儲けたいね
ここで「どうでもいい」とは考えないで社会をhackすればいいのだろうと思う。Paul Grahamなんかは本気でそれを考えてGeekの楽園のような社会を作ろうとしているのだろう。そっちの社会の方が私にとっても楽しそうだ。だからそっちに向かう。ということをインタヴュー受けてるときにも話の中に込めたつもりなんだよね。プログラマは、プログラマにとって快適になるように行動しよう。
まったくもって賛成。
Forbes によると、2008年の US 長者番付の上位 25 人中 5 人はプログラマだ。
The Top 400 Richest Americans sorted by Rank - Forbes.com
1 | Bill Gates (Microsoft) | 570億ドル |
3 | Larry Ellison (Oracle) | 500億ドル |
12 | Paul Allen (ex.Microsoft) | 160億ドル |
13 | Sergey Brin (Google) | 159億ドル |
14 | Larry Page (Google) | 158億ドル |
この中では一番少ない Larry Page でも、1.6 兆円の資産を持っていることがわかる。
彼らはプログラマだから、当然ながら技術のことがわかる。
そして大きな資産を持っているので、見込みがあると思ったスタートアップに好きなように投資できる。
そうやって、プログラマがスタートアップを立ち上げるときに有利なエコシステムが、US にはできあがっているわけだ。
Paul Graham はこの中には入っていないけど、彼はより少ない資金でより大きな効果を上げることを目論んで Y Combinator という自分の VC をやっている。
日本ではどうかというと、ここまで大きな資産を持ったプログラマがいるという話を聞いたことがない。だから、今の日本にはプログラマにとって居心地のいい場所がほとんどないのだ。
もっとプログラマがお金を持たなきゃいけない。
ぼくは、今はそれほど資産を持っているわけじゃないから大した投資はできないけれど、プログラマが快適に過ごせるようになるようにソフトウェアを作り続けるよ。それが、ぼくにとって今できることだからだ。