ここをご覧になってくれた皆様

LiveUp.tvですが実験は停止し、元のドメインのLivetube.ccで当初企図していた試験的なものを続行します。
コードベースは同じもので若干仕組みを変えて行います。
LiveUp.tvにおいて書き込まれた動画とアカウントは引き継ぎませんが、LiveUp.tvでそのままアクセスできるようにしておきます。
LiveUp.tvについては機能自体は停止し、すでにあるものを閲覧するだけになります。
関心を持っていただいた方、使っていただいた全ての方にここに御礼申し上げさせていただきます、ありがとうございました。
Livetube.ccもよろしくお願いします。

LiveUp.tvは要は何をやりたいのか


むかしむかし、インターネットが私を含め不特定の人に知られて使われだした頃、インターネットはどんなデジタル情報でもやり取りできる!、テキストだけでなく画像・音声・動画でもなんでも!と普通に思われていました、はず。
私の記憶と理解が正しければ、ネットスケープの初期の頃のバージョンには音声通話用のソフトも入っていて、またハイパーテキストの標準化の先に音声動画を含めたタイムラインベースのマークアップのそれも普通にされていた、はず。


当時のウェブのインパクトは今日の"ブログブーム"(?)と比じゃないレベルで、新しいメディアの形がかなり語られていて、また誰でも同じように情報発信ができるようになると信じられていて、とりあえずみんながHTMLの書き方を覚えたりしていた、はず。


あの頃、そのナチュラルな延長として音声・動画も同列に扱えるようになると普通に思われていたと思います。例えばSMILはHTMLの延長上に同列な扱いで捉えられていたように思います。そして音声動画もウェブと同じように、あるいは組み合わせて、誰もが記述できるようなものになる、はずだったのですがそうはなりませんでした。


理由はいろいろあると思いますが、単純に接続されている端末の能力と接続帯域幅の2点の不足に集約できるように思います。
あまり昔話は好きでないのですが、あの頃、動画再生ができないPCは普通にありました。エンコードではありません、再生、つまりデコードと表示です、小さい解像度で30フレーム/秒位の圧縮された動画をリアルタイムに再生できないマシンは普通にありました。
それと帯域、通常の回線でダウンロード再生、アップともほぼ無理でエンコードされているものをアップ、それをダウンロードしてから見るというのがやっとだったわけです。


そういったこともあって特に動画に関しては、ウェブっぽい利点や恩恵、構造とはリンクしなくなったように思います。
動画自体は普通にやり取りされるようになりましたが、ウェブのように誰でも簡単に記述できる、誰かが書いたものにリンクして連続的に見れるように、とかみたいなことはないままになったように思えます。つまりそもそも理想的に想定されていた形から考えるとミッシングピースがあるように見えます。


よくきかれるのですが(というかこれを見せるとまずほとんど最初に"YouTube?"ときかれるんですが)、(個人的にはYouTubeの動画を見ることも多いですし便利で好きですが)YouTubeに関しては確かにそのミッシングピースの部分の一部を埋めているかもしれないですがそのとてもとても小さな一部分だけのように思います。


現在、少なくとも前記の2点の制約は既にほぼなくなっています。少なくとも日本では100M-1Gbpsの接続は個人でできますし、最近のPCでかなりの量のビジュアルデータを普通に処理できるGPUが安価に使えます。


LiveUp.tvに関しては見ると分かりますが、技術的に新しい、ブレークスルーを伴う部分はなきに等しいもので、既存の技術を組み合わせて使っているだけで、しかも手抜きが多いというか現時点ではほぼ全体が手抜きでできています。
ただ眼目として考えているのは、そのような欠けてる点はまだ作れるのではないか、そもそも元々動画もウェブだったはず、動画を転送するだけじゃないネットの使い方は元々あったはず、ということをやることです。

Atom1.0のフィードもつけてみた。

http://liveup.tv/
XMLフィードもつけてみた。Atom1.0のみサポート。
Atomの仕様ほとんど読みもせずにつけたのでなんか変なことをやってる可能性あり。
とりあえずFirefox, Thunderbird, Opera, IEでは読み込めているようだ。