fc2ブログ

和華楽(wakaraku・わからく)

 和やかに、華やいで、楽しく  ~カルチャー教室 in 東京豊島区~

Entries

“結び”の文化Ⅱ

 おはようございます、yurimomoです
  前回の続きより。。。
   室町時代に生まれました“茶道”の世界にて
     その発展過程における“茶の湯”は
   一時、武将戦略のひとつであり
     時に命がけの時代でもありました
   
    茶結びと云われます紐結び
      封印結び”として、主君の暗殺を防ぐ事を
    目的として、起こったと伝わります

    その“結び方”は、文箱同様に
      “紐がとかれるとすぐにわかる”
    “幻の紐結びとされておりました

   やがて、その後の平和な時代に入り
     “紐結び”は、文化的にも様々に発展し
   和装・ に代表されます、女性の“帯結び”は
     数百種類とも云われ
   今でも“着付師”の方々により
     新たに誕生・しております

  いずれも、“日本文化”の奥深さを感じます
     お道具類の一コマです・

  





wakaraku   和華楽

“結び”の文化Ⅰ

 おはようございます、yurimomoです

 “炉開き”の祝席には欠かせない「茶壷
   床飾りの時には、飾り紐が結ばれます

 さて、そんな“結びの文化”について・
   その誕生は、相当に古く
     石器時代には、存在していたと云われております
   紐を使い、物を結び付けたり、束ねたり
     紐そのものを結び合わせたり・・・
   その行為は、遥か太古の採集や狩猟の時代より
     人々の日常の暮らしに、深く関わっておりました

   日本でも、埴輪等の出土品より、紐や結びの文化
     存在していた事が判明しております

   奈良時代以降、中国朝鮮大陸より日本
     仏教をはじめとする様々な文化が伝来し
   多くの影響を受けながら、今日までの
     日本文化の礎となって参りました

   中でも“染織技術”の到来より、貴族文化が花開き
     装束に関わる日本独自の“花結び”が生まれ
   儀式、法令、作法等へと、発展致しました

   その後続く武家社会でも、“武具結び”として
     基本の結びとともに“八の字結びの菊綴”等の
   複雑な飾り結びが発展致しました

   室町時代になりますと
     武家礼法への大きな影響となりました
   “茶道”が生まれ、“茶の湯”の世界での
     様々な“礼法”の基本作法の大成へと
   発展し、今日までの“茶道”へと繋がっております

   次回へ
     
  
  





wakaraku   和華楽

早くも立冬を迎え

 おはようございます、yurimomoです
 立冬を迎え、まだまだ先と思っておりました
   冬の訪れが、北国では早々に初雪を迎え
 これから、いよいよ本格的な寒さへと
   晩秋から冬へ、加速度的に
 季節は巡って参ります時
 
  さて、そんな十一月の異名より・・・
   ・霜月霜降月の略称にて、霜の降りることが多くなる月

   ・神帰月;先月に出雲大社に集まりました八百万の神々が
         それぞれの国へと帰る月

   ・神楽月;皇室ゆかりの神社に、旧暦に神楽が行われたことよりの異名

   ・雪待月;雪を想い、本格的な冬の訪れを感じられる月

   ・一陽来復;冬至の事を表し、陰気の極まる月から陽気の生じる月への
         意

  さて、これから始まります本格的な冬へ向けて
    一気に進んで参ります早足の時節の節目
  皆様、どうぞご自愛頂きながら
    乗り切って参りましょう・ 
  





wakaraku   和華楽

時節の節目の祝席を迎えて・・・炉開きⅡ

 おはようございます、yurimomoです
  秋の歩みの緩やかさの中
    富士の初冠雪・の待たれます頃
  今年も無事に、茶の湯の節目
    “炉開き”を迎える事ができました
  前回の続きより。。。

  後入りの後。。。
    和華楽(wakaraku・わからく) 茶道 japaneaseteaceremony
  ~ 茶壺・飾り紐にて ~

 霜降次候に入りましたが
    未だ厳しい寒暖差は現れず。。。
  紅葉の色づき・ も、低地では今一つ・

                       和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 茶会 祝席 後席 茶花 照葉 椿
                  ~ 茶花照葉&椿定番の取合せにて ~

  最初に頂きます“濃茶”席より。。。
    前席に頂きましたお菓子
  記憶の冷めやらぬうちに
    主菓子について・・・
     ご銘;深山路 末富製

  自然豊かな“深山路”の晩秋
     彩り豊かな様子に想いを馳せて
  心豊かに、想像力を発揮して・
                    
  今会の“初炭手前”は生徒さんにて
     日頃、なかなかできない数少ない
  炭手前のお稽古経験値より
     さて、実践時の炉中の様子は。。。
      和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 炭手前 茶会 祝席 後席 生徒さん手前
  ~ 生徒さん手前・初炭後の炉中より ~

  とても綺麗な火回りの様子にて
    温かな心地良さの中、“一期一会”のひとときを
  これもまた、これから始まります
    晩秋から春への“炉”の時節の楽しみ・

  そして最後は。。。
    お寛ぎの中での“薄茶”席にて

                      和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 干菓子 茶会 祝席 薄茶 
                     ~ 一日目・時雨日の中 ~

    和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 干菓子 茶会 祝席 薄茶
   ~ 二日目・秋の晴天の中 ~

  今年は、久しぶりに、“一足お先の錦秋を”
    皆様との“一座建立”のひとときにて・   





wakaraku   和華楽

時節の節目の祝席を迎えて・・・炉開きⅠ

 おはようございます、yurimomoです
  東京では、これまでにない
    の歩みの緩やかさの中
  富士の初冠雪・の待たれます頃
    今年も無事に、茶の湯の節目
  “炉開き”を迎える事ができました・

  寄付待合にて
    和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 待合 茶花 茶会 祝席 床
   ~ 茶花;野紺菊 ~ 

  茶室での準備中にて。。。
                   和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 水屋仕事 炉 炉壇 茶会 祝席 準備 下火 炭
                  ~ 水屋仕事・炉中より ~

  最初のご案内にて席入り後
    炉開きならではの“茶壺”とのお目見えにて
  お祝いの楽しみに・

  霜降を迎え、ようやく炉壇の炭も
    心地よく感じられます様に・

    和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 炭手前 炉中 生徒さん手前 茶会 祝席 炭
   ~ 生徒さん炭手前より ~

  会は進み、前席の最後は主菓子にて。。。
    この度の“炉開き”ではそれぞれに
  一日目は、生憎の空模様にて
    初時雨”の薄い光の中にて
  二日目は、打って変わり
    “澄み渡るの晴天・”にて

  趣向に合わせてお願い致しましたお菓子
    さて、この度は“盛付”に迷いつつ
  試行錯誤を。。。
  
             和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 主菓子 茶会 祝席 前席 濃茶 和華楽(wakaraku) 茶道 茶の湯 炉開き 主菓子 茶会 祝席 前席 濃茶
                ~ 彩り豊かな主菓子は棹菓子にて ~

  いよいよ次席のお茶席へと続いて参ります・

   

 



  
   
  





wakaraku   和華楽

左サイドMenu

カレンダー

11 | 2024/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

yurimomo

Author:yurimomo
はじめまして、日頃はおきゃんなおっちょこちょい、和の心・粋でいなせな心意気に憧れておりますyurimomoです。和の真髄、その奥深さに魅せられ茶道・いけばな・フラワーアレンジ・ラッピングなどなど。気がつけば毎日が楽しい日常を送っております。どうぞよろしくお願いいたしま~す

アルバム

マガブロ

紹介文:こちらは、お稽古参考資料として公開期間後は、有料配信となります

マガブロ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

QRコード

QR

マガブロ購読者向けメールフォーム

最新記事

検索フォーム

右サイドメニュー

フリーエリア

月別アーカイブ