これみて高木先生やばいとか言ってるやつは世の中舐めてない?

さすが、というところですが。

あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008 年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。

高木浩光@自宅の日記 - ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像

どこかのインタビュー記事とあわせて考えると、こうやって警鐘を鳴らすことで抑止力足らんとしている、というところでしょうか。
にしても、結構否定的な反応が散見される。
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でもさ、高木先生がこれをもって誰かを脅迫するってこともなさそうだし(筋が通らないダウンロード違法反対派をざくざくやるためには使うかもしれないけど。今回みたいに)、いつぞやの、XSSの危険性を指摘したいあまりに個人情報を公開してしまって捕まった誰かみたいなことはしないと思われます。本末転倒は嫌いそうだし。
それよりも、高木先生怖いとかやばいとか言う向きは、いかに高木先生とは言え所詮個人でやっていることなのにそれでもコレだけのことが出来てしまっている、ということにきちんと向き合わなければならないと思ったりする。
つまり、しかるべき筋が本気で情報を収集すればWinny使った履歴なんて一発でわかるしこのように追跡されるわけだ。公的な捜査機関はもちろんのこと、児童ポルノの所持が本格的にNGになったりした場合に、不倫してラブホに入るところを写真にとられて脅迫するのと同じような形でそっち向きの人に使用履歴を収集されて脅迫されちゃったりするんじゃないかな、なんて思ったりしますね。
Winnyを使うということはもうすでにその手の話の危険水域に近づいていますよ、という警鐘として受け取ったほうが良いのではないかな。