就任そうそうナイスアシストの副大臣


歴史修正主義・疑似科学・反人権と三拍子そろった下村博文・新文科相をサポートする副大臣なんて、並大抵の人材ではつとまらないと思っておりましたが、さすがです!

 谷川氏は「いじめたら怒られる。それを理解してもらうには怖い先生が学校にいないとダメ」と述べ、「武道家。一番いいのはボクシングだと思うが、空手、剣道、柔道、プロレスも入るかな」と格闘技を列挙。「いないなら警察OBを雇う」と続けた。

どこから突っ込めばいいのやら。
(1)「怖い」ひとに監視させた方がいいのはむしろ学校管理職や教育委員会の方じゃないの?(参考)
(2)スポーツ界ってセクハラひどくね?(参考)
(3)「怒られるからいじめない」って、初等・中等教育が目指す道徳性の発達段階として低すぎない?
(4)なんでみんな「警察OB」の天下りには寛容なの?
(5)要するに自民党にとって「いじめ」というのは「人権」に関わる問題じゃないんだよね。学校の秩序の問題であって。そういう発想がいじめやそれに起因する自殺の隠蔽を生んでるんだけど。