ワガハイのお茶碗が!/聖闘士星矢Ω他2012/12/8~12/9アニメ感想
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<記事内アンカー>
ジョジョの奇妙な冒険 第10話「ニューヨークのジョジョ」
K #10 「Kaleidoscope」
聖闘士星矢Ω 第36話「気高きプライド!ミケーネ、王者の拳!」
漫画感想(「UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎」2巻、「名探偵マーニー」1巻)
タイトルに連動するように食器割りましたorz
先日のポークエキスビーンズがしょんぼりだったので、カゴメの基本のトマトソースに適当に食材を突っ込んで似たようなものを作る。トマト味に染まった食材が豚ひき肉やら豆やらが美味しい。
DK3はもう一つのパーティの合流が無事成功、どちらもマルティア大森林で無事勝利。使い魔のスキルを習得したのはいいが名前を入れ忘れた。彼女の使い魔「ピョートル」はダックスフント型のぬいぐるみに憑依して使役するものです。色はチョコタン。張り切り屋ですが(ダックスフンドの癖に)持久力が低めで、少々飽きっぽい性格だったり。
ジョジョの奇妙な冒険 第10話「ニューヨークのジョジョ」
ジョセフ・ジョースター――その誇り高き血統
舞台は49年後に移り、第2部開始!今回は原作4話分の約80P相当で、ストレイツォとの戦いの開始まで。
出来事自体はほぼそのままなのですが、描写順については相当に手が加えられています。原作ではストレイツォ達の描写とジョセフ達の描写を小刻みに繰り返す構成になっており、時系列が行ったり来たりしていました(何せマフィアの男が「スピードワゴンが死んだ」と伝えた時、ストレイツォ側の描写ではまだ仮面を被ってすらいないので「え?ストレイツォの蹴りでスピードワゴンさん即死したの?」と思ってしまう)。週刊漫画としては目を引きますし単行本なら読み返せもしますが、通しで流れるアニメ1話分としては不向き。アニメではこうした時系列の行き来が減っているため、ストレイツォ側とジョセフ側の描写をそれぞれ独立してまとめて見ることができるようになっています。
こうした整理は単純な入れ替えに留まらず、時間の圧縮も行われています。原作ではジョセフとの出会いとレストランでの1件は別の日(エリナの服装が違う)なのですが、今回の話ではエリナの服装が一緒に。またレストランの前に止まった車もタクシーに描き変えられており(原作でも連続した場面ではあるが、止まった車は背部がタクシーと異なっている)、これらの出来事が1日に続け様に起こったものとして描かれています。スモーキーの服装は出会いの時とタクシーに乗る前で変わっていますが、エリナとスモーキーが服屋から出てきたようになっているので、警官に殴られて血で汚れた服の代わりかレストラン用に買ってあげたのでしょう。ちなみにストレイツォとの戦いが起きるまでにも日が変わっているので、原作ではジョセフの服が別のものになっていますが、アニメでは登場時と同じ服装。こっちは単に作画労力的な問題かな。
スピードワゴン「ジョナサンと顔はそっくりだが 性格は紳士というのはほど遠いヤツ……」
元々の見せ方がいいのはあるでしょうが、アニメでの1話分としても今回はジョセフのキャラがよく伝わる構成になっていました。ジョナサンが正統派過ぎるくらい優等生な主人公だったのに対し、ジョセフは破天荒なお調子者、そのくせ頭脳派。曽祖父ジョージⅠ世譲りの台詞を言いつつも、性格はまるで違う。ジョセフとの外見的な差異は小さい分、このギャップは実に印象的です。
ジョセフのキャラを伝えるのに演出として特に印象的だったのは、ハイジャックされた飛行機からの脱出時の「ぼくのたったふたりの家族だもんな……」がそれまでの台詞と別カットになっている部分。原作では一つのコマに収められていますが、この台詞の部分だけ切り取る事で、ジョセフの「さびしさ」や家族愛が更に伝わってくる。ここが強調されたお陰で今回ラストの涙が一層映えています。
ジョセフ「ストレイツォ! 来るのを待ってたぜ この程度で きさまが死ぬとは思わねえが スピードワゴンじいさんのかたき! 宣戦布告だぜ!!」
そのラストの涙の見せ方も、音と映像の両面でアニメというメディアを生かして作られているのが上手い。機関銃を撃つ場面でBGMをカットし、薬莢の落ちる音が止むの合図にED曲の導入。そしてそれと同時にアニメならではの視点移動を活用し、ポージングと口上の途中でジョセフの涙を視聴者に伝える。原作の機関銃を撃ちながら涙を流すのも印象的でしたが、アニメはEDへの移行を上手く盛り上げてくれています。普段おちゃらけている分、ジョセフのこういう激情ってすごく胸を突かれるんだよなあ。
ジョセフ「おばあちゃん まさか…止めんじゃないでしょうね」
今回見ていてたまらなかったのは、スモーキーを侮辱されて怒るジョセフの動き。ジョジョ立ちにしっかり動きつけちゃったよ!直後の引用の台詞も、ジョセフのジョジョらしさとジョセフらしさが見事に同居していて実に素晴らしい。こういうさりげない部分にしっかり魅力を出してくれる杉田智和の演技も良好。今回の話を最初に見た時点ではこれまでの役の色が残っているようにも感じてしまったのですが、何回か見直している内に完全に馴染んでしまいました。ジョセフでしかないわこれ。芝居がかった場面の台詞との相性が抜群だし、感情の切り替えも十分。1部から引き続き登場の飛田展男、上田燿司、川澄綾子も歳を経たキャラを上手く演じ続けており、唸らされます。特に飛田展男のストレイツォの演じ分けはベテランの貫禄としか言いようがない。
音楽も1部の松尾早人から岩崎琢に変更。SFC頃のRPGを彷彿とさせる無言の存在感のあった1部から、程よくアクの強い今回の曲調への変更はジョナサンからジョセフへの変化を象徴するかのようです。特にコーラの栓を飛ばすシーンの音楽は、静かさを残したまま場面ごとに盛り上がりが増していくシンクロぶりが凄まじい。
やー、しかしいかんなこれは。他のアニメは基本的に1回見るだけなのにジョジョだけ2,3度と見てしまうんですが、今回は6,7回見返してます。ヘビーローテーションかw 雰囲気を変えても根底は変えない、期待は裏切らない。2部は更なる盛り上がりが期待できそうです。
ところでトンプソン機関銃って、今聞くとどうしても「うぽって!!」のトンプソン先生を連想してしまいます。「ウィンウィン」したくなってくるwww
おまけ。
先週の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第9話「最後の波紋!」
K #10 「Kaleidoscope」
もう10話。
最後の舞台が学園島……ということで菊理の登場はもちろん生徒会長にもちょっとした出番が。まだ話に関わったりするのかしらん。
下向いているので当然胸が強調されるわけである。
ホモホモしいその1。こちらは何も言わずともヤンデレぶりが伝わってくるキモさが良い。しかし正直、伏見が裏切る前の2人のやりとりが想像付かないなあ。
ホモホモしいその2。旧知の仲らしいのは拘束当初の描写でもありましたが、何があったのかさっぱり分からない。十束回想回でも宗像の出番なかったし……
とりあえず箸休めにアンナの画像を撮っておきますね。
ネコ「……バイバイ」
ひょっとして今週もまともに出番ないんじゃないかと思ってたよwww 菊理の以前の行動が尊敬する人の言葉をすっ飛ばして狗朗の行動理由になるのは、学園島での出来事が「確かにあった」のを再認識させてくれるいい描写でした。とはいえ、正直いい加減にストーリーのブレーキを外して欲しい。
先週の感想:K #9 「Knell」
聖闘士星矢Ω 第36話「気高きプライド!ミケーネ、王者の拳!」
獅子座回。イオニア共々Ω初期からいるのに敵な黄金聖闘士の1人、ミケーネとのバトル。
ミケーネの過去が遂に明らかになったわけですが、王者と言うよりは忠臣と言う感じだったなあ。彼の場合裏切ったのではなく、最初からマルスの部下だったのね。裏切ったイオニアの推挙で潜り込んで……という経緯なのかなあ。こうなると聖闘士としての誇りを持っているのがよく分からない気もするんだけど。
ミケーネ「エデン様、迷いは晴れましたか。貴方が己の進むべき道を見極めたこの瞬間を、私はずっと切望していた……!」
ただまあそうした疑問点を除けば、エデン思いで一貫したキャラではある。疑問はメディアのエデンに対する扱いから、決心もエデンの決意から。ライオネットボンバーを放つ蒼摩の瞳に映るミケーネの瞳、そしてその瞳に映るエデンから過去へというのは絵的に映えてました。今後はマルスと味方側に立つであろうエデンを繋ぐキャラになりそうですが、逆にすごく死にそうな未来が見えます。
意外だったのは、マルスが元は人間だったらしいのが明らかになったこと。いやアテナもポセイドンも人間として地上に出たわけだしおかしくはないのだけど……初期はまさに絶対悪という感じで描かれていたマルスですが、メディアに利用されているなら最終的に彼はどんな立場になるのかなあ。マスク無しの姿だと何かアメコミっぽいと思ったのはここだけの秘密。
エデン「もしも貴方が目を覚まさぬ時は、目を覚まさぬ時は……この命をかけて、僕はこの世界を守ってみせる!」
血涙とはなんとも車田演出な。しかし考えてみると、旧作とかアニメで血涙演出ってやったことあったかしらん。父親への愛情を残したまま、止めるために戦うというのはなんともエデンらしい決意。素直に応援したくなりました。
バトルシーンについてはバンクも活用しつつ全体的に良好で、見応えのある回でした。蒼摩と栄斗としては「頑張ってたらよく分からないけど通してくれた」みたいな気分でしょうがw 2人がかりということもあってかセブンセンシズ覚醒がお預けになっていますが、まあまだ6人の黄金聖闘士との戦いが残っているわけだし。次回は毎度おなじみ仏教系最強黄金聖闘士の乙女座回。蠍座、水瓶座、魚座ともどもこれまで姿の見えなかった聖闘士ですが、OPにまた手が加わったりするのでしょうか。
先週の感想:聖闘士星矢Ω 第35話「獅子の拳! エデン、傷心の闘い!」
<漫画感想>
期せずして探偵物2本の感想に。
UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎(2) (カドカワコミックス・エース)
山田J太によるUN-GOのコミカライズ「UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎」2巻を読了。風守の登場する事件の終盤から、新十郎が収監されてしまう事件の途中までが収録されています。1巻同様にあくまでコミカライズで話が変わったりということはありませんが、風守関係の描写強化が目立つ所。そう、風守って光子の「お兄ちゃん」だったんだよなあ。
扱いが大きく変わっているのは、新十郎が推理を間違える日輪の会事件。こちらは風守視点で新十郎と因果を見る描写に留め、事件そのものはほとんどカットしてしまうという大胆な省略をしています。新十郎と因果の関係の整理、また風守という新たな仲間の紹介エピソードという感じ。ちなみに、日輪の会事件の時の風守の格好は駒守のものだそうです。やっぱり変態だあのおっさん。
他には、「因果論」後のコミカライズのため、新十郎の心情描写の中に度々由子が登場してきます。アニメでは当然伏せられていた部分でしたから、新十郎の言葉に、行動に彼女が与えた影響をより強く感じることができる。そして最後はやっぱり言っておきたい、なしえかわいいよなしえ。アニメ放映時は手寅のイメージはなかったから、今見返したり脳内アテレコするとちょっと新鮮。
名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)
「フランケン・ふらん」の木々津克久の新作「名探偵マーニー 」1巻を読了。単行本発売を心待ちにしてました! 前作は突飛なくらいの着想を医学で無理やり着地させてしまう手腕と、そのための遠慮のない表現が楽しい作品でしたが、こちらはその着想はあくまで探偵業の中に向けられています。と言っても殺人事件が起こるわけではなく、日常の中で起きた奇妙な出来事の相談が主人公のマーニーの下に持ち込まれるというもの。
どんでん返しはありますが、そうしたものは主に動機や関係者の心情と言ったものに向けられている。探偵物を読む時に、作者との知恵比べよりストーリー全体の方を楽しみにする人と相性がいいかと思います。1話解決ものなのでサラサラ読め、また話の序盤がコミカルな場合が多く気分を切り替えて読みやすいのも嬉しい。こんなに豪勢にアイディア使っちゃっていいのかしらん。
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ジョジョの奇妙な冒険 第10話「ニューヨークのジョジョ」
K #10 「Kaleidoscope」
聖闘士星矢Ω 第36話「気高きプライド!ミケーネ、王者の拳!」
漫画感想(「UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎」2巻、「名探偵マーニー」1巻)
タイトルに連動するように食器割りましたorz
先日のポークエキスビーンズがしょんぼりだったので、カゴメの基本のトマトソースに適当に食材を突っ込んで似たようなものを作る。トマト味に染まった食材が豚ひき肉やら豆やらが美味しい。
DK3はもう一つのパーティの合流が無事成功、どちらもマルティア大森林で無事勝利。使い魔のスキルを習得したのはいいが名前を入れ忘れた。彼女の使い魔「ピョートル」はダックスフント型のぬいぐるみに憑依して使役するものです。色はチョコタン。張り切り屋ですが(ダックスフンドの癖に)持久力が低めで、少々飽きっぽい性格だったり。
ジョジョの奇妙な冒険 第10話「ニューヨークのジョジョ」
ジョセフ・ジョースター――その誇り高き血統
舞台は49年後に移り、第2部開始!今回は原作4話分の約80P相当で、ストレイツォとの戦いの開始まで。
出来事自体はほぼそのままなのですが、描写順については相当に手が加えられています。原作ではストレイツォ達の描写とジョセフ達の描写を小刻みに繰り返す構成になっており、時系列が行ったり来たりしていました(何せマフィアの男が「スピードワゴンが死んだ」と伝えた時、ストレイツォ側の描写ではまだ仮面を被ってすらいないので「え?ストレイツォの蹴りでスピードワゴンさん即死したの?」と思ってしまう)。週刊漫画としては目を引きますし単行本なら読み返せもしますが、通しで流れるアニメ1話分としては不向き。アニメではこうした時系列の行き来が減っているため、ストレイツォ側とジョセフ側の描写をそれぞれ独立してまとめて見ることができるようになっています。
こうした整理は単純な入れ替えに留まらず、時間の圧縮も行われています。原作ではジョセフとの出会いとレストランでの1件は別の日(エリナの服装が違う)なのですが、今回の話ではエリナの服装が一緒に。またレストランの前に止まった車もタクシーに描き変えられており(原作でも連続した場面ではあるが、止まった車は背部がタクシーと異なっている)、これらの出来事が1日に続け様に起こったものとして描かれています。スモーキーの服装は出会いの時とタクシーに乗る前で変わっていますが、エリナとスモーキーが服屋から出てきたようになっているので、警官に殴られて血で汚れた服の代わりかレストラン用に買ってあげたのでしょう。ちなみにストレイツォとの戦いが起きるまでにも日が変わっているので、原作ではジョセフの服が別のものになっていますが、アニメでは登場時と同じ服装。こっちは単に作画労力的な問題かな。
スピードワゴン「ジョナサンと顔はそっくりだが 性格は紳士というのはほど遠いヤツ……」
元々の見せ方がいいのはあるでしょうが、アニメでの1話分としても今回はジョセフのキャラがよく伝わる構成になっていました。ジョナサンが正統派過ぎるくらい優等生な主人公だったのに対し、ジョセフは破天荒なお調子者、そのくせ頭脳派。曽祖父ジョージⅠ世譲りの台詞を言いつつも、性格はまるで違う。ジョセフとの外見的な差異は小さい分、このギャップは実に印象的です。
ジョセフのキャラを伝えるのに演出として特に印象的だったのは、ハイジャックされた飛行機からの脱出時の「ぼくのたったふたりの家族だもんな……」がそれまでの台詞と別カットになっている部分。原作では一つのコマに収められていますが、この台詞の部分だけ切り取る事で、ジョセフの「さびしさ」や家族愛が更に伝わってくる。ここが強調されたお陰で今回ラストの涙が一層映えています。
ジョセフ「ストレイツォ! 来るのを待ってたぜ この程度で きさまが死ぬとは思わねえが スピードワゴンじいさんのかたき! 宣戦布告だぜ!!」
そのラストの涙の見せ方も、音と映像の両面でアニメというメディアを生かして作られているのが上手い。機関銃を撃つ場面でBGMをカットし、薬莢の落ちる音が止むの合図にED曲の導入。そしてそれと同時にアニメならではの視点移動を活用し、ポージングと口上の途中でジョセフの涙を視聴者に伝える。原作の機関銃を撃ちながら涙を流すのも印象的でしたが、アニメはEDへの移行を上手く盛り上げてくれています。普段おちゃらけている分、ジョセフのこういう激情ってすごく胸を突かれるんだよなあ。
ジョセフ「おばあちゃん まさか…止めんじゃないでしょうね」
今回見ていてたまらなかったのは、スモーキーを侮辱されて怒るジョセフの動き。ジョジョ立ちにしっかり動きつけちゃったよ!直後の引用の台詞も、ジョセフのジョジョらしさとジョセフらしさが見事に同居していて実に素晴らしい。こういうさりげない部分にしっかり魅力を出してくれる杉田智和の演技も良好。今回の話を最初に見た時点ではこれまでの役の色が残っているようにも感じてしまったのですが、何回か見直している内に完全に馴染んでしまいました。ジョセフでしかないわこれ。芝居がかった場面の台詞との相性が抜群だし、感情の切り替えも十分。1部から引き続き登場の飛田展男、上田燿司、川澄綾子も歳を経たキャラを上手く演じ続けており、唸らされます。特に飛田展男のストレイツォの演じ分けはベテランの貫禄としか言いようがない。
音楽も1部の松尾早人から岩崎琢に変更。SFC頃のRPGを彷彿とさせる無言の存在感のあった1部から、程よくアクの強い今回の曲調への変更はジョナサンからジョセフへの変化を象徴するかのようです。特にコーラの栓を飛ばすシーンの音楽は、静かさを残したまま場面ごとに盛り上がりが増していくシンクロぶりが凄まじい。
やー、しかしいかんなこれは。他のアニメは基本的に1回見るだけなのにジョジョだけ2,3度と見てしまうんですが、今回は6,7回見返してます。ヘビーローテーションかw 雰囲気を変えても根底は変えない、期待は裏切らない。2部は更なる盛り上がりが期待できそうです。
ところでトンプソン機関銃って、今聞くとどうしても「うぽって!!」のトンプソン先生を連想してしまいます。「ウィンウィン」したくなってくるwww
おまけ。
先週の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第9話「最後の波紋!」
K #10 「Kaleidoscope」
もう10話。
最後の舞台が学園島……ということで菊理の登場はもちろん生徒会長にもちょっとした出番が。まだ話に関わったりするのかしらん。
下向いているので当然胸が強調されるわけである。
ホモホモしいその1。こちらは何も言わずともヤンデレぶりが伝わってくるキモさが良い。しかし正直、伏見が裏切る前の2人のやりとりが想像付かないなあ。
ホモホモしいその2。旧知の仲らしいのは拘束当初の描写でもありましたが、何があったのかさっぱり分からない。十束回想回でも宗像の出番なかったし……
とりあえず箸休めにアンナの画像を撮っておきますね。
ネコ「……バイバイ」
ひょっとして今週もまともに出番ないんじゃないかと思ってたよwww 菊理の以前の行動が尊敬する人の言葉をすっ飛ばして狗朗の行動理由になるのは、学園島での出来事が「確かにあった」のを再認識させてくれるいい描写でした。とはいえ、正直いい加減にストーリーのブレーキを外して欲しい。
先週の感想:K #9 「Knell」
聖闘士星矢Ω 第36話「気高きプライド!ミケーネ、王者の拳!」
獅子座回。イオニア共々Ω初期からいるのに敵な黄金聖闘士の1人、ミケーネとのバトル。
ミケーネの過去が遂に明らかになったわけですが、王者と言うよりは忠臣と言う感じだったなあ。彼の場合裏切ったのではなく、最初からマルスの部下だったのね。裏切ったイオニアの推挙で潜り込んで……という経緯なのかなあ。こうなると聖闘士としての誇りを持っているのがよく分からない気もするんだけど。
ミケーネ「エデン様、迷いは晴れましたか。貴方が己の進むべき道を見極めたこの瞬間を、私はずっと切望していた……!」
ただまあそうした疑問点を除けば、エデン思いで一貫したキャラではある。疑問はメディアのエデンに対する扱いから、決心もエデンの決意から。ライオネットボンバーを放つ蒼摩の瞳に映るミケーネの瞳、そしてその瞳に映るエデンから過去へというのは絵的に映えてました。今後はマルスと味方側に立つであろうエデンを繋ぐキャラになりそうですが、逆にすごく死にそうな未来が見えます。
意外だったのは、マルスが元は人間だったらしいのが明らかになったこと。いやアテナもポセイドンも人間として地上に出たわけだしおかしくはないのだけど……初期はまさに絶対悪という感じで描かれていたマルスですが、メディアに利用されているなら最終的に彼はどんな立場になるのかなあ。マスク無しの姿だと何かアメコミっぽいと思ったのはここだけの秘密。
エデン「もしも貴方が目を覚まさぬ時は、目を覚まさぬ時は……この命をかけて、僕はこの世界を守ってみせる!」
血涙とはなんとも車田演出な。しかし考えてみると、旧作とかアニメで血涙演出ってやったことあったかしらん。父親への愛情を残したまま、止めるために戦うというのはなんともエデンらしい決意。素直に応援したくなりました。
バトルシーンについてはバンクも活用しつつ全体的に良好で、見応えのある回でした。蒼摩と栄斗としては「頑張ってたらよく分からないけど通してくれた」みたいな気分でしょうがw 2人がかりということもあってかセブンセンシズ覚醒がお預けになっていますが、まあまだ6人の黄金聖闘士との戦いが残っているわけだし。次回は毎度おなじみ仏教系最強黄金聖闘士の乙女座回。蠍座、水瓶座、魚座ともどもこれまで姿の見えなかった聖闘士ですが、OPにまた手が加わったりするのでしょうか。
先週の感想:聖闘士星矢Ω 第35話「獅子の拳! エデン、傷心の闘い!」
<漫画感想>
期せずして探偵物2本の感想に。
UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎(2) (カドカワコミックス・エース)
山田J太によるUN-GOのコミカライズ「UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎」2巻を読了。風守の登場する事件の終盤から、新十郎が収監されてしまう事件の途中までが収録されています。1巻同様にあくまでコミカライズで話が変わったりということはありませんが、風守関係の描写強化が目立つ所。そう、風守って光子の「お兄ちゃん」だったんだよなあ。
扱いが大きく変わっているのは、新十郎が推理を間違える日輪の会事件。こちらは風守視点で新十郎と因果を見る描写に留め、事件そのものはほとんどカットしてしまうという大胆な省略をしています。新十郎と因果の関係の整理、また風守という新たな仲間の紹介エピソードという感じ。ちなみに、日輪の会事件の時の風守の格好は駒守のものだそうです。やっぱり変態だあのおっさん。
他には、「因果論」後のコミカライズのため、新十郎の心情描写の中に度々由子が登場してきます。アニメでは当然伏せられていた部分でしたから、新十郎の言葉に、行動に彼女が与えた影響をより強く感じることができる。そして最後はやっぱり言っておきたい、なしえかわいいよなしえ。アニメ放映時は手寅のイメージはなかったから、今見返したり脳内アテレコするとちょっと新鮮。
名探偵マーニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)
「フランケン・ふらん」の木々津克久の新作「名探偵マーニー 」1巻を読了。単行本発売を心待ちにしてました! 前作は突飛なくらいの着想を医学で無理やり着地させてしまう手腕と、そのための遠慮のない表現が楽しい作品でしたが、こちらはその着想はあくまで探偵業の中に向けられています。と言っても殺人事件が起こるわけではなく、日常の中で起きた奇妙な出来事の相談が主人公のマーニーの下に持ち込まれるというもの。
どんでん返しはありますが、そうしたものは主に動機や関係者の心情と言ったものに向けられている。探偵物を読む時に、作者との知恵比べよりストーリー全体の方を楽しみにする人と相性がいいかと思います。1話解決ものなのでサラサラ読め、また話の序盤がコミカルな場合が多く気分を切り替えて読みやすいのも嬉しい。こんなに豪勢にアイディア使っちゃっていいのかしらん。
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