コミケは企業スペースの脱エロゲ化を進めているのか?
本日、エロゲ界において大手のひとつであるオーガストが「コミックマーケット83で抽選に漏れた」というニュースが流れました。
そしてこの件についてOverflowの代表であるメイザーズぬまきち氏が以下のようなツイートをされております。
コミケ82で「エロゲ系ブースが企業スペース全体の1/4を占めているという傾向は近年あまり変わっていない」という記事を書いたのですが、このツイートを読んだら気になったのでデータを再精査してみました。そしてその結果が下記のグラフになります。
確かにメイザーズぬまきち氏のツイートにあるとおり、年々というか、コミケ76ぐらいからエロゲブースが減少し、逆に非エロゲブースは徐々に増加する傾向が見てとれます。前回の記事ではブース数の変化率が小さすぎてこの推移を見落としていました。ただ、実際エロゲブースの数は減少傾向にあるのですが、その理由が「準備会が恣意的にエロゲブースを減らしている」のか、単に「申し込み数が増加した結果、相対的にエロゲ系の割合が減少している」のかについてはこのデータだけでは分かりません。企業スペースの申し込み総数とその内訳を知ることができればいいのですが、まぁ、まず無理でしょう。