./setup.py install

うまく行ったようだ。一応、

trac-admin /path/to/trac/project initenv

とかやってプロジェクトも作ったし、

tracd --port 8000 /path/to/trac/project

とかして、

http://example.com:8000/project

にアクセスして、trac が動いているのも確認できた。

でも本当にチケットが発行できるのかとか、apache で動かす方法とか、svn がらみのことはまだ試していない。(というか力尽きた。とほほ)