ナルキッソス/片岡とも

今年一発目のラノベ読み。
最近コミカライズが始まったので、気になって読んでみる。


ジャンル的には、厳密にはラノベでは無いと思う(著者自身もあとがきでそう書いているように)。一番近しいジャンルを挙げるとすれば、ケータイ小説……か? つかケータイ小説は文体が今ドキ過ぎて(?)、もうおじさんなボクは読み進める事すら困難ではあるのだけれど。
ケータイ小説系の素材をライトノベル風文体に落とし込んで、萌え絵を付けて売るパッケージング。これは面白い。商品的にも、もちろん作品もですよ。
もうラノベバブルが弾けかけている近頃だからこそ、こういうチャレンジ要素の強いタイプのジャンルが必要なのかもしれないな、と。

という訳で引き続き楽しみにしています。
ねこねこの人。